旅に持っていった道具類を紹介します。
今回はキャンプ道具編です。
他の旅人が持って行ってる道具って、気になりません…?
あ、気になりませんか…。
…僕が気になるので、ゴリ押しで紹介していきますね。
僕はバイクでの日本一周旅148日間の中で、44泊がキャンプ場での宿泊でした。
ライダーハウスやバンガローで活躍した道具もあります。
オススメのアイテムもあるので、ソロ装備を検討する際のご参考までにどうぞ!
旅の前半は結構キャンプしてました。
後半はあまりしてませんが…
ミニマム&コスパ重視の装備
バイクに積める容量は限られている訳で…。
僕が持って行ったキャンプ道具は割とミニマム&コスパ重視の装備です。
(中華ギア多め)
もっと言うと、キャンプを楽しむというより、
宿泊手段の一つとして持って行ったキャンプ道具になります。
ちなみに西日本編で持って行ったキャンプ道具は、結構多いです。
持っていくものが多いとキャンプも楽しくなるのですが、
毎日の設営撤収が面倒過ぎて使用頻度が激減してしまいました。
結果、東日本へ持っていくのは諦めて、
最低限で楽しめる量をバイクに積んで行った感じです。
キャンプ道具はホムセン箱に収納
基本的にキャンプ道具は全てホムセン箱に収納していました。
こうすると、宿に泊まる時はドラムバッグとタンクバッグだけ持っていき、
キャンプ道具はバイクに積みっぱなし、みたいな事が出来て楽でした。
バッグごとに荷物を棲み分けしておくのはお勧めです。
ヘリノックスの椅子だけ入り切らなかったので、サイドバッグに突っ込んでます。
ホムセン箱の取り付けは以下にまとめています。
テント系
テント系はこれだけ。
西日本編ではDDタープやハンモック、ポールやチタンペグまで持って行ったのですが、
結局必要最小限に落ち着きました。
何かぶら下げたり干したりする用に、ガイロープを1本だけ別で持っていきました。
ネイチャーハイク:CloudUp2
言わずと知れた定番コスパテント。
ホムセン箱にも収納出来るコンパクトさでありながら、幕内もそこそこの広さ。
簡単に設営撤収が出来ますし、ヘルメットを含めて荷物はだいたいインナーテント内に入ります。
薄いグランドシートも付属してくるので、これで充分な感じです。
前室がもうちょい広かったらな…と感じるシーンが結構ありました。
あとはコールマンのツーリングドームと同じく、キャンプサイトで被るのがネックですね…。
それぐらい定番で皆使っている、お勧めテントです。
オレゴニアンキャンパー:防水グランドシート
意外と重宝したのが、別で持って行ったグランドシート。
オレゴニアンキャンパーのこいつは厚手で丈夫、裏面は完全防水。
テントの前室に敷いたり、ちょっとした荷物置き場に便利。
ハトメの穴が開いているので、雨の日は裏返してバイクの上に被せる…みたいな事もやりやすいです。
あまり嵩張らないのでお勧め。
寝具系
寝具系も少なめです。
暖かい時期しかキャンプはしない想定です…。
ちなみに枕は持って行ってません。
イージスマックス:ダウンシュラフ
中華製イージスマックスのダウンシュラフ。
一応ダウンなので、ベルトを絞ればかなりコンパクトに圧縮出来ます。
それでいて耐寒温度は6℃〜11℃と、かなりコスパが高いシュラフです。
…ですが使用した感じ、6℃はかなりきついです。
体感は個人差があると思いますが、
僕の場合は着れるものを全部着て、
カイロを使いまくってやっと寝れるかな、ぐらいでした。
ちゃんと寝ようとすると、10℃くらいまでが限界な気がします。
良いシュラフはお値段も高いので、
試しに使ってみて汚れたら捨てる、ぐらいの感覚で選んでみては。
ネイチャーハイク:インナーシュラフ
寒い時にシュラフの中に重ねると、体感1〜2℃ぐらい上がります。
かなりコンパクトにもなります。
…まぁでもそれぐらいです。
正直、寝る時に邪魔と感じる時も多かったです(本末転倒)
サイド部にはジッパーも無く、上から足を突っ込んで装着するので、この中に上手く入るにはコツが要ります。
あっても無くても…って感じ。
Hikenture:エアーマット
空気を入れるのは少し手間ですが、コンパクトでありながらクッション性も良いので、
キャンプ場だけでなくライダーハウスやバンガローでも活躍しました。
特に枕付きなのが最高。お勧めです。
意外と便利だったものシリーズに挙げています。
バンドック:フォールディングマット
エアーマットをメインに使っていましたが、銀マットも持っていっていました。
サーマレストのものはお高いので、モスグリーンの色味が気に入ったバンドックのものをチョイス。
固く、それなりな寝心地なのですが、こいつも最後まで活躍しました。
嵩張りますし、むき出しで移動すると雨水や泥で汚れます。
特に雨の日は凹凸面に雨水が溜まってしまうのがプチストレスでした。
でもバイクに付けるだけで「旅してる感」が出るので、これは外せませんでした。
椅子、テーブル系
椅子とテーブルは必須では無いのですが、
あるとやっぱり楽です。
ヘリノックス:グランドチェア
定番のチェアワンよりもコンパクトで、バイクの積載も簡単。
ロースタイルの椅子は、背の低いソロテントに馴染みます。
頑丈で座り心地も最高。ほぼ完璧な椅子です。
立ち上がる時に「よっこいせ」となるのだけネックですね。
あと砂地だと若干埋まります。
バンガロー内に引き篭もる時も、あると楽でした。
旅に椅子はあった方が便利ですね。
Moonlence:アウトドアテーブル
…どこのメーカー?っていう感じですが、
個人的に大好きなAmazon中華ブランド、Moonlenceです。
アルミ板の薄くコンパクトなテーブル。
このタイプのテーブルは色々あると思いますが、何でも良いと思います。
最初は組み立てにコツが要りますが、慣れたらすぐ組めます。
組んでしまうと安定感もバッチリで金属製の為、熱々のものを置いても安心。
シンプルデザインが良い感じです。
ついでにランタンハンガーもMoonlenceのものを持っていってました。
あまり使用頻度は高くありませんでしたが…。
でもぶっちゃけ椅子とテーブルは置いてるキャンプ場も多いので、
一番優先度は低いアイテム…だと思います。
最悪、銀マットとグランドシートを敷いて地べたスタイルでもOK。
照明系
キャンプサイトの灯りは3種類。
どれもお気に入りのランタンです。
WAQ:LEDランタン
昼光色と電球色の光が選択出来て、めっちゃ明るいです。
主にテント内で使っていましたが、明るすぎるので一番低い光量で使っていました。
初期型は充電ポートがマイクロUSBなのがイケてません。
モバイルバッテリーでもあるので、割とずっしりしてます。
今はマイナーチェンジ後の2代目が販売されており、そちらはUSB-C。
ぶら下げても立て掛けても使える万能LEDランタンです。1つあると安心。
5050WORKSHOP:ミニマライト
本当はゴールゼロが欲しいけど手に入らず、
代わりにミニマライトを買う…っていう人は多いと思います。(僕もそうです)
でもこれ、めちゃくちゃ良いランタンです。
コンパクトながら明るく、かなり汎用性も高いです。
デザインもシンプルで格好良い。そしてリーズナブル。
色味も昼光色と電球色が選べ、充電ポートはUSB-Cです。
褒める所しか無い、優等生ランタンです。
ランタンはどれか1つだけ持っていく、となった場合は迷わずこれを選びます。
UCO:キャンドルランタン
キャンプ場で雰囲気が欲しいな…という時は自然の灯りが欲しくなります。
でもよくある形のランタンは嵩張るよね…という悩みを解決してくれたのがこれ。
結構コンパクトになります。
僕は付属の蝋燭は使い切っていたので、オイルランタン化して使っていました。
燃料のパラフィンオイルは、ジョージアの小さいペットボトル(ショット&ブレイク)に入れると嵩張りません。
明るくはありませんが、この灯りを見ているだけで癒やされる時があります。
ご飯系
調理系のアイテムは、全てロスコのユーティリティーポーチに入れてました。
地味にこのカバン、ちょうど良いサイズ感で綺麗にまとまるので、飯袋として愛用しています。
中身を出すとこんな感じ。
いっぱいありますね。
割と定番のものが多いです。
バーゴ:ヘキサゴンウッドストーブ
アルコールストーブの五徳代わりに持って行ったバーゴのウッドストーブ。
下にアルミホイルを敷けば、プチ焚き火も出来ます。
薄くてコンパクト、そして見た目が超格好良い。メガ粒子砲とか出そう。
笑’sのB6君やUCOのフラットバッグも好きですが、このコンパクトさには敵いません。
スノーピーク:クッカーセット
クッカー類はスノーピークで統一。
一番外側からトレック900→ソロセット焚→チタンシングルマグ450→チタンダブルウォール220
という感じで重ねていました。
ソロセット焚はご飯が美味しく炊けます。
ちなみにシェラカップは持って行ってません。(必要無かった)
ワイヤースキッター(自作)
針金を曲げて作っただけの自作注ぎ口ですが、
毎朝キャンプ場ではコーヒーを飲んでいたので、地味にめっちゃ使いました。
嵩張りませんし、点滴ドリップも可能。一つあると便利です。
プリムス:トースター
冷え切ったパンをこれで温めるだけでちょっと幸せになります。
嵩張りませんし、僕のような朝食はパン派の方にお勧め。
スノーピーク:和武器
お箸は昔からスノーピークの和武器を愛用。
昔は「折れたバットをリサイクルして作った」と言われてた気がするのですが、今もそうなんでしょうか?
短いチタンスポークもケース内に収納出来ます。
旧バージョンは丸いので、置くとコロコロ転がってしまいます。
そしてキャップを無くします。
SOTO:ウインドマスター
ヨコザワテッパンを乗せる事もあるので、オプションの4本五徳に交換して使ってます。
マイクロレギュレーターを搭載との事ですが、風が強い日はやっぱり負けます。
かなりコンパクトで火力も申し分無し。
なかなかガスの保ちが良いので、OD缶を買い足す機会は少なく済んでいます。
Esbit:ポケットストーブ
ダイソーの固形燃料を使い、放ったらかし炊飯専用機としています。
これでお米を炊くと失敗しないので楽。
SOTO:スライドガストーチ
恐らく殆どのキャンパーが持っているであろう定番ガストーチ。
ガスも補充出来て、小さいものなら炙ることも出来ちゃうスグレモノ。
OPINEL:ステンレス#9
これも定番ながら切れ味も良く、格好良いナイフですよね。
黒錆加工にも憧れたのですが、結局メンテが楽そうなステンレスを愛用してます。
冒険用品:ヨコザワテッパン
使う機会は少なめでしたが、お肉が美味しく焼けます。
完全にフラットなので、掃除がめっちゃ楽なのが最大の利点。
ずっしりと重く、食材や油が地面に転げ落ちるのが最大の欠点。
その他(保冷バッグ等)
- 保冷バッグ (やまやで貰った小さいやつ)
- ウォーターキャリー (ダイソーの500mlポケット水筒)
- ごつめのペンチ (MOSSYOAK)
- 軍手 (ワークマン)
- 小さい風防 (Amazonの中華ギア)
- ウェットティッシュ (100均)
- ペーパー石鹸 (無印良品)
- 調味料各種、お茶コーヒー
保冷バッグもウォーターキャリーも、
1人で使う量は知れているので、これで充分でした。
ごつめのペンチはヨコザワテッパンを支える用に持っていきましたが、
ほぼ釣り用に使っていた感じです。
塩コショウ等、粉系の調味料は100均の小物ケースを重ねて持ち運んでました。
そんなに使いませんでしたが…。
虫対策系
虫対策グッズは、湿気らないようジップロックにまとめて持ち運んでいました。
夏場の虫対策は必須だとは思うのですが、
ぶっちゃけ、どれだけ対策しても虫に敵わないキャンプ場はあると思います…。
そういう時はおとなしくテント内に引きこもっていました。
アース:極太虫除け線香
コールマンコラボのお洒落なやつ。
箱から出すと違いが全く分かりません。
普通の蚊取り線香よりも太いため煙の量が多く、煙自体も結構良い匂いでした。
サラテクト:虫除けスプレー
こちらもコールマンコラボ。
良い匂いです。が、これだけでは虫を避けきれません。
おまじない程度に使っています。
アース:おすだけノーマット
毎回テント内にシュッとひとふきしていました。
風が強い日は効果が薄かったような気がします。
コンパクトながら200回使えるようです。
お気に入りの道具と旅に出よう
これらの装備は、椅子と銀マットを除けば、
全てホムセン箱の中に収まります。
バイク乗り入れが出来ないキャンプ場では、
IKEA袋に道具を入れて持ち運んでいました。
これも便利だったのでお勧め。
というわけでソロキャンプ道具の紹介でした。
重量は計ってないですが、全部で13kgぐらいですかね…。
(水、米、燃料の分重さは前後します)
参考になりましたでしょうか…。
これだけの道具があれば、
快適にソロキャンプをしながら日本一周旅が出来ます。
もっと持って行きたい気もするのですが、
荷物が増える程、バイクも不安定になるので難しい所ですね。
「旅には行くけどキャンプはしない」っていう人も、
ライダーハウスやバンガロー宿泊用に、
最低寝袋とマットだけは持って行く事をお勧め。
今回持って行った道具はAmazonの中華ギアが多めですが、
その中でもあまり主張しないシンプルデザインなものが多く、
個人的に気に入っている道具ばかり。
「自分が好きな道具と一緒に旅に出る」っていうのも、
旅を楽しむ上で大きなポイントだと思います。
皆さんもお気に入りの道具と共に素敵なキャンプライフを。
長々と失礼しました。
それでは〜
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