【実際に辞めて気づく】会社を辞めたメリット・デメリット

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こんにちは、ヒロマスです。
退職の挨拶を済ませ、会社に行かなくなってから1ヶ月が経過しました。
もうすぐ正式に退職になります。

実際辞めた今となっては清々しい気持ちしかないのですが、
現時点で感じるメリットとデメリットを勝手にまとめてみようと思います。

目次

辞めたメリット

通勤時間からの開放

毎日決まった時間に起きて、支度をして、満員電車に乗って出社する。
その時間がなくなるだけで、受けるストレスが激減しました。

特に満員電車です。
あれが本当に無理、という人も多いですよね。

  • 守護神のようにドア付近のポジションを譲らないおじさん
  • ウマ娘をやりながら人の肩をアームレスト代わりにスマホ置いてくるお兄さん
  • 他力本願で全体重を預けてくるおばさん

などなど…。
毎日同じ時間、同じ車両に乗っていると、
乗ってくるメンツもだいたい決まってきます。
別にそれぐらい良いんじゃね?と、
今となっては思う行動も多いのですが、
残念ながら働いている頃の僕には心に余裕が無く、
電車に乗っている間は常に血管ブチ切れるんじゃないかというぐらいイラついてました。

相手の行動やマナーを許せる、というか気にならない、
むしろ楽しめるぐらいの余裕があれば良いですね。
分かってはいるけど、それが無理なんやで…。

人間関係のストレスからの開放

僕が退職した大きな理由がコレでした。
社外との関係ではなく、主に社内での人間関係ですね。

  • 責任だけを追求し、手柄だけは全部かっさらっていくピンハネ上司
  • 弱いものいじめが大好きな死体蹴りパワハラおじさん
  • とにかくマウントを取りたい自己顕示欲MAXおばさん

などなど…。
多分どの組織にいても一定数いるんじゃないかと思うんですが、
そういった自分とは合わない人達と縁を切れただけで、今はとても幸せです。

いやマジで、ストレスゼロです。
職場の人間関係に悩んでる人が居るんだったら、
「さっさと辞めなさい」と強く言いたい。
その悩んでる時間が勿体ないから。
人は簡単に変わらないし、変えられません。

もちろん、職場には嫌な人ばかりではなく、
気の合う良い人も沢山いました。
そういった人達とは、辞めてからも縁を切らず、
個人的に付き合っていけば良いと思ってます。

ごはんが美味しい

例えば、会社の接待やら懇親会やらで高級な料理を食べても、
本当はめっちゃ美味しいはずなのに、美味しくないじゃないですか?
どういう話に持っていこうか…
相手のグラスが空になってないか…
とかに意識が集中し過ぎて、味わう余裕が全然無いっていうやつです。

僕の場合は、仕事中も、仕事から帰っても気持ちの切り替えが出来ず、
ストレスでごはんを味わう気力が無い日々を過ごしていました。
忙しい朝はすぐに食べられるパン1枚、
昼は休憩10分しか取れない、昼一に会議があるから昼食抜き、なんて日もザラでした。
食に興味が無く、とにかく胃に詰め込めばOKといった生活だったので、
1年で6kg減と、元々細身だった体から更にやせ細っていました。
社内の後輩からは「あれ?ヒロマスさん、前より薄くなりました?(胸の厚みが)」
と言わる始末。
このままではいずれ誰よりも早く死ぬ。
本気でそう思いました。

一番の資本は自分の健康な体だと思いますので、
食生活が乱れてしまうような働き方も、出来る限り見直した方が良いです。
今はストレスが無くなったお陰で、何を食べてもめっちゃ美味しく感じます。
通勤時間がなくなり、朝食をしっかりと食べられるようになったのも大きなメリットです。
今は朝から、ごはんを炊いて味噌汁を作る余裕があります。最高。

どう過ごそうが自分の自由

「体調が悪い?這ってでも出勤しろや」
といった風潮の会社もまだ多いのではないでしょうか。
僕は会社からそんな事を直接言われた事は無いんですが、
責任感の強い人ほど、そういう所まで汲んでしまって、
無理して出勤しちゃってるんじゃないかと思います。
(コロナでかなり状況は変わりましたが…)

会社を辞めるとあたりまえなんですが、
どう過ごしても誰からも文句は言われません。
体調が悪ければ休む、気分が乗らなければ他の事をする。
それも自由です。
その分、自分を律する力が求められます。

平日の休みを堪能出来る

ショッピングモール等は、
週末はどこも激混みで大嫌いな場所だったのですが、
平日の昼間はガラガラで超快適空間です。

家の外に出ても、お年寄りしか歩いていません。
公園は恐ろしくスローな世界が広がってます。
買い物などは平日に済ませ、週末の外出を控えるようになりました。

家で飲むコーヒーの量が激増する

これは僕だけかもしれませんが…。
家に居る時間が増える事でコーヒーを淹れる量がめっちゃ増えました

退職する時に、
「どうもこいつはコーヒーが好きらしい」
という情報が拡散され、
ありがたい事に、色んな人から選別にコーヒー豆をいただきました。
毎日ガバガバ飲んでいるのですが、消費しきれず、
僕の家は今コーヒー豆で溢れかえっています。助けて下さい。

メリットなのか?と聞かれると良く分からなくなってきますが、
真面目な話、豆の種類や挽き方、淹れ方で味が全然変わるので、
面白い発見がありました。どれも美味しいです。

辞めたデメリット

人と会話しなくなる

元々一人暮らしという事もあり…。
会社の人と話さないと、会話どころか声を発する機会が激減します。
家族や友人と話す機会はありますが、皆忙しく構ってもらえません。
やべー 今日アレクサとしか会話してない」っていう日もザラです。
というか、日本一周旅に出たら、アレクサとすら会話しなくなるのでは…。

誰かに何か話さないと気が済まない、
という質では無いので、個人的にはあまり苦ではありません。

運動不足になる

会社に勤めていた頃から運動不足と感じていましたが、
更に悪化しました。

デスクワーク中心で座っている事が多かったのですが、
それでも往復2時間の通勤と社内の移動だけで毎日1万歩近くは歩いていたので、
それなりの運動にはなっていたんだろうな、と思います。

最近は一歩も家の外に出ない日も多く、かなりヤバいです。
結果、やたらと自宅筋トレに励もうとする、無職あるあるに陥ります。

先行きの不安

僕は独身貴族という所もあって貯金はそこそこあるので、
経済的には当面問題ありませんが、
これから安定して給与が振り込まれる事はなく、
減っていく一方の残高を考えると、不安っちゃ不安です。

ギャンブルを打つ者にとって金は寿命・・・!
みたいな事をカイジでも言われていましたが、
これはフリーランスの人にも当てはまる言葉だと思います。(僕はギャンブルしません)
会社辞めたいと思っている人は、最低1年は食い繋げる貯金はしときましょう。
あとは、出来るだけ家賃や通信費等の固定費を減らしましょう。

何かしらはしないといけないんだけど、
特にやりたい事は思いつかない。
働く事自体は嫌いではないはず…。
そんな感じで、とりあえずブログを始めてみました。

意外と変わらなかった事

生活のリズム

深夜まで飲んで、昼過ぎに起きて…
といった自堕落な生活になってしまうのではないか、
と辞める前は予想していたのですが、働いていた頃と生活リズムは変わっていません。
朝6時に起きて、0時までには寝る、ぐらいのリズムです。
これ自体は、さほど難しいことでもありませんでした。
週末の境目がなくなったので、土日もこんな感じです。
朝からジョギングとか出来れば良いんですが、それはちょっとハードルが高いです。

そこまで暇ではない

仕事の時間が無くなったら、めっちゃ暇になるかと思いきや、
案外そうでもなく、ブログの勉強したり、
日本一周の準備をしているだけであっという間に一日が過ぎていきます。

人は1日24時間、金持ちにも無職にも平等に与えられている訳ですが、
自分のやりたい事や、夢中になっている時間というものは、
本当に体感として短く感じるものです。
それは総じて充実した時間を過ごせている証なのではないか、
と自分に言い聞かせています。

それでも「は?お前暇やろ?」って言われると、
その通り過ぎて返す言葉もありません…。

周囲の反応

皆まともに仕事をして、忙しい日々を送っている中、
自分だけが辞める事に後ろめたさもあったのですが、
そうした話を友人や家族にしても、
否定する人はおらず、むしろ応援してくれる人ばかりでした。

…冷静に考えて自分が逆の立場だったら、同じ事言うけどね。
「おーマジか頑張れよ!何かあれば相談に乗るよ!」って言うのが普通で、
「その歳で会社辞めてどうすんの?馬鹿じゃないの?」とか言わないよね?

周りになんと思われようが、自分の人生ですので…。
というわけで、あまり周りの目は気にする必要は無いと思います。

後悔の無い決断を

通常は、僕のようにノープランで退職はオススメしません。
でも、今いる職場が本当に辛かったり、
心身共に疲れてしまっているのであれば、
進む先が決まっていなくても、辞めた方が良いと思います。
まずは健康な心身があってこその人生なので。
生きていればなんとでもなるもの。

人生の大きな選択である事に間違いは無いのですが、
そもそも先の事は誰にも分からないし、
もし1年後に死ぬとしたら、これまでの人生、それで満足ですか?
という自問自答を繰り返しながら、
僕はそれが死んでも嫌だった為、辞めるに至りました。

別に今がめっちゃ充実してる訳でも無いのですが…。
恐らく辞めた事に後悔はしない事でしょう。
そうこうしている間に時間だけが過ぎていきますので。
進むのみです。


ではまた!

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