旅おやつのラストは東北・北海道編。
日本一周旅で食べた、思い出深いおやつを紹介します。
今回もなるべくソフトクリームは控えめに、
食べてきた数少ないスイーツの中から淡々と紹介していきます。
近くに寄った際には、是非お立ち寄りを。
西日本編から見てみてね。
美味しかったおやつ(東北・北海道編10選)
南から北に上がっていく感じで紹介していきます。
cafe RST:焼きジョーズ
(宮城県 気仙沼市)
宮城県気仙沼市を代表するライダーズカフェ。
店内はお洒落で落ち着く空間です。
こちらの名物が、気仙沼のシンボルであるサメをモチーフにした、鯛焼きならぬサメ焼き、「焼きジョーズ」。
素晴らしいネーミングだと思います。
可愛いくて食べるのが勿体ない…。
生地にはホットケーキの粉を使用しているそうで、ふわふわ食感+優しい甘さ。
水出しのアイスコーヒーともよく合います。
お昼に頂いた「オリジナルスパイシーカレー」も美味。
1つ1つお手拭きに描かれた絵も可愛いですね。
マスターもママも親切で優しい方です。
気仙沼に行くライダーは是非とも立ち寄りたいお店。
かもめテラス:かもめソフト
(岩手県 大船渡市)
三陸銘菓で知られる「かもめの玉子」を生んだ「さいとう製菓株式会社」が2017年にオープンさせた店舗、かもめテラス。
大船渡市の中心地にあり、広く清潔な店内です。
こちらの名物が、かもめの玉子の黄身餡をかけた、かもめソフト。
なめらかな黄味餡とソフトクリームのミルキー感がよく合います。
ぶっ刺さっているかもめの羽はホワイトチョコ。
ピカチュウの耳みたいですね。
ワッフルコーンも美味しいです。
かもめの玉子自体も美味しいですよね。
色々な種類が詰まったギフトをお土産に送りましたが、家族から好評だったのはノーマルタイプでした。
小岩井ファームキッチン:ソフトクリーム
(岩手県 雫石町)
「またソフトクリームかよ」という感じなのですが、ここだけ突出した感じだったので、紹介します…!
岩手県の小岩井農場敷地内で販売されているソフトクリーム。
他のソフトクリームと比べて、凄く脂肪分が多い感じがします。
柔らかすぎて形もちょっと潰れ気味。
そこが美味いんですよね。
生乳の味わいが活かされた、濃厚なソフトクリームでした。
「ここのソフトクリームが一番美味い」っていう人も多いかも。
ガツンと来るこってり系ソフトクリームです。
道の駅いわいずみ:岩泉ヨーグルトタルト
(岩手県 岩泉町)
道の駅いわいずみで朝食代わりに頂いたセット。
岩泉ヨーグルトをたっぷりと使い、中にシャキシャキりんごのコンポートを入れて焼き上げたベイクドヨーグルトタルトです。
冷凍されているので、いい具合に溶けるまで時間がかかりました。
岩泉ヨーグルトは酸味が独特で爽やか。
とても美味しかったです。
岩泉の乳製品はどれもスッキリしていて美味しい気がします。
水も綺麗な場所です。
ドラゴンブルーがトレードカラー。
なまはげ像前:ババヘラアイス
(秋田県 男鹿市)
秋田県に来たら是非とも食べておきたい、ババヘラアイス。
お花みたいな形なので、薔薇とか、何か植物からその名称がつけられているのかと思っていたのですが、
「おばちゃん(婆)がヘラを使って盛り付けるアイス」なのでババヘラアイスと呼ぶらしいです。
秋田市内でも何件かアイス屋さんのパラソルを見たのですが、
僕は男鹿半島のなまはげ像前のお店でおばちゃんに作ってもらいました。
ピンク色はいちご味、黄色はバナナ味らしいのですが、味の違いはよく分かりませんでした…。
冷たくて美味しいのですが、きつい日差しの下では速攻で溶けます。
スピード勝負で食べきった方が良さげです。
ファミリオ:きりたんぽ・あんぷら餅
(秋田県 男鹿市)
秋田県に来たら食べておきたいものの2つめ、きりたんぽ。
すりつぶしたうるち米のご飯を棒に巻き付けて焼いたたんぽ餅。
僕は寒風山まで行ったついでに、展望レストランで頂きました。
合わせてあんぷら餅も注文。
「あんぷら」とは、男鹿半島では「じゃがいも」の意味だそうです。
じゃがいもに片栗粉を加えてお餅のような形にしたもの。
上にちょっとだけ味噌が乗ってます。
美味しかったのですが、両者とも想像以上でも以下でも無かったというのが正直な所…。
きりたんぽが最高に美味しいお店ってあるんでしょうかね…。
酸ヶ湯温泉:生姜味噌おでん
(青森県 青森市)
酸ヶ湯温泉に浸かったついでに頂いたおやつ。
生姜味噌おでんは、戦後青森駅周辺で冬の厳しい寒さの中、青函連絡船に乗り込もうとする船客の体を少しでも暖めようと、屋台のおでんの味噌に生姜をすりおろして入れたのが喜ばれ、広まったといわれているそうです。
確かに生姜味噌は体が温まるような気がします。
標高が高く、割と寒い地域だったので有り難いですね。
おでんはつみれ、たけのこ、こんにゃくの順に串に刺さり、素朴な味でしたが、美味しいです。
一緒に頂いたそばまんじゅうも温かく、しっかりとそばの香りがしました。
道の駅いまべつ:がっぱらもち
(青森県 今別町)
津軽地方の郷土お菓子。
おやつも無い時代に、米粉に貴重な砂糖や小豆を混ぜ、薄く伸ばした生地を焼いて食べていたとの事。
「がばっと(一気に)ひっくり返す」という津軽の方言から、がっぱらもちと言われているそうです。
シンプルなもっちりパンケーキといった感じ。
優しく自然な甘さ。
この飾り気無い感じが結構好きですね…。
南山商店:しそジュース
(北海道 旭川市)
「北海道まで来たら、もっと美味いもんあるだろ…しかも飲み物やんけ…」
というツッコミが聞こえてきそうなのですが、
独特な雰囲気が印象に残っているので紹介します。
石狩川の急流を望む景勝地・神居古潭(かむいこたん)…の入り口にある老舗のお土産さん、南山商店。
ゆでとうきび等も名物なようですが、中でも目を惹いたのが「つめたいしそジュース」と書かれた張り紙です。
100円を払うと、お母さんが紙コップに注いでくれます。
冷蔵庫で冷やされた「古潭そだち」というラベルが貼られた瓶詰めのジュースです。
鮮やかな紫色で、お味はすっきり爽やか。
どこか懐かしい感じもします。
昔噛んだ事のある、ロッテの梅ガムの味にそっくりでした。
クランベリー:スイートポテト
(北海道 帯広市)
最後にやっとおやつっぽいものを紹介します…!
帯広市にある洋菓子の名店、クランベリー。
販売されている洋菓子はどれも美味しそうなのですが、
こちらの名物はなんといっても量り売りのバカでかいスイートポテトです。
1972年の創業以来作り続けられている伝統の味。
カット販売はされておらず、1個単位で購入します。
店員さんに「一番小さいやつを下さい」というと、1160円分のものを出してくれました。
だいたい450gくらいですね。
これで最小なの…?と疑うサイズでズッシリしています。
食べてみるとかなり美味しいです。
土台がさつまいもの皮になっており、お芋感と甘さが丁度良い。
しかし450gは大きすぎて、一人で食べきるにはかなり辛かったです。
腹いっぱいスイーツを食べる夢を叶えてくれたお店。
でも誰かとシェアして食べた方が幸せになれると思います。
オマケ:北海道のおやつ
今回も3回に分けて全国の旅おやつを紹介してきました。
が、全体的に液体が多めになってしまいました…。
ご当地グルメは結構意識しながら食べてきたつもりなんですが、おやつに関してはお手軽なソフトクリームやドリンク系を選ぶ事が多かったです。
暑い日が多かったのも大きな理由。
「もっと美味いもの沢山あるよ!」という声が聞こえてきそうです…。
オマケとして、紹介しきれなかった北海道のおやつ写真を貼って終わります。
どれも美味しかったんですが、やっぱり液体が多いっていう…。
最後までご覧頂きありがとうございました。
それではまた〜
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