どんどんいきます。
今回はちょっとエリアを広げて、北陸・関東甲信越で14選。
日本一周中に出会った美味しいお店を紹介します。
ご当地グルメからB級グルメまでなんでもアリ、
ラーメンは別枠っていうルールでまとめます。
九州編から見ていってね!
美味しかったお店14選(北陸・関東甲信越編)
例によって淡々と紹介していきます。
10個に絞りきれず、申し訳ない…。
いってみよう!
ヨーロッパ軒:ソースカツ丼
(福井県 福井市)
福井県の名物ソースカツ丼。
その中でも有名なカツ丼チェーン店がヨーロッパ軒、通称「パ軒」。
ドイツ仕込みのウスターソースを
日本人の味覚に普及さすべく
苦心を重ね、創案致しましたのが、
翌大正2年 東京で開かれた料理発表会にて
日本で初めて披露しました
『ソースカツ丼』でございます。薄くスライスした上等のロース・モモ肉を、
ヨーロッパ軒より引用
目の細かな特製パン粉にまぶし、
ラード・ヘッドでカラリと揚げたカツを、
熱々のうちに
ウスターソースをベースに
各種の香辛料を加えた秘伝のタレにつけ、
熱いご飯にタレをまぶした上にのせた
カツ丼です。
並でカツが3個、定食でサラダやお味噌汁がついてきます。
カツには秘伝のソースが染み込み、とても柔らかかったです。
どことなくチキンナゲットを食べているような感覚…。
下のご飯にもソースがかかり、結構味が濃いめ。
お味噌汁もかなりしょっぱめ。
想像以上にこってりで、ボリュームのある一品でした。
店舗によって味が違うのかもしれません。
カレーのチャンピオン:Lカツカレー
(石川県 金沢市)
元祖金沢カレーのチェーン店、チャンカレ。
金沢カレーの2大巨頭は「ゴーゴーカレー」と「カレーのチャンピオン」のようなのですが、
僕は「カレーのチャンピオン」へ行ってきました。
石川県民のソウルフードとして親しまれるこちら、
不動の人気メニューは上にサクサクのカツが乗ったLカツカレー。
銀皿の上にキャベツが添えられて出てきます。
そしてスプーンではなく、フォークでいただきます。
意外とフォークの方が食べやすいかも…と気づきます。
カツもカレーも美味しく、
赤いコップにつがれた水もガンガン進みます。
レギュラーサイズで満腹です。
京都や兵庫など、関西にもチャンカレの店舗はあるみたい。
やぶ新橋:ふぐ炙り丼
(石川県 輪島市)
能登の名物といえば、能登で漁獲された天然ふぐ。
こちらを美味しく頂けるお店が、輪島市の新橋通り沿いのお店、やぶ新橋です。
色々なメニューがあるのですが、僕はふぐ炙り丼を頂きました。
炙られたふぐは、コリコリのしっかりとした食感で、脂ものっています。
わさび醤油で頂いても良し、味変として梅肉と共に頂いても良し。
真ん中にぶっ刺さったミョウガがダイナミックですね。
丼としての量も割と多いです。
魚介のアラが沢山詰まったお味噌汁も抜群に美味しいお店でした。
輪島に来たら是非。
もりもり寿し能登総本店:おまかせ厳選コース
(石川県 能登町)
本場北陸の本格寿司が味わえる回転寿司チェーン店、もりもり寿し。
割と関西にも店舗が多いのですが、総本店のこちらは明らかにネタが新鮮で、美味しい気がします。
(プラシーボでしょうか…)
ランチメニューは、下駄に乗せて出してくれます。
エビが2種類あるのですが、どっちも馬鹿美味い。
ウニも美味しかったですね…。
どのネタも素晴らしく、10貫とも4番バッターを張れるようなオールスター寿司でした。
カニつきの味噌汁も美味。
ランチはリーズナブルながら美味しく、
個人的に最強のお寿司屋さんだと思っています。
北陸に来たら是非。
来夢来人:A定食
(長野県 白馬村)
長野県の白馬村にお店を構える、最高に居心地の良い漫画喫茶。
それが来夢来人(ライムライト)です。
広々とした店内で、おばちゃんが一人で切り盛りされているのか、
注文を受けてから出来上がるまで少し時間がかかります。
でも本棚に置かれた漫画の量が膨大で、待ち時間が全く苦ではありません。
こちらで注文したのが、ハンバーグ、有頭エビフライ、唐揚げがセットになったA定食。
ボリュームもあり、どれも美味しく頂けます。
キャベツが大盛りなのも嬉しい。
他のお客さんも、食後はずっと漫画を読んでました。
地元にあったら絶対通うと思います。
とんかつ三条:新潟タレかつ丼
(新潟県 三条市)
新潟県三条市に構えるとんかつの専門店。
豊富なカツのメニューに加え、釜めしも名物になっています。
こちらで頂ける新潟名物タレかつ丼は、甘しょっぱい秘伝のタレにかつをくぐらせた丼。
福井のヨーロッパ軒よりもあっさりとしており、サクッと食べられてしまうのが特徴です。
昔の新潟市は屋台が多く、「手軽に屋台でも食べられるように」と考案されたのが始まりみたい。
かなり特徴のあるお店なのですが、特筆すべき点は、
- ごはん、お味噌汁おかわり無料
- ゆで卵食べ放題
- お子様にはわたあめサービス
といった所。
特にゆで卵食べ放題は意味が分からないんですが、これが美味しいんですよね…。
気がつけば殻を剥いてモリモリ食べている自分が居るっていう…。
満腹間違い無しのお店です。
小嶋屋総本店:へぎそば
(新潟県 新潟市)
新潟の郷土料理といえば、へぎそば。
「へぎ」という言葉は、「剥ぐ=はぐ=へぐ」のなまり。
木を剥いだ板を折敷にしたもののことであり、ざるそばやせいろ同様、「へぎ」という器に盛られたそばのことを言うそうです。
小嶋屋総本店は、その中でも人気のへぎそばチェーン店。
そばのつなぎには、フノリ(布海苔)という海藻を使っているそうです。
そば自体は少し固めでしたが、のどごしも良く美味しい。
天ぷらは藻塩をつけて頂きます。
これも揚げたてで美味しい。
綺麗に盛り付けられたそばは見た目も涼しげで、暑い季節にはピッタリです。
石田屋:みおもて定食
(新潟県 村上市)
「鮭のまち」とも呼ばれる新潟県村上市では、鮭を残すことなく一匹丸々使って料理にする習慣があるそうです。
村上駅前の旅館、「石田屋」は、鮭料理店としても有名な所。
こちらで頂ける「みおもて定食」は、
村上名物塩引鮭と鮭の昆布巻、鮭の酒浸し、ミニはらこ丼がついた人気メニューです。
色々な調理法によって余すことなく鮭の美味しさを堪能出来る定食。
ランチにしてはちょっと贅沢な感じですが、はらこはプチプチ。
箸袋のはらこちゃんも可愛いお店です。
本陣つかさ:ほうとう
(山梨県 富士河口湖町)
山梨県からは有名な郷土料理、ほうとうを。
小麦粉を練った平打ち麺に、かぼちゃや芋類、きのこ、季節の野菜、肉などの具材を加えて、味噌仕立ての汁で煮込む素朴な料理です。
古くは戦国武将、武田信玄が陣中食にしていたとか。
お店によってかなり個性が出そうなほうとうですが、
本栖湖前にある本陣つかさのほうとうは、かぼちゃたっぷりで、優しく甘い味付けでした。
煮込まれた野菜も沢山詰まっているのでヘルシー。
具だくさんのあつあつ味噌汁うどん、といった感じです。
標高が高い富士五湖周辺は、秋口でも結構寒かったです。
冷え切った体に染み渡る、素敵な郷土料理ですね。
藤義:大海老天重
(山梨県 甲斐市)
ゆるキャンの聖地巡礼ついでに寄ったお店、藤義。
なでしこのバイト先になっている所ですね。
こちらで注文した大海老天重は、かなり大きな海老の天ぷらが二本、どーんと乗った写真映えするやつです。
これだけでかなりボリュームがあります。
横のミニそばは、二段まで無料で追加してくれます。
ちゃんとした手打ちの蕎麦屋さんのため、お蕎麦も美味しいお店です。
cafe金次郎:金次郎給食
(千葉県 鋸南町)
ここから関東です。
千葉県からは、道の駅保田小学校で頂いた「金次郎給食」をピックアップ。
小学校を改装して道の駅にしちゃった所です。
ここで頂ける学校給食は、揚げパン・ソフト麺・おかず・牛乳・フレンズクレープがセットになっています。
牛乳にはミルメークを追加出来ます。
僕とは世代が違うのか、地域が違うのか、正直懐かしさは皆無だったのですが、どれも普通に美味しかったです。
揚げパンは給食というより、カフェの味。
揚げ物は鯨でした。
唯一クレープはパッサパサで美味くなかったですね…
日の出:オムライス
(東京都 西東京市)
東京で紹介するお店はここだけです。
でもここは絶対紹介しておきたい…。
西東京市の路地に店を構える、昔ながらの街洋食屋さんです。
とんかつって書いてますが、洋食はなんでもOKな雰囲気のお店。
昭和レトロな店内、良心的なお値段ながら、出される料理はどれもボリュームがあって美味しい。
オムライスもチキンソテーも、文句なしの美味さです。
注文配達もされています。
電話注文を受けると、お母さんがとてつもない手際の良さでガンガン料理を作り、
出来上がった料理を旦那さんがオカモチに詰め込んでスーパーカブで配達するっていう流れ。
この連携プレーが見ていて惚れ惚れする…。
常時死ぬほど忙しそうな店内です。
絵に描いたような地元密着店です。
あんまり無理しないでねって思いつつも、末永く続いて欲しいお店。
マジで近所に欲しい。
アパッチ:アパッチの唐揚げ
(群馬県 前橋市)
前橋市の快活に泊まる時に、なんとなく立ち寄ったお店。
こちらの名物は、骨付きの鶏肉を丸々揚げるインディアンレッグボーン。
僕はなんとなくチキン南蛮の定食を注文しました。
ジューシーで美味しい唐揚げなのですが、
ここはなんといってもボリュームが凄いのです。
でかい唐揚げにコテコテのタルタルソースが乗っています。
僕は出されたご飯は残さず食べる主義なのですが、この旅で初めて食べきれなかったのがここ。
敗北を味わった苦い思い出の店として刻まれました…。
一応残った唐揚げは容器に入れて持ち帰り出来ます。
(次の日に頂きました)
うどん専科 麦の香り:ぶっかけうどん
(群馬県 長野原町)
最後は八ッ場ダムの近くにあるうどん屋さん、麦の香り。
こちらで注文した海老天餅天のぶっかけうどん、
うどんはコシがあり、天ぷらもサクサクで美味しく頂けました。
特に印象に残っているのが、添えられたたくあんが凄く爽やかで美味しかったんですよね…。
たくあんって別にそんなに好きじゃないというか、
注目すらしてなかったんですが、
それは今まで美味しいたくあんを食べて来なかったからかも…と思うようになりました。
「うどんよりもそっちかよ」という感じではあるのですが、印象に残っています。
北陸が多めになってしまった
北陸・関東甲信越の美味しいお店でした。
やっぱり14個は多かったかも…でも絞りきれなかったんです…。
割と北陸が多め、関東が少なめになってしまいました。
他にも良い店は沢山あると思います。
気になる所は、是非足を運んでみてね。
よろしくどうぞ。
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