どうも、ヒロマスです。
モトブログ用にGoProを購入したのは良いんですが、
購入してからヘルメットへのマウントがなかなか定まらず、
どうしたらうまく撮影が出来るか、自分なりに試行錯誤しました。
今の所の結論としては、おでこ部分に装着する、
いわゆる「デコマウント」に落ち着きました。
バイザーのついたオフロードヘルメットへのマウント方法を紹介します。
![](http://j-chilling.com/wp-content/uploads/2022/03/profile.png)
日本一周もこれで行くつもり。
![](https://j-chilling.com/wp-content/uploads/2022/04/IMG_1548-300x225.jpg)
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ヘルメットマウントの種類
先人のやり方を調べてみると、
皆さん色々な方法でGoProを体にくっつけて撮影しているようです。
体の上から順番に挙げていくとこんな感じ。
- ちょんまげマウント (頭頂部にGoProを生やす)
- デコマウント (おでこ部分に装着)
- 横マウント (目線の位置に、左右どちらかに装着)
- 顎マウント その1 (横部分に粘着テープでマウント貼り付け、延長アームで顎に持ってくる)
- 顎マウント その2 (ベルトで顎にマウントを縛り付ける)
- 首掛けマウント (首からGoProをぶら下げる)
- チェストマウント (胸に装着する)
- 手首マウント (腕にGoProを生やす)
それぞれのマウント方法にメリット・デメリットがあり、
取り付ける位置によって撮影出来る画角も変わってきます。
気をつけたいのは、⑥以降の首から下に装着した場合、
自分の目線に合わせて画角を変える事が出来ません。
一人称的な視点の撮影というよりは、固定カメラみたいな映像になります。
(そういうのが良い時もあるでしょう)
オンロードタイプのフルフェイスを使っている人には、
④や⑤の顎マウントが人気のようです。
確かに扱いやすそうで良さげ。
撮影に求める条件
いざGoProをヘルメットにつけようとすると、求める条件って結構あります。
- 目線に近づけて撮影したい
→ (一人称的な視点で撮りたい。自分が振り返った時は、振り返った所を撮りたい) - なるべく外から見えない位置に置きたい
→ (こいつ撮ってるわー感を減らしたい) - つけていて疲れない位置に装着したい
→ (なるべく風を受けず、重心を首の位置に近づけたい) - シンプルな構造にしたい
→ (トラブルが起きづらく、トラブルが起こってもすぐ直したい) - GoProの取り外しを楽にしたい
→ (バイクから降りた後もすぐに使いたい。バッテリー交換を簡単にしたい) - 外付けのマイクから音を取りたい
→ (風切り音を減らしたい) - GoPro落下のリスクを減らしたい
→ (でも命綱は邪魔)
僕の場合はオフロードヘルメットであった為、
デコマウント+外部マイク変換アダプターをデコに外付け
のやり方に落ち着きました。
顎マウントだと、ゴーグルつけ外しの時に邪魔になってしまうので…。
GoPro自体がもっと小さく、
軽くなれば更にマウントの幅が広がりそうなのですが、
現行のHERO10+オフロードヘルメットの組み合わせであれば、
これがベストなのかなーと思ってます。
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GoProは液晶いらんから、代わりに外部マイク入力端子をつけて欲しい
材料
![](https://j-chilling.com/wp-content/uploads/2022/04/IMG_1682-1-1024x768.jpeg)
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デコマウントに必要な材料はこんな感じ。
- オフロードヘルメット
- GoPro本体 (バッテリーの蓋は、USB-Cポートの穴が開いたものに交換)
- 外部マイク (バッファローのめっちゃ安いやつ)
- 3.5mmマイクアダプター(GoPro純正)
- ボルトで固定するGoProアダプター(REC-MOUNTS REC-B28(M6))
- 延長アーム 5cmぐらいのやつと3cmぐらいのやつ(HSU アクションカメラ用 延長アクセサリー)
- 六角ボルト (M5×20mm)
- ボルトとワッシャー(M6×15mm)
- 強力両面テープ
GoPro HERO10の重量は153gと、結構重いです。
その重量を両面テープで支えるのは不安、
というかあんまり両面テープの粘着力を信用していないので、
ボルトで取り付ける方式にします。
飽きたら外すのも簡単です。
外部マイクアダプターは結構軽いので、両面テープでくっつけます。
特にキモになる部品は、REC-MOUNTSのアダプターです。
正直、これだけでこんな値段すんの?って感じなんですが、金属製で安心感が違います。
こいつをボルトで固定する事で、ガッチリGoProを支えてくれます。
ボルトや両面テープはホームセンターで買いました。
![](https://j-chilling.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
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GoProをおデコにマウント
アダプターを組む
![](https://j-chilling.com/wp-content/uploads/2022/04/IMG_1685-1024x768.jpeg)
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最初に、ヘルメットにあてがいながら位置を確認し、
REC-MOUNTSのアダプターと延長アームを組み合わせて、1本の棒にしちゃいます。
ジョイント部分は元々ついてるネジを使っても良いんですが、
GoProの取り外しをする所以外は邪魔なので、6角タイプのボルトで固定します。
ボルトのサイズはM5×20mm。
大抵のGoProのアダプターに共通で使えると思います。
アダプターをヘルメットに取り付け
![](https://j-chilling.com/wp-content/uploads/2022/04/IMG_1689-1024x768.jpeg)
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恐らく殆どのオフロードヘルメットには、
バイザーの真ん中部分にボルトのネジ穴が空いていると思います。
ボルトのネジ穴サイズはM6です。
以前まで愛用していたSHOEIのホーネットも同じサイズでした。
(なんかヘルメット汚くてごめんね…)
![](https://j-chilling.com/wp-content/uploads/2022/04/IMG_1690-1024x768.jpeg)
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このネジ穴に先程作ったアダプターの棒を共締めしちゃいます。
一応緩み止めのワッシャーのついたボルトを買いましたが、
サイズが合えばもっとオシャレなボルトにしても良いと思います。
(ここのネジが緩んで落ちることはまず無い)
![](https://j-chilling.com/wp-content/uploads/2022/04/IMG_1691-1024x768.jpeg)
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こんな感じでガッチリくっつきます。
先っぽ以外は、結構ガチガチに締めちゃった方が使いやすいです。
![](https://j-chilling.com/wp-content/uploads/2022/04/IMG_1695-1024x768.jpeg)
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GoProをおデコにつけるだけなら、これだけでOK。
ボルトで固定すると絶対落ちない安心感があります。
構造もシンプルでスッキリ。
音声を気にしないのであればこれで終了なのですが、
このままだと風切り音が凄まじく、音は捨てる事になります。
どうせならモトブログっぽくしたいので、
ここに外部マイクをつけられるようにします。
外部マイクの取りつけ
外部マイクのケーブルを短く切る
おなじみのバッファローの外付けマイクを付けるのですが、
ヘルメット内で使うにはケーブルが長すぎます。
というわけで、先端のキャップを空けてケーブルを切る→ハンダで再接着をしたいと思います。
マイクを短くする手順は、RIDING Sさんのこちらの動画を参考にさせていただきました。
なるほどー。
ちなみに僕は一緒に走る友達がいないのでインカムはつけてません。
男の一人旅にそんなものは不要。
![](https://j-chilling.com/wp-content/uploads/2022/04/IMG_1696-1024x768.jpeg)
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まずは先端のモフモフを外し、
キャップの先端をカッターで切り込みを入れて外します。
キャップを外すと、中のマイク本体の部品が取り出せ・・・あれ?
・・・
取り出せません。
色々こねくり回したけど出てこない。
完全に分解したいけど、めんどいから良いや。
速攻で諦めました。
不本意ですが、長いケーブルはヘルメット内に同居してもらう事にします。
マイクの取り付け場所
取り付け場所によっては、
風切り音が凄かったり、自分の鼻息が凄かったりが想像出来そうなのですが、
ここは試走しながら変えていこうと思います。
![](https://j-chilling.com/wp-content/uploads/2022/04/IMG_1700-1024x768.jpeg)
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丁度ヘルメットの顎部分に穴が開いていたので、
ここにインシュロックを通し、クリップを取り付けてみました。
そこまで邪魔にはならないです。
シールドがついていない分、
オフロードヘルメットの風切音対策は不利な気がします…。
眉間から配線を出す
![](https://j-chilling.com/wp-content/uploads/2022/04/IMG_1698-1024x768.jpeg)
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マイクの配線の大部分はヘルメットの内装内に収め、
眉間の部分から先っぽのピンク部分を出します。
ゴーグルをつけ外しするので、
ゴーグルのバンドに干渉しないよう、ビニールテープで抑えておきます。
で、接続端子はピンク色の主張が凄いので、
防水と保護を兼ねてビニールテープで巻いちゃいます。
外部マイクアダプターを貼り付ける
![](https://j-chilling.com/wp-content/uploads/2022/04/IMG_1699-1024x768.jpeg)
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この外部マイクアダプターが無駄に大きく、
HERO10最大のダメダメポイントなのですが、仕方無いですね。
USB-C接続用のケーブルも無駄に太く硬い…。
マイクアダプター本体にUSB-Cポートがついていますが、
使わないので防水対策としてビニールテープで塞ぎます。
バイザーで隠すように、
両面テープで外部マイクアダプターを貼り付けます。
(ものすごく雑な貼り方)
マイクアダプター自体は軽いので、これで全然大丈夫な感じです。
完成
![](https://j-chilling.com/wp-content/uploads/2022/04/IMG_1701-1024x768.jpeg)
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外部マイクアダプターに外部マイクの端子を接続し、
GoPro本体をマウントに取り付け、
側面のUSB-Cポートと外部マイクアダプターを接続すれば完成。
どうでしょう。
割とスッキリしてるんじゃないかと思います。
![](https://j-chilling.com/wp-content/uploads/2022/04/IMG_1705-1024x768.jpeg)
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横から見たら、バイザーが殆ど汚い部分を隠してくれるので、良い感じです。
下から覗き込まないと、あんまり見えないです。
使い心地
このマウント、割と良い点しか見当たりません。
うまくいったと思います。
- 自然な一人称視点で撮影出来る
→(目線とほぼ同じ高さ。バイザーはギリギリ映らない) - 角度調整が簡単
→(ほぼ中心の位置は固定だが、上下の角度調整は簡単)
- 録画ボタンが押しやすい
→ (逆さまにGoProがぶら下がるので、下から簡単に押せる) - 撮影中かどうかが分かりやすい
→ (ちょっと視界にGoProが入るが、気にならない。赤ランプが見える) - 取り外しが凄く楽
→ (USB-Cのケーブルを抜く+マウントのネジを抜く だけでOK) - 簡単には落下しない安心感
→ (ボルトがもげない限り落ちることはない) - あまり目立たない
→ (たぶん)
ただ、長時間つけて走ってると肩凝りそうです。
GoPro本体の重さは気になるけど、こればっかりはどうしようもないですね。
結論:オフメットはデコマウント
外部マイクがなければ、もっとスッキリして良いのですが、
オフロードヘルメット+HERO10を使ってのモトブログを考えてる人にとっては、
かなり良い線行ってるマウント方法だと思います。
ガチのオフロードを走る人にも、デコマウントはオススメです。
木の枝やら、前走車が巻き上げる土やら、
GoProは結構過酷な環境に晒されるわけですが、
マウントする場所の中で被弾率が少なそうな場所もおデコだからです。
(だいたいバイザーが守ってくれるので)
まだ全然使ってない状態でこれだけ書いちゃうのもアレなんですが…。
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もうちょっと試走しながら、使い込んでいきます。
それではまた!よろしくどうぞ。
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