今回も大事なパーツ、ブレーキパッドの交換。
日本一周前にキャリパーのオーバーホールはしていたで、フロントブレーキパッドのみ交換します。
交換作業自体はめっちゃ簡単です。
リアのブレーキパッドは西日本編直後に交換した為、まだ交換しません。
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ブレーキキャリパーの取り外し
最初に左側のフォークガードを取り外します。
下部のボルト3本を抜き、はまっているブレーキホースを外し、スライドすると抜けます。
このパーツは転倒時に割れやすい&紫外線でパキパキになるので、社外品に何度か交換してます。
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ブレーキキャリパーは2本の六角ボルトで止まっています。
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ブレーキホースを止めている8mmのボルトも取り外します。
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これでキャリパーが取れる…と思ったら取れませんでした。
仕方ないのでフロントタイヤを外します。
リフトスタンドがあると楽。
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DRCのリフトスタンドを愛用してますが、今はリーズナブルなスタンドも結構ありそうですね。
オフ車の場合は一升瓶のケースに乗せてる人も多いかと思います。
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10mmのフランジナットを4箇所緩め、17mmのソケットを差し込んで回します。
するとシャフトが抜けます。
ナットが錆びてますね…
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前方に引っ張ると簡単にタイヤが取れます。
メーターも外してぶら下げておきます。
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キャリパーが外れました。
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ブレーキダストでそれなりに汚れています。
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ブレーキパッドの交換
ブレーキピンを抜いてパッドを交換します。
キャリパー下部の蓋みたいなネジをマイナスドライバーで外します。
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蓋を取ると六角の穴が出現するので、これを緩めて抜きます。
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ブレーキピンが抜けると同時にブレーキパッドも取れます。
ブレーキピンはパーツクリーナーで綺麗にし、摩耗などが無いか確認しておきます。
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パッドの厚みは残り1mmぐらいでしょうか。
ブレーキは効いてましたが、結構消耗してましたね…
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新旧比較。
今回もデイトナの赤パッドにします。
本来であればスリットが無くなる前に交換しといた方が良いです。
(これは良くない例)
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このままだとブレーキピストンが飛び出しすぎていて新しいパッドが入らない為、ピストンを押し戻します。
油圧が邪魔しないように、ハンドル側のリザーバータンクの蓋を開けておきます。
ついでにタンク内のフルードをウエスで吸い取りつつ、綺麗にしときます。
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ピストン周りはダストで汚れているので、歯ブラシで出来るだけ綺麗にします。
ダストの付着以外は綺麗でした。
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ピストンの側面にシリコン系のグリスをスプレーします。
そしてピストンを押し戻します。
あまりお勧めでは無いのですが、僕は古いブレーキパッドをあてて、ウエスで包みながらウォーターポンププライヤーでぐっと挟んでます。
硬い時はマイナスドライバーを差し込んでテコの原理で押し込んだりもしてました。
ここの動きが渋すぎるようなら、ピストンやシールを交換した方が良いです。
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これぐらい奥にピストンを戻せればOK。
ピストン2つのツラはだいたい合わせておきます。
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ブレーキパッドの裏に鳴き止め剤を吹きます。
効果の程はよく分かってないんですが、おまじない程度に吹いてます。
パッドグリスなら何でも良いと思います。
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ブレーキピンにシリコングリスを薄く塗り、新しいパッドを装着して元通り差し込みます。
ディスク1枚分のスペースは開けておく事。
拘る人はパッドのあたりを良くする為に角をヤスリがけしたりしますが、ぼくはやってません。
(違いがよく分からん)
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あとはブレーキキャリパーを取りつけ、タイヤを元通り差し込んだら完了。
ピストンが戻しきれていないと、ディスクがうまく入らないので注意。
ついでにシャフトもグリスアップしておきます。
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ピストンが奥に入ったことで、リザーバータンク内の油面が上昇してるはずです。
溢れないように注意。
ブレーキフルードを継ぎ足し、何度かレバーを握ってエア噛みしていないか確認。
蓋を閉めれば完了です。
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ブレーキフルードは塗装面をボロボロにしてしまうので、付着した場合はパーツクリーナーでしっかりと除去しておきましょう。
お疲れ様でした。
当然ながら、以前よりもブレーキの効きは良くなりました。
やっぱりブレーキパッドは大事ですね。
それよりもまずいのが、フロントフォークの点サビですね…。
ブレーキディスク横に大量に発生している事が発覚しました。
簡単には取れそうにありません。
フルボトムしたらフォークのシールが死んでしまいそうです。
今はそういう乗り方もしていないので、とりあえずこのまま様子をみてみます。
続きます…
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