実家のチャリを復活させる【ステム・ハンドル交換編】

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前回の続きです。
グリップとサドルを交換した親父のチャリは一旦置いておき、
次はオカンのチャリを修理します。


こちらの自転車は劣化具合が重症。
加えてお年寄りにはしんどいポジションの自転車だった為、
修理ついでにもっと楽なポジション(ママチャリ寄り)に変更していきます。

目次

シェファードシティの状態

問題のオカンのチャリ。
ライトウェイのSHEPHERED CITYというモデルらしい。
イギリス発の自転車メーカーみたいですね。



前回修理したルイガノのTR1と比べると、ロードバイク寄りというか、シティーライド向けの自転車ですね。
やや前傾姿勢、タイヤも細めでフロントフォークもリジットになってます。


…しかしハンドルにはクソ重い前カゴが取り付けられ、非常にアンバランスな見た目になっています。
そしてあちこちボロボロ。

スポークには蔦が巻いてます。
タイヤの空気も抜けきってます。


ケツ圧により崩壊寸前のサドル。
新車時は純白の美しい見た目だった気がします…


一番酷いのがワイヤー類。
アウターケーブルがパキパキに割れ、中のワイヤーも錆びまくってます。
変速機も動きません。

TR1と同じく、一応屋根の下に置いてはいたのですが、
吹き込む雨水と紫外線の力でこんな事になってしまうようです。


紫と白基調のボディカラーに惹かれて購入したそうなのですが、
新車時から変わり果て、見るも無惨な現状…
このチャリをもう少し快適に乗れるように修理していきます。

ステムの交換

元々ついていたハンドルの錆が酷いのと、
もう少し楽なポジションに変更する為、
ハンドルまわりは全て交換してしまいます。
手の位置をもっと近く高く、ママチャリっぽく変更するのが目標。


最初にグリップとシフターのボルトを緩め、取り外します。


ステムのボルトを緩め、抜き去ります。
レバー類は下にぶら下げた状態。


クランプ径を測ってから、合いそうなサイズのステムを注文します。


今回選んだステムがこちらの110mm。
手軽に角度調整も出来て使いやすそうです。
本当はシルバー色が欲しかったんですが、Amazonでは見つかりませんでした…


新しいステムを装着し、ステム横のボルトとコラムキャップのボルトを締めます。


若干高さが足りなかったので、スペーサーのリングを1つ追加しました。
購入したステムに高さ5mm程のスペーサーが2つ付属していたので、そちらを使用。

ステム交換時、フロントフォークが抜けそうになってしまいました。
コラムキャップボルトの締め込みが甘いと、かなり危険そうです。
ヘッドパーツがズレていないかを確認しながら締める事。

ハンドルの交換

錆が酷いハンドルも交換します。
選んだのは至ってオーソドックスな形状のハンドル。

上が新しいハンドル。
下が旧ハンドル。
旧ハンドルはほぼストレートに近い形状でした。


ステム先端4箇所のボルトを外し、新ハンドルを装着。
中心に合わせてボルトを締めれば完成。

ステムは付け根のボルトを緩める事で、60度まで角度を変更する事が出来ます。
結構角度を上向きにして取り付けました。

ステム、ハンドル交換は簡単

ステムとハンドルの交換は、めっちゃ簡単でした。
特殊工具も不要で、素人でも気軽に交換出来てしまいます。

しかし、長さや角度、素材などパーツの選択肢が多く、悩む人も多い気がします。
まずはどのように走りたいのか、目的に合わせてパーツを選ぶ必要がありそうです。

今回は角度調整が出来るタイプのステムを選択しましたが、
自分好みのポジションに簡単に変更出来るので、これはなかなか便利だと思いました。


というわけで以前よりもハンドル位置が高く、手元に近付きました。
かなり自転車の性格が変わりそうですね。


続きます…

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