【バイク一人旅】長旅の宿泊施設の種類と特徴まとめ

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前回の快活記事の続きです。
ついでにバイク一人旅における、宿泊施設の種類と、
それぞれのメリット・デメリットをまとめてみました。

日本一周旅の間は色々な所に泊まってきましたが、
どの宿泊先もそれぞれ良い所が沢山ありました。
長旅に出ると、その日の天気や自分のコンディション等、
状況に応じてベストな宿泊手段を探す事になると思います。
宿探しの参考にどうぞ。

お勧めの宿もリンク貼ってるから見てみてね。

目次

宿泊施設の種類

とりあえず思いつく宿泊手段を挙げてみます。
線引きが曖昧な所もあるのですが…。
色々あるんですよね。

  • キャンプ場(テント泊)
  • バンガロー(コテージ泊)
  • ネットカフェ(快活CLUB)
  • ビジネスホテル
  • カプセルホテル
  • スーパー銭湯
  • ゲストハウス
  • ライダーハウス
  • ユースホステル
  • 旅館
  • 民宿
  • 知人宅


このうち、ユースホステルとカプセルホテル以外は、今回の日本一周旅で宿泊してきました。
他にもあると思いますが、比較的安価に宿泊出来る所をチョイスしています。

お金に余裕があれば、豪華な温泉旅館やシティホテルに泊まるのも良いですね。
長旅する人の多くはそんなに余裕が無いと思いますので、今回は除外します…。

あと今回はバイクでの一人旅前提の為、
キャンピングカーや車中泊は候補から除いています。
それと野宿系(道の駅とか公園とか)はあまりお勧めしてません。

僕が泊まった所、宿泊費については別で費用の記事にまとめています。

宿探しの方法

僕は基本的にGoogleMapで探していました。
例えば「ビジネスホテル」等で検索すると、
その日の宿泊料と合わせて表示されるので、便利です。
「キャンプ場」と検索すれば、だいたい最寄りのキャンプ場が把握できます。
(料金は口コミなどをチェックする必要がありますが)

簡単に宿泊料金と場所が分かる

全国旅行支援」が始まった時は、
楽天トラベル」と「じゃらん」を交互に見て調べたりしていました。
楽天トラベルの場合は、楽天ポイントもついてお得でしたが、
混雑の為使いづらい時もありました。
じゃらんにしか載っていない宿も結構あったりして、便利でした。


格安のキャンプ場やライダーハウス、バンガローを探す場合は、
はちのす」というサイトもお勧めです。
ジャンル別にまとめられ、口コミの数も多いので参考になると思います。
もはや旅人の定番。
僕はモバイル版のページをブックマークに保存して使ってました。

宿泊施設のメリット・デメリット

というわけで思いつく宿泊施設について、
それぞれのメリット・デメリットを挙げていきます。
お勧めの宿は写真にリンクを貼っています

キャンプ場(テント泊)

初期費用(テント、寝袋、マット等)がかかりますが、
宿代自体は一番安く抑える事が出来ます。
特に北海道などでは、無料で綺麗なキャンプ場も多いです。
海沿いや山林など、キャンプ場によって様々な自然を満喫出来ます。

宿泊予算:0円〜3,000円

メリットデメリット
安い(無料の所が多い)
キャンプという非日常を味わえる
テント内は自分だけの空間
地方に多い(山や海沿い)
寝心地は良くな
基本電源無し、風呂は別
周りの環境に影響する
テント設営撤収が手間
快適に過ごす為には経験が必要

テント泊を続けていると、設営撤収が面倒になってきます。
僕はNaturehikeの定番テント、CloudUp2をバイクに積んでいました。
10分程で設営出来るものなんですが、それでも面倒でした。
特に雨の日の撤収は悲惨です。
※CloudUp2自体は、コスパの良い軽量テントでお勧めです。

マットや寝袋にもよりますが、寝心地はあまり良くありません。
周りが騒がしいキャンプ場だとなおさら眠れません。
(周りは野生動物しか居ないっていう所も怖くて寝れない…)
暑かったり寒かったり、
風が強い日も辛かったりします。
慣れないうちは疲れが取れないと思います。


それでも、テントを持っていく事で宿の幅が広がるのも事実です。
キャンプ場でしか見られない景色もあります。

一番「俺、旅してるわ〜感」を味わえます。
宿泊費を浮かす目的よりも、キャンプ自体を楽しみたい人向けな気がします。
キャンプに疲れたら、他の宿を検討してみましょう。

バンガロー(コテージ泊)

意外と泊まる人は少ないかも…?
キャンプ場に併設されている所が多いです。
テント設営撤収の手間が省けるだけで、快適に感じたりします。
泊まるバンガローによって、値段にバラつきがあります。
6人ぐらい寝れる所を1棟貸し、みたいな所は高いです。

宿泊予算:500円〜6,000円

メリットデメリット
周りが静かな所が多い
テントが無くてもキャンプっぽさを味わえる
自分だけのスペース
電源がある所が多い
料金が高い所もある
寝心地は良くない(寝袋の為)
そもそもバンガローが無い所が多い
トイレが離れていて面倒

コテージとバンガロー、両者の違いはトイレやシャワー等、ホテル並みの設備が室内にあるか無いか、です。
基本的にバンガローは安い代わりに、寝るスペースしか無いという所が殆ど。
寝袋とマットは必須です。
それでも、ソロテントよりは広い室内で、床もフラットなので、快適に感じる所が多いです。
電源が使える所も多く、雨の日は重宝します。
個性的な所が多いので、良い思い出になります。

ネットカフェ(快活CLUB)

学生や若者の味方、快活CLUB(実家)。
僕はかなりお世話になりました。
立派な宿泊手段の一つだと思います。

宿泊予算:2,000円〜4,000円

メリットデメリット
予約不要で気軽に入れる
全国どこにでもある
電源wifiソフトドリンクなど無料
シャワーやモーニングなど(店舗による)
寝心地は良くない(うるさい)
時間管理が必要(ゆっくりは出来ない)
周りの客の運次第
繁忙期は入れない時もある

ナイト8時間パック等を使えばお得に泊まれます。
が、寝るためには色々とコツが要る場所でもあります。
快活については別記事にまとめています。

ビジネスホテル

都市部に多く、しっかりとしたベッドで眠れます。
プライベート感のある部屋で快適ではあるのですが、
その分誰とも接点は無く、宿自体が面白みに欠ける所が殆ど。

宿泊予算:4,000円〜8,000円

メリットデメリット
しっかりしたベッドで寝れる
プライベートな空間
都市部に多い
ほどほどのサービスで快適
そこそこ宿泊費がかかる
旅人との出会いは無い
面白みが無い
予約は必要

一番割り切って使える場所、という感じです。
安心して過ごすことが出来るので、
旅に疲れた時に、一旦リセットする場所としてもお勧め。
雨の日はビジホに連泊して、傘をさしながら周辺を散策してました。

カプセルホテル

都市部で安く泊まるなら、候補の一つに挙がってくると思います。
ビジネスホテルよりも安価で泊まれる所ですね。
カプセルのような、限られた空間で寝ることになります。

宿泊予算:3,000円〜7,000円

メリットデメリット
比較的安価
電源wifiなど無料
狭い空間が好きな人にはハマる
共用スペースが充実している所が多い
荷物置き場が狭い所も多い
鍵を掛けられない
うるさい時もある(周りの客の運次第)
予約は必要
こういう所ね

僕は今回の旅ではカプセルホテルには泊まりませんでした。
いびきのうるさい人が近いと、ネカフェと同レベルの快適性ですし、
都市部で泊まるんなら、むしろ快活の方がセキュリティ的にも安心感があり、予約も不要なので…。

これは好みの問題な気もします。
最近はもっとお洒落なカプセルホテルも増えているようです。

スーパー銭湯

意外と便利なのが、24時間営業しているスーパー銭湯。
マッサージシートや大部屋で雑魚寝の所が多いのですが、
安価で宿泊でき、豪華なお風呂も楽しめます。
館内着やタオルも貸してくれる為、手ぶらで入店してOKなのも嬉しいですね。

宿泊予算:1,500円〜4,000円

メリットデメリット
お風呂が充実している
館内着やタオル付きの所が多い
充実した共用スペース(漫画など)
食事出来る施設も中にある
鍵付きのロッカーが狭い所が多い
混雑する時間帯がある
うるさい時もある(周りの客の運次第)
プライベート空間はほぼ0

予約はしなくても大丈夫な所が多いです。
お風呂と宿泊をセットで考えたら、かなりお得なのでは…?
スパ銭はお洒落で綺麗な所が多く、僕は今回の旅で好きになりました。
いびきがうるさい人も居るので、快活と同様、耳栓はあった方が良いです。

ちょっと色々挙げすぎたかも…。
どこもお勧めのスパ銭です。

ゲストハウス

ゲストハウスは格安で泊まれるアットホームなお宿。
ドミトリー式の所が多いですが、ベッドやお布団は旅人にとってありがたい存在になります。
他に宿泊している旅人や、宿のオーナーとのコミュニケーションの機会が多く、オーナーの性格が現れる所でもあります。

宿泊予算:1,000円〜4,000円

メリットデメリット
旅人とのコミュニケーションが多い
予想外のおもてなしをされる時もある
アットホームな落ち着く空間
調理器具を貸してくれる所も多い
プライベート空間は少ない
セキュリティが不安な面も
うるさい時もある(周りの客の運次第)
どんな所かはオーナー次第

無理してコミュニケーションをとる必要はなく、
そういうのがしんどい時は、外へ買い出しに行ったりベッドに引き篭もってもOK。

オーナー自身も旅が好きで、旅人の良き理解者であるパターンが多いです。
まるで実家のような居心地の良さを感じられる所もあり、
沈没の危険性(居心地の良さのあまり旅人が1箇所に長期滞在してしまう事)もあります。

ライダーハウス

ライダーハウスとゲストハウスの違いって、何なんでしょうね…。
バイクを駐車出来るスペースがあるか無いか、ぐらいの違いだと思います。

ライダーに向けた宿の為、宿泊客はほぼライダーかチャリダー。
あとはライダーハウスはベッドが無く、寝袋マット持参で雑魚寝スタイルの所が多いです。
その分料金が安い所も多い気がします。

宿泊予算:500円〜3,000円

メリットデメリット
旅人とのコミュニケーションが多い
バイク好きのオーナーが殆ど
バイクメンテをさせてくれる所もある
調理器具を貸してくれる所も多い
プライベート空間は少ない
セキュリティが不安な面も
うるさい時もある(周りの客の運次第)
基本ライダーかチャリダーしか泊まれない

当日電話すれば泊まれる所が多いですが、人気の所は結構前から予約が必要だったりします。
ライダーハウスも個性的な所が多く、
オーナーがバイク好きばかりなので、バイクで旅をする人には楽しい所です。

ユースホステル

今回泊まることはありませんでしたが、
ユースホステルも選択肢に入れて良いと思います。

ユースホステル協会という全国的なネットワークが存在し、
そこに登録している宿はユースホステルと名乗っているそうです。
あまりゲストハウスとの違いが無い気がしますが…。

宿泊予算:3,000円〜5,000円

メリットデメリット
旅人とのコミュニケーションが多い
国際的な出会いが多いかも
アットホームな落ち着く空間
調理器具を貸してくれる所も多い
プライベート空間は少ない
セキュリティが不安な面も
うるさい時もある(周りの客の運次第)
時間管理が厳しいかも

僕は泊まってないので何とも言えません…。
海外だったらこっちの方がメジャーかも、っていうイメージがありますね。
会員だったら割引金額で泊まれるようです。

旅館

ここで挙げる旅館は、高級な温泉旅館ではなく、
こじんまりとした民宿寄りの旅館です。

大きなデメリットは特に見当たらず、
個人的に一番疲れが取れて好きな宿泊施設が、小ぶりな旅館です。
畳の部屋が落ち着き、布団で熟睡出来ます。
基本素泊まりですが、朝食が美味しい所も多いです。

宿泊予算:3,000円〜7,000円

メリットデメリット
畳の落ち着く空間
静かな所が多く熟睡出来る
朝食が美味しい所が多い
比較的安価で宿泊出来る
予約が必要
人気の旅館はなかなか取れない

比較的安価で宿泊出来ますし、探せばこういった旅館は結構見つかります。
「全国旅行支援」など、自治体のキャンペーンを上手く利用すればお得に泊まれます

民宿

民宿は家族で経営されていて、アットホームな雰囲気の所が多いのが特徴。
比較的安く、しっかりとした個室で休む事が出来ます。

宿泊予算:3,000円〜6,000円

メリットデメリット
しっかり個室で休める
アットホームな雰囲気の所が多い
朝食が美味しい所が多い
比較的安価で宿泊出来る
予約は必要
それなりの設備な所もある

旅館との境目が曖昧ですね…。
民宿も落ち着く所が多いので、僕は好きです。

知人宅

家に泊めさせてくれる知人・友人が居る場合は、転がり込むのも手です。
気を使わない間柄というのが前提ですが、なんだかんだで最強です。
僕は姉宅に14泊もしていました。

宿泊予算:0円〜お土産代

メリットデメリット
余計な気を使わなくて良い
宿代がかからない
ほぼ自宅と同じ雰囲気で過ごせる
出発するタイミングを逃す
長期滞在してしまう恐れあり

長居してしまうのが、玉に瑕です。
お世話になる人には、いつか恩返ししましょうね…

沢山の選択肢から探すのが楽しい

色々と宿の種類を挙げましたが、
一概にどこが良くてどこが駄目とか、そういうのはありません。
どの宿も魅力たっぷりなのです。

日本全国を回っていると、個性的な宿が沢山ある事に気づきます。
そして予算や天気、自分の体調など…
その日の状況に応じて、泊まりたい宿というのは変わってきます。


素敵な宿との出会いは、旅を一層楽しいものにしてくれます。
今回挙げた中で「こんな所泊まった事無いよ」っていう宿が一つでもあった方は、
是非選択肢の一つに加えてみて下さい。
宿探しの可能性が広がると、旅の可能性も無限大です。


長々と失礼しました。それでは〜

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