旅ラーメンのラストは東北・北海道編です。
今回も10軒のラーメン屋をピックアップ。
食べてきたラーメン屋さんは、事前の下調べ無し、
フィーリングでぶらっと立ち寄ったお店ばかりです。
西日本編から見てみてね。
美味しかったラーメン(東北・北海道編10選)
福島県から北に上がる感じで紹介していきます。
ガッツリラーメンいち豚
(福島県 いわき市)
福島県発のガッツリラーメン。
いわゆる二郎系のお店です。
券売機横に「当店のラーメンは量が多いです!」という張り紙があり、ちょっとビビります。
忠告通りミニラーメンのニンニク野菜マシマシを注文。
写真では伝わりづらいですが、凄い量が出てきました。
これでミニなの…?と不安になる量です。
普通の店の大盛りレベルの上に野菜がドカンと盛られています。
驚くべきなのは、この量でチャーシューからスープ、麺に至るまで全て本格的で美味しい所。
ハイパーボリュームながら、バランスが取れているというか…。
700円とは思えない超コスパラーメン。
近所に欲しいラーメン屋さんの一つになりました。
ここのグループの若武者っていうお店もいつか行ってみたいですね…。美味そう。
麺や山の駅食堂
(福島県 猪苗代町)
裏磐梯のそばにある山の駅。
お店の前では冷えたトマトやラムネ等も販売されており、ぱっと見は農産物の直売所かな〜という雰囲気なのですが、
かなり本格的なラーメンが頂ける立派なお食事処です。
こちらで頂いた「激うま!トマトラーメン」ですが、
太くモチモチな麺の上に、みずみずしい焼きトマトが敷き詰められ、チーズにバジル、オリーブオイル…。
イタリアンな感じでした。
限りなくパスタに近いラーメン。
チャーシューがとても美味かったですね。
チーズのお影か結構こってりめな味の為、ライスとセットで頂くのも良さそうです。
雲ノ糸
(山形県 鶴岡市)
鶴岡発、風林火山プロデュースの煮干し中華そばの人気店。
スープは季節毎に厳選した数種類の煮干しを使用し、
麺はその日打ちたての自家製麺を提供しているとの事。
麺は細麺と太麺が選べます。
スープもあっさりとこってりが選べます。
僕はあっさりの太麺をチョイスしました。いい感じにちぢれてます。
チャーシューも柔らかく、煮干しががっつり効いたスープは「ザ・中華そば」といった感じの味わい。
油めしは、ごはんの上にネギと背脂が乗った、ちょっと変わった丼でした。
これだけ単品で食べても美味しくは無いんですが、ラーメンと合わせると化けるんですよね…
レストラン二ッ森
(秋田県 湯沢市)
秋田県の道の駅おがちの敷地内にあるレストラン。
席からは東鳥海山が眺められる抜群のロケーションを誇るお店です。
ここの名物「比内地鶏」は、国の天然記念物「比内鶏」をベースに育種選抜と交配によって作られた鶏だそうです。
注文した比内地鶏塩ラーメン、
スープは比内地鶏のスープ、具にも比内地鶏のワンタン、エビワンタン、玉子、ワカメ、ネギが2種類。
チャーシューはありません。
極めて普通の塩ラーメンでした…。
美味しかったけどね。もうちょっと何か欲しい感じでした。
道の駅みさわ
(青森県 三沢市)
主要の幹線道路からちょっと入った先にある、道の駅みさわ。
こちらの隠れた名物が、小原川湖産のしじみを使用した、しじみラーメン。
地産地消のお手本とも言えそうな、美味しいラーメンでした。
めっちゃしじみの良いダシ出てます。
塩加減も絶妙で、刻んだ大葉が地味に良い仕事してます。
かなり胃に優しく、肝臓が喜ぶ味でした。
ここのスープは完飲しちゃいますね。
食べ終わった頃には、ガラ入れに大量のしじみの貝殻が積み上がっている事でしょう…
(こんなに入っていたのか、と驚きます)
海の駅高野崎
(青森県 今別町)
竜飛崎から高野崎に行ったついでに頂いた、青森名物焼干しラーメンのお店。
非常に人柄の良いご夫婦が経営されていました。
「煮干し」ではなく「焼干し」なんですね。
気づかずに食べてました…。
焼干粉末を練り込んだ健康麺を使用、1玉にカルシウム90mg含有との事。
こんにゃくのような独特の細麺で、美味しかったです。
スープは海藻の香り豊かなあっさり系です。
食後にアイスコーヒーまでサービスしてくれて大変嬉しかったのですが、
エアコンのついてない店内が蒸し風呂のように暑く、死ぬ程汗をかきました。
せめて扇風機は増設して欲しい…
大勝軒
(青森県 青森市)
青森県発、元祖特製もりそばのチェーン店。
もりそばという名前ですが、つけ麺です。
僕はサンロード青森というショッピングモール内の店舗で頂きました。
つるつるの麺を煮干したっぷりのつけ汁につけて頂きます。
つけ汁の味はかなり濃いめでした。
大盛までは無料のようです。
茹でられた後の大盛りの量は650g程らしく、かなりのボリュームです。
これとチャーマヨ丼のセットは多過ぎました。
美味しかったけど、後半マジでしんどかった…
無料の言葉に惑わされないようにしましょう。
かなり店員さんの活気もあり、人気な所でした。
函館麺や一文字
(北海道 函館市)
函館を出発する日に立ち寄ったラーメン屋さん。
スープのベースには丸鶏と、南茅部産の昆布を贅沢に使用との事。
塩ラーメンにしては、割と濃いめのスープでした。
なんというか、今どきのお洒落な塩ラーメン、という味です。
(わかりにくい表現で申し訳ない…)
炙られたチャーシューが香ばしくホロホロで美味しいお店でした。
ニンニクをまるごとガリッと潰せる器具が置かれてます。
(あれの名前なんていうんでしょうね…)
麺屋秘蔵
(北海道 旭川市)
2022年旭川ラーメングランプリ、しお部門1位のお店。
こちらもかなりの人気店でした。
一番人気のゆずネギしおラーメンは、
白湯色のにごりスープですが、ゆずの香りがアクセントとなった、全体的にコクがありながらのさっぱり味でした。
麺は細め。チャーシューはトロトロ。
添えられた紅生姜でリセットする感じですね。
旭川ラーメンって醤油のイメージだったんですが、ここの塩も美味しかったです。
波飛沫
(北海道 斜里町)
道の駅うとろ・シリエトクの手前にある大人気のラーメン屋さん。
一番ハイグレードなチャーシュー麺を注文したからかもしれませんが、
ホロホロと柔らかいチャーシューが抜群に美味しかったです。
塩から始めたお店らしく、スープはとんこつベース、コクがありながらあっさりした味。
細めのちぢれ麺ともよく合い、縦に刻んだネギも良い感じです。
かなり高次元でバランスの取れたラーメンな気がします。
17時以降は居酒屋メニューも販売されているようです。(焼き鳥や焼酎など)
店員さんの人当たりも良く、北海道で食べた中では一番好きなラーメン屋さんだったかも…。
最強のラーメンを求めて
東北・北海道のラーメン10選でした。
3回に渡って、日本一周中に食べた30軒のお店を紹介しましたが、
まだまだ沢山の個性的な名店があると思います。
ラーメンって、キリが無いですよね…。
一生かけても日本の全てのラーメンは食べきれない。
そうだとしても、これからも食べ続けていきたい。
そんな魅力が詰まっている、というか依存性が極めて高い食べ物だと思います。
悪魔的ですね…!
食べれば食べる程、一番のお店が分からなくなってくるんですが、
これからも生涯最強のラーメン屋さん探しは続くと思います。
それではまた、よろしくどうぞ!
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