不意にキャンプ欲が爆発し、久々にソロキャンプに行ってきました。
場所は琵琶湖、滋賀県高島市にある「六ツ矢崎浜オートキャンプ場」。
琵琶湖周辺のキャンプ場ではお勧めナンバー1と言っても良いぐらい素敵な所。
30年以上の歴史あるキャンプ場ですが、気がつけば関西屈指の大人気キャンプ場となっていました。
僕も大好きなキャンプ場で、何度もリピートしています。
そんな六ツ矢崎の魅力や周辺のお勧め店などについて、
ある日のソロキャンプの模様を交えて紹介します。
※2023年12月の情報となります。
六ツ矢崎浜オートキャンプ場の概要
最初に六ツ矢崎浜オートキャンプ場についてざっと紹介します。
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公式ホームページ | 六ツ矢崎浜オートキャンプ場 |
所在地 | 滋賀県高島市新旭町深溝六ツ矢崎浜園地 |
TEL | 0740-33-7101 (びわ湖高島観光協会) |
利用料金 | 1,000円(大人1泊) 600円(小中学生1泊) 500円(ペット) |
駐車料金 | 1,000円(普通車・オートバイ・自転車) 2,000円(大型車) |
チェックイン | 12:00〜 ※アーリーチェックイン9:00〜 (500円/1人) |
チェックアウト | 〜12:00 ※レイトチェックアウト〜17:00 (500円/1人) |
サイト | 一般サイト…(フリーサイト)車100台収容可 ペットサイト…(フリーサイト)車15台収容可 ※ペットサイトはペット同伴者のみ利用可 |
設備 | 炊事場、トイレ(汲取式)、洗い場、ゴミ・灰捨て場 ※焚火は直火禁止 |
販売資材 | 薪800円、炭700円、ステッカー500円 |
周辺スーパー | 平和堂 安曇川店 (車約10分) PLANT 高島店(車約10分) |
注意点としては、完全予約制であるという事。
Webからの予約を元に受付をされます。
予約はこちらから。
魅力的なポイント
琵琶湖畔に面した最高のロケーション
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最大の魅力は、なんといっても琵琶湖を間近で一望出来るロケーションです。
空気が澄んだ季節になると、対岸の山の形まではっきりと見えるんですよね。
朝日の時間はうっとりします。
琵琶湖の水は北上するほど透明感が増して綺麗になっていくのですが、こちらの水際もかなり綺麗です。
夏場は湖水浴も楽しめます。(自己責任で)
広大なフリーサイト(乗り入れOK)
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区画は決められておらず、全てフリーサイトになっています。
地面は殆どが芝生エリアとなっており、湖畔に近づくほど砂地になっていきます。
そしてほぼフラットな為、テントの設営も容易です。
木の配置も絶妙で、夏場はいい具合に木陰を作ってくれます。
車・バイクも乗り入れOK。
横付けして荷物の搬入も楽ちんです。
※スタックの恐れがある為、車で湖に近づきすぎない事
地味にペットサイトが一番ロケーションも良くてガラガラだったりするので、毎回羨ましくなります。
リーズナブルな利用料金
利用料:大人 1,000円、子供 600円(1泊あたり)
駐車料金:1,000円(車・バイク・自転車)
一人2,000円以下で宿泊出来ます。
関西のキャンプ場の中ではかなりリーズナブルな方ですね。
バイクや自転車は以前まで駐車代500円だったのですが、
車と同一料金になってしまいました。残念…
チェックアウトは12時までOK
昔は15時までOKだった気がするのですが…。
それでも12時まで居られる為、のんびりと撤収作業を行う事が出来ます。
次の日のチェックイン時間は12時〜ですが、
アーリーチェックインを利用する場合は9時〜可能です。
9時以降は次の日のお客さんが入ってくる事もあるので注意。
マナーが良い利用客が多い
音楽をかけたり、遅くまでどんちゃん騒ぎをするグループなどは少なく、
少人数で静かに楽しんでいる方が多い印象です。
近隣トラブルも少ないのではないでしょうか。
(土日は結構混雑しますが)
キャンプ上級者が多く、格好良い高級テントを目にする機会も多い気がします。
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管理人のおっちゃんが親切
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個人的にこれが一番魅力的だと思っているんですが…。
管理人の方が非常にフレンドリーで、とても丁寧な対応をされます。
複数名で清掃や受付をされていますが、どのおっちゃんも優しいです。
毎回気持ち良く利用させてもらってます。
イマイチなポイント
休日は混雑しがち
10年前は穴場的なキャンプ場だったのですが、
今は大人気な為、休日は沢山のテントが立ち並びます。
特にロケーションの良い湖畔サイトが一番人気で、すぐに埋まってしまいます。
どうしても湖畔が良い方は、アーリーチェックインを利用するのも手だと思います。
完全予約制ですが、そもそも予約が取れない日もあります。
2日前までキャンセル料がかからない為、とりあえず予約だけしている人も多いようです。
突然空きが出来る事もありますので、直前でも諦めずに予約ページをチェックしてみるのが良さそうです。
(と言いつつ、冬の平日は空いてる事が今回分かりました)
トイレが汲取式
トイレは汲取式(ボットン)です。
敷地の中央のトイレの他に、仮設トイレもいくつか設置されています。
女性や小さなお子様など、気になる人には辛いかも。
僕は全然気になりませんが…
風呂(温泉)やシャワーが無い
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キャンプ場の近辺には風呂もコインシャワーもありません。
一応車を出せば入浴施設があるといえばある…のですが、僕はその日のお風呂は諦めてます。
(お酒を飲んでしまう為)
近隣の入浴施設
- ホテル可以登(車約10分)
- 宝船温泉 湯元ことぶき(車約10分)
- Racine home 針江(車約5分)※現在は不定期営業
冬の平日に行ってみた
この日は20組ぐらいがテントを張っていました。
と言ってもキャンプサイトはかなり広い為、それぐらいであれば余裕のキャパがありました。
(ガラガラに感じます)
受付
受付小屋の前に車を止めて手続きを行い、料金を支払います。
初めての人には丁寧に説明されますが、リピーターはざっくり説明で終了。
ええ天気で良かったなー、という話になります。
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薪は一束800円で販売されています。
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…のですが、500円バージョンもあるらしく、そちらを購入。
横幅30cm程に切ってくれています。
ソロ用の焚き火台にぴったりサイズでありがたい。
(800円の薪は40cm程)
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木の種類を色々と説明してくれたのですが、内容を全て忘れてしまいました…。
色々と薪をオマケしてくれました。
近所の紡績工場?の糸巻きの芯らしいです。
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おっちゃん曰く「これがよー燃えるんや」との事。
可愛らしい見た目で、燃やすのが勿体なく感じます。
(何本か燃やしましたが、よく燃えました)
設営
本当はハンモック泊がしたかったのですが、
樹木保護の為、木にくくるタイプのハンモックは禁止となっているようでした。
というわけで今回はパンダTCを張ります。
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結構風が強かったのですが、夜には風が止む事を見越して湖畔の砂地を陣取ります。
(本当に風が強い日は芝生エリアに張ったほうが無難です)
念のため両サイドもガイロープで張ります。
スカート無しの為、足元はスカスカ。でも気にしない。
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張れました。
幕の片側を短いポールで立てるのがマイブーム。
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お隣さんからの視界を気にせず済みます。
ちょうどランタンも良い位置にぶら下げられるので便利。
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こんな感じのロケーション。
冬場は虫も全くいませんね。
テント内から見えるマザーレイク琵琶湖。
風も落ち着いて、波の音しか聞こえません。
エモいです。
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焚火と晩飯
喜んで写真を撮っていたらあっという間に日が暮れました。
慌ててフェザースティックを準備。
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焚火の儀式としてファイアスターターで着火していますが、
麻紐だけでなく、リップクリームを塗った脱脂綿を使ってます。(チート技)
焚火リフレクターがあると火も安定し、燃えてる間は熱が反射してかなり暖かいです。
見た目の存在感が凄いんですが…。
冬キャンプにはあると便利だと思います。
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なめらの刺し身で乾杯。
どんな魚か知らなかったのですが、キジハタ(アコウ)の事らしいです。
甘みのある白身で美味い。
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お刺し身用に買っておいた美富久。
甲賀市にある酒蔵みたいですね。
これは結構甘口で飲みやすいお酒でした。
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続いてヨコザワテッパンを投入。
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焼き鳥を焼いてみる事にしました。
付け根側の肉がうまく焼けない…
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味付けは、声に出して叫びたいスパイス部門ナンバー1のマキシマムです。
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大事に取っておいたフロムザバレルをここで開放。
寒いけど、氷をマキシマムに入れたハイボールで頂きます。
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鳥中で買った、高島市名物のとんちゃんも試してみます。
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玉ねぎ、キャベツ、とんちゃんをスキレットにぶちこんで蓋をします。以上。
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これも美味い…!
甘辛い味噌ダレが食欲をそそります。
岐阜のけいちゃんと似てますね。
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炊いておいたご飯にのっけてとんちゃん丼。
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デザートはセブンのレーズンサンド。
コーヒーを淹れてダバダーの曲を口ずさみます。
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焚火をぼけーっと眺める時間。
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あっという間に夜も更け、幕内に引きこもり就寝。
このヒーターアタッチメントは、正直微妙な暖かさです…
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朝焼け
6時半頃に起床。
最低気温は1℃ぐらいまで下がりましたが、余裕で熟睡出来ました。
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テントから出ると、ちょうど日が昇る直前の時間。
朝マズメのタイミングですね。
釣り竿持ってきたら良かった…
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寒いけど気持ち良い。
夜からは終始無風で過ごしやすかったです。
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波も穏やかです。
湖西側に位置する為、夕日よりも朝日の方が綺麗に見えます。
シャワーがオブジェのように輝いている…
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朝食、撤収
近所の焙煎所で買ってきたコーヒー豆。
酸味と香りが強めで美味しいです。
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戴き物のククサで頂きます。
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空色のコーヒー。
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目の前は鳥しか居ません。
今回は朝もちゃんと米炊きます。
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しらすネギたま丼。
卵白は味噌汁にぶちこみました。
木のまな板とシェラカップに盛るだけでキャンプめしっぽくなりますね。
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ごちそうさまでした。
もう一度コーヒーを淹れ、見回りに来た管理人さんと世間話をしながらのんびり撤収を始めました。
(寒すぎる為、洗い物は全てそのまま持って帰ります)
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冬キャンプの朝はテントや寝袋など、色々と乾きにくいと思いますが、
六ツ矢崎のチェックアウト時間は12時までOKの為、
日光でしっかりと乾かしてから撤収が出来るのも素敵なポイントですね。
(雨の日は大変そうですが)
周辺のお勧め①:B-PASS年輪
高島市まで来たら必ず寄る場所、それがB-PASS年輪です。
本屋さんであり、クレープ・バーガー屋さんでもあるレトロで不思議なお店。
六ツ矢崎から車で10分程で行けます。
今回もキャンプ帰りに立ち寄りました。
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種類が多過ぎて、目がチカチカします。
昔は店内にイートインスペースがありましたが、コロナのタイミングで無くなりました。
![](https://j-chilling.com/wp-content/uploads/2023/12/73103305-21D5-439B-B8ED-011EAAEACAD3_1_105_c.jpeg)
結局一番人気のチョコバナナを選んでしまいました。
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ここのクレープは大きく、クリームもパンパンに詰まってボリューム満点なんですよね…
腹いっぱい、というかクリームで胸いっぱいになります。
![](https://j-chilling.com/wp-content/uploads/2023/12/6D6E1F57-AF57-48F8-BDAD-DDB020302A5D_1_105_c.jpeg)
野菜系も美味しいので、行った事ない方は是非お立ち寄りを。
ツーリングライダーにもお勧めです。
(行列が出来る事も多いです)
周辺のお勧め②:鳥中総本店
今回キャンプ場で焼いて食べてみた、鳥中のとんちゃんも非常に美味しかったです。
ムネとモモ肉のミックスをチョイスしましたが、どちらもジューシーで食べごたえがありました。
とんちゃんは高島市の名物なようですね。
※名前から豚肉を連想しそうですが、鶏肉です。
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100g単位からの購入も可能で、そのまま焼くだけでOKなお手軽さから、キャンプ向けの食材だと思います。
リーズナブルながら、甘辛い味噌ダレのお陰でがっつり米も食べられる体育会系メニューになります。
次行った時はここの唐揚げも食べたいですね。
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総本店は平和堂安曇川店のすぐ隣にありますので、アクセスしやすいはずです。
![](https://j-chilling.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
初心者から上級者までOKの六ツ矢崎
滋賀県の中でも高島市の雰囲気がとても好きなんですよね。
のどかな景色が広がっているので…。
湖西道路を抜けて白鬚神社あたりまで来るとテンションが上がります。
そんな高島市の豊かな自然を手軽に感じられるのが六ツ矢崎浜オートキャンプ場。
初心者も利用しやすい所だと思います。
(風呂・トイレを気にされる方は注意して下さい)
久々のソロキャンプになりましたが、純粋に楽しめました。
また次もキャンプするなら、六ツ矢崎が良いかな…。
末永く続いて欲しいキャンプ場です。
そんな感じのお勧めキャンプ場の紹介でした。
琵琶湖の景色を眺めながらゆったりとした時間を過ごしてみて下さい。
よろしくどうぞ。
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