東北編までやってきましたね。
日本一周中に出会った美味しいお店を紹介します。
ご当地グルメからB級グルメまでなんでもアリ、
ラーメンは別枠っていうルールでまとめます。
九州編から見ていってね!
美味しかったお店10選(東北編)
東北は、広いですよね…。
移動が中心になってしまうのですが、
出会ったお店で印象に残っている所を10個チョイスしました。
おしょうしな総本店:いも煮
(山形県 山形市)
山形駅から徒歩5分、メインの通り沿いにお店を構える、山形郷土料理のお店。
出てくる料理が全部美味しかったんですよね…。
お造りは豪華で、面白い皿に盛られてきます。
マルジュウと生醤油の2種類の醤油で。
どっちで食べても美味いです。
「クリームチーズのお姫様」は、
蔵王のクリームチーズとはちみつをクラッカーに乗せて食べます。
これも爽やかで強烈に美味い。
郷土料理のいも煮は、里芋と牛肉の深い味わいが抜群に美味い。
お出汁を飲んだだけで思わず声が漏れます。
日本酒の種類も豊富で、どれも美味い。
繰り返し「美味い」としか言えない語彙力…。
このお店のお陰で山形県が大好きになりました。
店員さんの接客も素敵です。
あけみちゃん号:まぐろの漬け丼
(青森県 大間町)
「大間のまぐろ」が堪能出来るお勧めのお店。
大間崎周辺にはいくつかまぐろ料理屋さんがありますが、
こちらは、あけみちゃんのホスピタリティが素晴らしいのです…。
ここで頼んだマグロの漬け丼は、赤身とトロの部分をバランス良く、綺麗に盛ってくれていました。
脂も程よく、とても上質なマグロといった味。
とろろ昆布たっぷりのお味噌汁も美味。
食後にコーヒーも頂けます。
こじんまりとした店内で、かかっている音楽も昭和歌謡曲な感じ。
最高に落ち着きます。
善助屋食堂:どんこ唐揚げ丼
(岩手県 宮古市)
昭和23年創業の老舗食堂。
震災によって壊滅的な打撃を受けた地域ですが、
復興後の現在は、道の駅たろうの敷地内に店舗を構えて経営されています。
かなり人気で活気のある店内です。
こちらで頂いた「どんこ唐揚げ丼」、温玉も乗ってなかなか美味しそうなビジュアルです。
見た目通り、衣は揚げたてサクサクで、中のどんこもフワフワ。
どんこって美味いんですね…。
「どんこ」と呼ばれる魚には2種あるらしく、
- 硬骨魚綱スズキ目ハゼ科の淡水魚
- タラ目チゴダラ科チゴダラ属の海水魚
があるそうです。
ここで食べられるのは後者の方。
正式名称は「エゾイソアイナメ」っていうやつで、三陸ではメジャーな魚みたい。
画像検索してみたら、まぁまぁグロい魚でした。
美味かったら見た目はどうでも良い、よね…?
活魚 すごう:刺身御膳(あらいそ)
(岩手県 大船渡市)
大船渡市の地域クーポン券を使ってちょっと贅沢したお店。
古くからある地元の名店といった佇まいで、お客さんは地元の人ばかりです。
お一人様席のカウンターの前では、職人さんがせっせと調理されています。
こちらで頂いた刺し身御膳は、お造りも天ぷらも非常に美味しかったです。
特に小鉢に入った白身のお造りが美味しかったのですが、マトウダイだったみたい。
マトウダイってこんなに脂が乗って美味い魚なんですね。
使う魚介は、職人が毎朝市場に行って仕入れたものらしく、鮮度の高い魚介の数々に大満足。
リアスキッチンDELI:気仙沼フカかつサンド
(宮城県 気仙沼市)
気仙沼海の市1Fにあるお店。
気仙沼といえば、サメが有名ですね。
近海マグロやメカジキの延縄漁業が盛んであり、同様にサメも漁獲してきたからだそう。
こちらで販売されている気仙沼フカかつサンドは、
料理人でもある気仙沼住みます芸人・けせんぬまペイ!さんが開発したハンバーガー。
気仙沼市魚市場に水揚げされたモウカザメの肉(フカ肉)を新鮮なままカツにして照り焼きソースを絡め、地元産トマト、千切りキャベツ、フライドオニオン、チリマヨソースと共にバンズでサンド。
バンズからはみ出したサメのカツは、たっぷりのソースに浸されてます。
カツの見た目は真っ黒。
でも美味しいんですよね。
サメの肉も癖がなく美味しいんだな…という事に気付きます。
創菜旬魚はしもと:三陸穴子天丼
(宮城県 南三陸町)
地元タクシーの運ちゃんにお勧めされて足を運んだお店。
南三陸さんさん商店街は、ミズダコが名物なようで、
広い敷地内に飲食店がずらりと並ぶ所です。
その中でも南三陸の豊富なメニューを取り扱う、創菜旬魚はしもとに入店。
丼の真ん中にどーんと置かれた穴子天は、揚げたてサクサク、つゆの味も良くペロリと頂けてしまいます。
やはりタクシードライバーの方の情報は間違いが無い…
穴子天丼にして正解でした。
他の海鮮丼も気になりましたが…
塩釜水産物仲卸市場:マイ海鮮丼
(宮城県 塩竈市)
地元バイカーにお勧めされて足を運んだ所。(こればっかり)
かなり広大な敷地を誇る魚市場です。
ここでは魚市場でネタを買い、ごはんに乗せてマイ海鮮丼を楽しむ事が出来ます。
朝がメインの時間帯のようで、お昼頃には店じまいをしている所が多数でした…。
それでも宮城県産の海産物が豊富で、色んなお店から気になるネタを選ぶ事が出来ます。
おばちゃんとの交渉次第で、小分けしてくれたり、ネタをオマケしてくれるのも市場ならではの楽しさ。
調子に乗って買いすぎると食べきれないので注意。
ごはんとお味噌汁のセットは、6号売り場付近で購入出来ます。
大葉・卵焼き・ガリの「写真映えセット」も50円で販売されているのが面白い。
しかし盛り付けには経験とセンスが要りますね…。
自分だけのオリジナル海鮮丼は美味い事間違いなし。
利久:牛たん定食
(宮城県 仙台市)
せっかく仙台に来たのだから…と立ち寄った牛たんのお店、利久。
仙台発祥ではあるのですが、全国に店舗があるようです。
こちらで3枚6切れの牛たん定食を頂きました。
初心者にはどれぐらいの量か分からない…。
「3枚」は厚み、「6切れ」は数みたいですね。
1人前の量としてはちょうど良かったように思います。
程よい厚みで歯切れも良く、麦飯が進みました。
麦味噌やおしんこも、確実にビールを飲ませにきている味付け。
デザートのお餅はカシス味でした。
メヒコ:カニピラフスペシャルセット
(福島県 福島市)
ケンミンショーでもお馴染みの、カニピラフが名物のレストラン、メヒコ。
福島県民のソウルフードという認識だったのですが、本社は東京にあるようです。
フラミンゴ館や水族館もあるようですが、福島店にフラミンゴは居ませんでした。
ここではカニピラフスペシャルセットを注文。
前菜からサラダ、スープ、カニピラフ、揚げ物と、順にコースとして出てきます。
どれも美味しく、特に揚げ物のカニクリームコロッケは美味しかったですね…。
ちょっと贅沢したい時にお勧め。
カニピラフのカニは、殻付きとむき身が選べます。
映え重視で殻付きをチョイスしましたが、めっちゃ面倒です。
無心になってカニの殻から身を取り出す作業…。
普通に美味しく食べるのであれば、むき身の方が圧倒的に楽だと思います。
こめや:ねぎそば
(福島県 下郷町)
最後はネタ枠です…。
大内宿は江戸時代、会津若松と日光を結ぶ会津西街道(下野街道)と呼ばれる街道の宿場町として栄えたそうです。
今でも茅葺き屋根の民家が立ち並ぶ、歴史情緒溢れる場所。
高遠そば(ねぎそば)が有名で、大内宿の至る所にそば屋さんがあります。
僕はこめやさんに入店し、冷たいねぎそばを注文しました。
しばらくすると、ねぎを丸々一本乗せたそばが運ばれてきます。
これでそばをすくって食べて、薬味としてもかじってね、というやつ。
数分後には割り箸に手が伸びていました…。
もっと楽しめれば良かったのですが、空腹による苛立ちの方が大きかったですね…。
お蕎麦自体は普通に美味しいです。
梅干しもついてさっぱり。
食べた事が無い方は、話の種に是非。
東北もうまいもんだらけ
東北の美味しいお店10選でした。
関西に住んでいると、東北まで足を運べる機会って少ないと思うんですが、良い所が多いんですよね…。
そしてメシも美味い。
今回の日本一周旅で東北が大好きになりました。
残りは北海道ですね。また紹介します。
それでは〜
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