前回の冬キャンプで改めてケトルの良さを感じた事もあり、
コーヒータイムをより満喫するべく、ケトル用のワイヤースキッターを自作しました。
以前作成したワイヤースキッターと基本同じで、
材料費10円以下、作成時間も5分程と超簡単な内容な為、誰でも作れます。
興味ある方はお時間がある時にレッツトライ。
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ケトルも良い
日本一周旅の時はケトルは持っていかず、お湯はスノピの450マグで沸かしてました。
そして自作のワイヤースキッターを使って毎朝のようにコーヒーを淹れてました。
こいつは今でも現役です。
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ただ、それはパッキングに余裕が無いバイクキャンプでのお話。
冬キャンプで使用した時には、改めてケトルの頑丈さやフォルムの可愛さが気に入りました。
僕は焚火のそばに置いてお湯を沸かし、汚れたらたわしでガシガシこすってます。
煤で育てていく感覚も魅力だったりしますよね。
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沸かしたお湯はどういう時に使うかなのですが、僕の場合は殆どがコーヒーを飲む時です。
コーヒーを淹れるとなると、ケトルの注ぎ口では高い位置から注ぐ事となってしまい、
豆に向かってそっと注ぐのが難しかったりします。
そして後付の注ぎ口が欲しくなってきます。
でも別に市販のものを買う程の情熱は無いんよなぁ…
というわけで作ってみます。
(面倒な人は購入も全然アリだと思います。こういうやつ↓)
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材料
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材料
- ステンレス針金(30cm程)
- ペンチ
以上!超簡単。
結局ペンチは1本しか使いませんでした。
針金は100均のセリアで7m巻のもの(幅0.9mm)を使用。
(前回作成時の余り物)
30cm程しか使わないので、材料費は10円以下ですね。
ケトル注ぎ口の経に合わせて作るので、基本どんなケトルでも作れそうな気がします。
ただ取り外しの際、注ぎ口付近に多少の傷が出来る可能性がある為、コーティング等を気にするケトルには向かないかもしれません。
今回はお馴染みのトランギア(Sサイズ)用に作成します。
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これの場合、注ぎ口の長さは2cmぐらい(内径1.8cm程)。
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横幅は1.5cmぐらい(内径1.3cm程)となっています。
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こいつに合わせて作っていきます。
作成手順
説明するまでもないかもしれませんが…。
超簡単です。
2つに折る
最初に30cm程のワイヤーをちょうど半分に折り曲げ、口先の部分を作ります。
ペンチで強めに挟んでしまってOK。
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コの字に折り曲げる
先から4cm程の距離で、ワイヤーを2本とも90度に曲げます。
(もっと短くてもOK)
ワイヤーは閉じた状態で、2本ともペンチでつかんで曲げた方がやりやすいです。
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そこから更に90度ずつぐらい、コの字型になるように曲げます。
トランギアケトルの場合、1.5cmぐらい?がちょうど良い感じでした。
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このコの字部分がケトルの中にすっぽり収まる感じです。
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横に開いて曲げる
両端をそれぞれ横方向に開いて曲げます。
それだけでもOKなんですが、末端はペンチの先でつかみ、1回転させてみました。
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先っぽの余りを左右とも切り落とします。
外側に結構開く感じに曲げて仕上げます。
おしまい。
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口先の微調整
口先の部分ですが、真ん中をペンチで挟み、そこから少しだけ指で開くようにすると見た目綺麗になります。
途中で三角形を作るというか、そんなイメージです。
ちょうど折り鶴のくちばしみたいな感じ。
好みの形を探してみて下さい。
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完成
取り付けてみたらこんな感じ。
トランギアのケトル自体がシルバー色なので、こういったステンレスの針金を取り付けても違和感無いというか、割としっくりくるんじゃないかと思います。
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そこまで精度は必要ありません。
(というかかなり適当)
ケトルの出口とワイヤー2本がある程度接触していればOK。
幅は1cmぐらい開いてる方がお湯をキャッチしやすいと思います。
表面張力の面積を稼ぐ感じ。
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試用してみた
動画も撮ってみたんですが、分かりづらいかも…。
1回目がスキッターを使っていない時、2回目が使っている時になります。
ポイントはお湯の細さと、注ぐ位置を下げられる点なんですが、伝わりますでしょうか…。
何も使用していない時と比較すると、かなり極細に注げます。
チョロチョロ〜っていう感じ。
ただケトルを左右に動かすとブレる時があります。
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根本からの伝い漏れ等はどちらもありませんでした。
口先はもう少し微調整した方が良いかも。
打点が低くなるので、コーヒー豆の粉をビチャっと荒らしてしまうリスクが減ります。
(そもそも気にしない人も多そうですが、それ言っちゃうともうアレなので…)
とりあえず細くゆっくり注ぎたい、という人にはお勧め。
収納の問題
手のひらサイズで小さいといえば小さいのですが、
どこに収納しておくか問題が発生してしまいました。
作ってみた後で気づくやつ。
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蓋の取手に引っ掛けようと考えましたが、ちょっと横に開け過ぎたのか、うまくハマらない…。
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結局反対向きにして注ぎ口に突っ込みました。
これでええやん。
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長さを短く、横幅もあまり開かない構造で作れば、取手にハメて収納も可能っぽいです。
ここも好みの問題ですね。
僕は長めのクチバシが好きなようで、こんな感じに落ち着きました。
適当に作った割には良い感じに出来たのでは…と満足。
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注意点としては、ちゃんと装着してからお湯を沸かした方が良さそうですね。
取り付け・取り外しは簡単ではあるものの、
お湯が沸いてから取り付けようとすると火傷しそうな気がします。
というわけで近々これを使って外コーヒーを楽しんでみたいと思います。
興味ある方は、簡単なので作ってみて下さい。
そしてナイスなコーヒータイムを…
よろしくどうぞ。
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