前回の続きです。
グリップとサドルを交換した親父のチャリは一旦置いておき、
次はオカンのチャリを修理します。
こちらの自転車は劣化具合が重症。
加えてお年寄りにはしんどいポジションの自転車だった為、
修理ついでにもっと楽なポジション(ママチャリ寄り)に変更していきます。
![](https://j-chilling.com/wp-content/uploads/2024/03/E440E82F-1961-41B5-AD2C-8B7C8ED18DBC_1_105_c-300x225.jpeg)
シェファードシティの状態
問題のオカンのチャリ。
ライトウェイのSHEPHERED CITYというモデルらしい。
イギリス発の自転車メーカーみたいですね。
![](https://j-chilling.com/wp-content/uploads/2024/03/1B683C76-0387-45F9-919C-2DBBEB11FB92_1_105_c.jpeg)
前回修理したルイガノのTR1と比べると、ロードバイク寄りというか、シティーライド向けの自転車ですね。
やや前傾姿勢、タイヤも細めでフロントフォークもリジットになってます。
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…しかしハンドルにはクソ重い前カゴが取り付けられ、非常にアンバランスな見た目になっています。
そしてあちこちボロボロ。
スポークには蔦が巻いてます。
タイヤの空気も抜けきってます。
![](https://j-chilling.com/wp-content/uploads/2024/03/8CDA5014-D0CA-4A92-9080-71BFDA04A82F_1_105_c.jpeg)
ケツ圧により崩壊寸前のサドル。
新車時は純白の美しい見た目だった気がします…
![](https://j-chilling.com/wp-content/uploads/2024/03/12DF50CD-E891-4693-BAC7-99D1D52BAC26_1_105_c.jpeg)
一番酷いのがワイヤー類。
アウターケーブルがパキパキに割れ、中のワイヤーも錆びまくってます。
変速機も動きません。
![](https://j-chilling.com/wp-content/uploads/2024/03/68AC095D-8D2B-4471-A775-912B3A2326C8_1_105_c.jpeg)
TR1と同じく、一応屋根の下に置いてはいたのですが、
吹き込む雨水と紫外線の力でこんな事になってしまうようです。
紫と白基調のボディカラーに惹かれて購入したそうなのですが、
新車時から変わり果て、見るも無惨な現状…
このチャリをもう少し快適に乗れるように修理していきます。
ステムの交換
元々ついていたハンドルの錆が酷いのと、
もう少し楽なポジションに変更する為、
ハンドルまわりは全て交換してしまいます。
手の位置をもっと近く高く、ママチャリっぽく変更するのが目標。
最初にグリップとシフターのボルトを緩め、取り外します。
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ステムのボルトを緩め、抜き去ります。
レバー類は下にぶら下げた状態。
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クランプ径を測ってから、合いそうなサイズのステムを注文します。
![](https://j-chilling.com/wp-content/uploads/2024/03/A88D9FA8-F385-4BA7-B629-0720BB55AF22_1_105_c.jpeg)
今回選んだステムがこちらの110mm。
手軽に角度調整も出来て使いやすそうです。
本当はシルバー色が欲しかったんですが、Amazonでは見つかりませんでした…
![](https://j-chilling.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
![](https://j-chilling.com/wp-content/uploads/2024/03/B7C1D965-FE7B-45E1-A4F1-56B73E7AB260_1_105_c.jpeg)
新しいステムを装着し、ステム横のボルトとコラムキャップのボルトを締めます。
![](https://j-chilling.com/wp-content/uploads/2024/03/E3FD20CA-3FFE-4908-B971-84803E509C86_1_105_c.jpeg)
若干高さが足りなかったので、スペーサーのリングを1つ追加しました。
購入したステムに高さ5mm程のスペーサーが2つ付属していたので、そちらを使用。
![](https://j-chilling.com/wp-content/uploads/2024/03/6C285297-A266-484D-A034-78C5815AC584_1_105_c.jpeg)
ステム交換時、フロントフォークが抜けそうになってしまいました。
コラムキャップボルトの締め込みが甘いと、かなり危険そうです。
ヘッドパーツがズレていないかを確認しながら締める事。
ハンドルの交換
錆が酷いハンドルも交換します。
選んだのは至ってオーソドックスな形状のハンドル。
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![](https://j-chilling.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
上が新しいハンドル。
下が旧ハンドル。
旧ハンドルはほぼストレートに近い形状でした。
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ステム先端4箇所のボルトを外し、新ハンドルを装着。
中心に合わせてボルトを締めれば完成。
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ステムは付け根のボルトを緩める事で、60度まで角度を変更する事が出来ます。
結構角度を上向きにして取り付けました。
ステム、ハンドル交換は簡単
ステムとハンドルの交換は、めっちゃ簡単でした。
特殊工具も不要で、素人でも気軽に交換出来てしまいます。
しかし、長さや角度、素材などパーツの選択肢が多く、悩む人も多い気がします。
まずはどのように走りたいのか、目的に合わせてパーツを選ぶ必要がありそうです。
今回は角度調整が出来るタイプのステムを選択しましたが、
自分好みのポジションに簡単に変更出来るので、これはなかなか便利だと思いました。
というわけで以前よりもハンドル位置が高く、手元に近付きました。
かなり自転車の性格が変わりそうですね。
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続きます…
![](https://j-chilling.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
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