【タンクバッグ】エンデュリスタン サンドストーム4Hレビュー【オフ車に最適】

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どうも、ヒロマスです。
日本一周前に予行演習で琵琶湖まで行き、
カメラ周りの荷物整理と充電をどうにかスッキリしたいと思うようになりました。
で、迷った結果、タンクバッグを購入しました。

探してみると、割とロードバイク向きのものが多くて、
オフロードバイクに合うタンクバッグってあまり無いのですが、
今日はそんな中で見つけた、
エンデュリスタンのタンクバック サンドストーム4Hをレビューします。

オフ車にドンピシャのフィット感で、使い勝手も良く、無骨で格好良い。
オフ車でツーリングする人にはかなりオススメのタンクバッグですので、
参考になれば幸いです。

準備だけでかなり散財してる気がする…。はよ出発しろや…

目次

昔からタンクバックは敬遠していた

僕は長いことバイクに乗っていながら、
タンクバッグは今まで使った事がありませんでした。

見た目がダサいとか、運転する時に邪魔とか、タンクに傷がつくとか、
色々と理由をつけては敬遠してきました。
(そういう人も多いんじゃないかな?)

今回予定している長期旅で、
「やっぱり前にも収納スペースがあった方が便利だよな…」
という考えが勝ってしまい、購入に至りました。
人生初タンクバッグです。

ですので、他のタンクバックとの比較等は出来ません。
申し訳ない…。
そんなアンチタンクバッグ派であった僕でも、
使い勝手が良いと感じ、とても気に入っているので、
オススメできるタンクバッグである事は間違い無いです。

タンクバッグに求められる条件

タンクバッグ経験ゼロの僕から見ても、
求められる条件って、結構あると思うんです。

  • コンパクトさ
  • 充分な収納量
  • 出し入れのしやすさ
  • 防水性
  • フィット感、着脱のしやすさ
  • 充電ケーブルの入り口
  • 地図が見れる

コンパクトさ

最低限、運転の妨げにならないコンパクトさは必要です。

  • ハンドルを切る度にぶつける
  • スマホ操作する度に手に当たる
  • お腹に当たる (ぽっちゃりさんは特に)

といったバッグは危険ですし、使っていても不快極まりないですよね。

充分な収納量

使い方によりますが、
タンクバッグは出し入れが一番簡単でアクセスしやすい場所にあるので、
バイクから降りても使用頻度の高いものの収納がメインになるかと思います。

財布と携帯さえ入れば良い、という人も居れば、
とにかく色んなものをタンクバッグに収納したい、という人も居るでしょう。

僕の場合、GoProのバッテリーやモバイルバッテリー、
ペットボトルのお茶が入るぐらいの容量が欲しいと思いました。

出し入れのしやすさ

使用頻度の高いものを収納する事になるので、
バッグの開閉が面倒なものは、その度にストレスになります。
さっと開けてさっとしまえる、そんな使いやすさが大事。
これは、ガソリンを給油する時の外しやすさにも同じ事が言えます。

防水性

積荷の中でも、電子機器や財布など、
割と大事なものが入っている場所がタンクバッグになるのではないでしょうか。
スマホやカメラ等の電子機器を入れる場合は、
ここの防水性は必須と言っても良いでしょう。

外付けの防水カバーが付属しているタイプもありますが、
バイクで走行中に突然雨に降られる事はいくらでもあるわけで、
その度にバイクを止めて、カバーをつけるのは面倒です。
そういう時って、自分もカッパを着たりする等、忙しいので…。
それなら最初から防水の方がありがたいです。

フィット感、脱着のしやすさ

走行中にグラついたり、ズレたりするバッグはストレスですよね。
特にオフロードバイクの場合は、
ガソリンタンクが狭く、上に盛り上がった形状が多いので、
こういうタンク形状にフィットするものが求められます。

ぴったりとバッグを固定が出来つつも、
バッグ自体の脱着が簡単であればなお良し。

充電ケーブルの入り口

ハンドル周りにスマホをつけたり、
充電ポートをつけたりしてる人は多いと思いますが、
僕も出来れば走行中にGoProやらモバイルバッテリーの充電はしたいです。

今どきのタンクバッグにはケーブルを通せる穴が開いたものが殆どだと思いますが、
これも充電するライダーには必須。

地図が見れる

僕の場合はスマホからGoogleMapをメインで使うので、
あまり必要無いのかもしれませんが、
ツーリングマップル等、紙の地図を愛用しているライダーもまだ多いかと思います。

バッグの天面がクリア素材になっていると、地図の確認は楽です。
マップルを使わないにしても、
道の駅などに置いてある、その地域の観光MAPなんかを挟めると便利かもしれません。

エンデュリスタン サンドストーム 4H タンクバッグを購入

こういった条件をもとに行き着いたのが、
エンデュリスタンのサンドストームというタンクバッグ。
サンドストームは、サイズごとに4種類のラインナップがあります。

  • 4X (3.5L)
  • 4H (7L)
  • 4S (7〜12L)
  • 4A (13〜20L)

僕は今回、長期ツーリングの小物やカメラ収納などにちょうど良さそうな、
7Lサイズの4Hを購入しました。

完全防水で、見た目もスッキリ、無骨で格好良い…!

エンデュリスタンって何の会社?

出典:JAPEX


エンデュリスタンは、スイス発のモーターサイクルラゲッジ専門メーカーです。

ENDURISTANはモーターサイクルラゲッジ専門メーカーです。
製品の最大の特徴は独自開発した超ハイテク3層生地とその溶着構造にあります。
この特殊な生地を用いることによりENDURISTAN製品は摩擦と引き裂きに非常に強く、
そして溶着構造により完全防水防砂防塵防泥防雪を実現しています。

JAPEXより引用

ヨーロッパではオフロードバイクは盛んなので、
こうした所から出てる専門のバッグって、
それだけでかなりタフに扱えそうなイメージがあります。


ピッカピカのバイクも良いんですが、
使い込まれた泥だらけのバイクって、めっちゃ格好良く無いですか?
いや、実際ツーリングでこんなドロドロの道を走る事は皆無なんですが、
防水で汚れにも強いっていうのは、シンプルに便利なシーンが多いです。


日本での販売代理店はJAPEXという所で、
他にはブーツで有名なGAERNE等も取り扱っています。

エンデュリスタンの製品はAmazonでも出品されていますが、
欠品しているものもあったりするので、
JAPEXの販売サイトもチェックしてみた方が良いと思います。

サンドストーム4Hの良い所

オフ車にドンピシャな形

バックル4箇所で固定するだけの簡単仕様ですが、
オフ車の狭いタンクにもピッタリフィットしてくれます。


前側は、ステム部分のフレームにカチッと取り付け、ベルトを絞るだけでOK。



後ろ側は、適当にフレームの好きな場所に結束バンドでバックルを固定します。
KLXの場合、リアブレーキのタンクが置いてあるぐらいの位置に止めてみました。
(エキパイの熱で溶けたりしないよね…?)



あとはタンクバック本体を上に乗せて4箇所バックルを止めれば完了。
ストラップが優秀で、一部硬めのゴムバンドになっているので、全くグラつきません。
真横から見るとこんな感じで、ちょうど給油口の蓋の上に乗っかる形になります。


バイクに跨ると、邪魔にならない絶妙なポジションになります。
スタンディングしたらちょっと気になるかもですが、
長距離ツーリングで立つ機会はそんなに無い、と思います。

最大までハンドルを切ると、少しだけバーパッドが接触しますが、
バッグ自体が柔らかいので問題ありません。
ただ、ハンドルにつけてたスマホホルダーには思いっきり干渉してしまったので、
これはスマホホルダーの設置場所を見直します…。

オフ車にドンピシャな機能

防水で泥汚れにも強い1000デニール3層構造。
手触りも良い感じで、ちょっと高級感のある生地が使われています。
止水ファスナーなので、ファスナーから浸水する心配もありません。
取手は握りやすく、別途ショルダーストラップをDカンにつければ、ショルダーバッグとしても持ち運べます。


前側にはケーブルの差込口があり、
ここからバック内の機器へ充電しながら走行も可能です。


天板のMAP収納スペースはベルクロ式になっている為、取り外しも簡単。
外しちゃうと寂しいのでつけておきますが…。
iPad miniやツーリングマップルは収納出来るサイズです。
こっちにも充電ケーブル用の穴が開いています。

充実した小物収納ポケット

バッグを開くと真っ赤なんですが、
お陰で入れている荷物を探しやすいです。



蓋側には結構立派なケースがベルクロでくっついており、
ここに工具なんかも収納出来そうな感じです。


本体の後ろ側には、ケーブルや小物をとめておけるバンドとポケットが付属されており、
本体内の仕切りにも小さなポケットがあります。
この仕切りも、好きな位置に移動可能。


僕が日本一周に持っていこうとしているガジェット類は、
GoProとinsta360の充電関連やマウント系のアクセサリー、ケーブル類、
大きめのモバイルバッテリーやワイヤレスイヤホン、
キャンプ用のLEDライトにリップクリームや日焼け止め、エコバックなど…。
充電したいものと、使用頻度高めなものはだいたいこんな感じ。


これだけの機器類がいい感じに全部収まります。
GoProのハードケースがそのまますっぽり入るので、中での整理もしやすいです。

ガジェット類をとりあえず放り込んでおくスペースとして、
ちょうど良いサイズが7Lぐらいなのかなと思いました。

こんなにガジェットを持ち運ばない人も、
お茶とかおにぎりとか、
お弁当を入れちゃうのも良いかもしれないサイズ感です。

総じてこのタンクバッグ、最高です。

オマケ:フェンダーバッグも凄く良い

キャンプ道具を入れた積荷の中に車載工具を入れるのは邪魔で、
車載工具だけ分割して別の場所に積みたいと思い、
エンデュリスタンのフェンダーバックも購入しました。
これもすこぶる良いです。





ヘッドライトと干渉するかと思いきや、ギリギリ大丈夫そうです。
サイズはSサイズを購入しましたが、絶妙な厚みは素晴らしい。


車載工具を入れてくくりつけているので、
重量的にもそこそこあるのですが、
4つのツメでがっちりフェンダーに引っ掛ける構造な為、
ガタガタ道を走ってもズレ落ちる気配がありません。
ハンドルの重さも全く気にならない。

車載工具は取り出す機会が少ないと思いますので、
日本一周では、基本的にフェンダーにつけっぱなしで運用しようと思います。


このフェンダーバッグは見た目的に賛否両論ありそうですが、
個人的にはアドベンチャー感が溢れ出して大変よろしいと感じてます。

結論:エンデュリスタンはオフ車ラゲッジの救世主

オフ車に特化したツーリングバッグって、あんまり無い気がします。
いや、あるにはあるのですが、
オフ車にも装着出来はするけど、あまりしっくり来ない
っていうものが大半なのではないでしょうか。

エンデュリスタンのバッグは、
そんなオフ車乗りの悩みを一気に解消してくれます。
ついでにサイドバッグやらドラムバッグやら、
他のバッグもめっちゃ欲しくなります。

公道しか走らないロングツーリングなら、
そもそもオフ車に乗る必要無くない?という突っ込みは置いといて…。
バイクラゲッジ界でも異彩を放つエンデュリスタン、
是非チェックしてみて下さい。


ではまた、よろしくどうぞ。

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