KLXのメンテは続きます。
今回はエアフィルター・グリップの交換。
メンテ初心者でも手を出しやすい所でもあり、大事な所ですね。
エアフィルターの取り外し
ネバネバなオイルが嫌いで、エアフィルターの洗浄が正直一番億劫だったりします。
シートを取るとエアクリーナーボックスにアクセス出来ます。
ちなみにKLXやDトラのカスタムで定番のダクト加工(ブタ鼻外し)はしてません。
フレームにナイロンベルトを結び、シート下からちょっと出す事で荷物を固定したりしてます。
4本のボルト(10mm)を抜いて蓋を開けます。
きったねぇ…このままそっと閉じてしまいたい…
蝶ナットを外して取り出します。
この段階で手がベッタベタになります。
ゴム手袋推奨。
液体タイプのフィルタークリーナーで優しくもみ洗いし、水ですすぎます。
すすいでいると異変が。
内側の黒いスポンジがモロモロと剥がれてきました。
まだ交換して1年ぐらいなんですが…
エアフィルターの交換
まだ使えそうな気もするのですが、スポンジの粉を吸って余計エンジンに悪そうな気がしたので、結局フィルターも新調しました。
前回と同じAirTecのやつ。
昔はステッカーも同梱されてた気がするのですが、今は入ってませんね。
新しいやつは縁のスポンジも白色になってます。
耐久性が上がってたら嬉しいんですが…
新しいフィルターにフィルターオイルを吹きます。
そこまで頻繁に使わないので、ゴリゴリのオフローダー以外はスプレータイプで充分。
フィルターオイルは何でも良いと思います。
WAKOSのこれは真っ赤。
糸引くぐらいネバネバなので手につけないように注意。
ビニール袋入れて裏面にもスプレーしたあと、手でモミモミします。
あとは枠にはめ込んで取り付け完了。
結局この取付作業で手がネバネバになるんよね…
フィルターオイルはつけすぎるとボックス下部のドレンホースが詰まるので程々に。
グリップ交換
まだ使えそうではあったのですが、すり減ったり破れたりしていたグリップもついでに交換します。
グリップは今まで色々試しましたが、今回もキジマの安いグリップラバー。
何の個性も有りませんが、ぶっちゃけこれで充分なんですよね…。
日が経つとネッチョネチョになるグリップ(某社のピローグリップとか)もあったりするので、グリップもマメに変えた方が良いですね。
古いグリップは細いマイナスドライバーを差し込み、隙間からパーツクリーナーを噴射してねじると取れます。
貫通式の方がパーツクリーナーを入れやすいので交換は楽です。
面倒だったらカッターでぶった切ってもOK。
外れたらパーツクリーナーで古いボンドを取り除きます。
スロットルの先っぽが割れてました。汚ねぇ…
使用には問題ないのでこのままそっとグリップで蓋をします…
グリップ接着剤が固まって出ない…と思って力を入れたら端から勢いよく噴射。
手につくとなかなか取れません…
ちょっとしか使わないので、小さいグリップ接着剤で充分です。
接着剤を薄く塗り、奥からゆっくり差し込めばOK。
クラッチ側とスロットル側で内径の太さが違うので間違えないよう注意。
普通に乗る分には、ワイヤリングは不要です。
このグリップ、安くて良いんですが、ちょっと短いんですよね。
あと5mmで良いから長くして欲しい…。
ハンドル周りのカスタムは好み
オフロードを走っていた頃は、鉄で囲うタイプのハンドガードをつけたりしてました。
最初は喜んで使ってましたが、転け方次第で普通にレバーは折れるし、ハンドリングも重く、
転けた時の衝撃がハンドルにダイレクトにいっちゃう感じが嫌になってやめました。
見た目はアドベンチャー感が増しますが…
バーエンドプラグは転倒を繰り返すと六角のネジ穴が潰れて取り外しが大変になります。
ジータのこれはアルミ製だからか、岩にヒットすると一撃でお釈迦になりました。
そんな経緯で現状の普通な感じに落ち着いてます。
今はオフロードも走っていないので、何でも良いんですけどね。
オフ車で好みが分かれる所はハンドル周りな気がします。
乗り心地に直結しますもんね。
お好きなカスタムをどうぞ。
そんなわけでまだメンテは続きます…
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