【日本一周】長期ツーリング前のバイク整備箇所まとめ【KLX250】

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どうも、ヒロマスです。
もうすぐ日本一周に出発するのですが、
事前準備として出来る範囲でバイクの整備を行いました。

普段からきっちりメンテしてる人は良いのですが、
僕の場合、この冬は丸々半年ぐらいバイクをほったらかしにしていたのと、
15年選手で、かなりポンコツ化が進んでいるバイクという事もあったので、
今回、色々と部品を交換しました。

長期ツーリングに出発する前に、
最低限確認しておいた方が良い箇所をまとめておきます。

ちなみに僕のバイクは、06年式のKLX250です。

目次

出発前にメンテ・交換した部品

今回整備した箇所はこんな感じです。
割と消耗品が多めです。

  • エンジンオイル(オイルフィルター)
  • バッテリー
  • スパークプラグ
  • エアフィルター
  • タイヤ(チューブ、リムバンド)
  • ベアリングのグリスアップ・注油
  • クーラント(冷却水)の補充
  • USBチャージャー(充電ポート)

エンジンオイル(オイルフィルター)

バイクのエンジンオイル交換時期の目安は、
一般的に3000km〜5000km、または半年ぐらいと言われてます。

オイルを変えずに走り続けると、致命的なエンジントラブルのリスクが高まるので、
「しばらく乗ってなかった」という人は真っ先に交換しましょう。
最悪、エンジンが焼き付いたらその時点でツーリング終了です。

オイルの交換自体はめっちゃ簡単。
ボルト抜いて古いオイル抜いて、ボルト締めて新しいオイル入れるだけ。
ショップでもすぐにやってくれます。
ドレンボルトのワッシャーは毎回交換しましょう。
2回に1回ぐらいは、定期的にオイルフィルターも変えてます。

また、真夏にエンジンをぶん回しているとオイルの粘度が足らず、シャバシャバな感覚になります。
そうするとクラッチの繋がりも悪くなったりで乗り心地が悪化します。
目安の交換時期に来てなくても、「なんかシャバイ」と思ったら交換しましょう。
(季節に応じてオイルの粘度を変える人もいます)

僕は最初の頃はレッドバロンで入れてもらってましたが、
今は安くて定番のカストロールのエンジンオイルをマメに交換してます。

バッテリー

僕のKLXはキックスターターがついていないので、
バッテリーが上がる=セルが回らない=エンジンが掛からない=終了です。
押し掛けをする体力も気力もありません。

一般的にバイクのバッテリー寿命は2〜3年のようです。
今回、冬眠していた事によって完全に上がっていた為、交換しました。
長期ツーリングに行くとなると、色々と電子機器を充電したりもすると思うので、
ヘタったバッテリーを使い続けるのは現地でのトラブルを招きかねません。
コスパの良さから台湾ユアサのバッテリーがオススメです。

スパークプラグ

バッテリーを変えてセルは回るのに、
エンジンが掛からない…みたいな時がありますが、
プラグを交換する事で、すんなり掛かったりします。

単にカブっている場合は外して掃除してやれば復活出来るのですが、
プラグ自体そんなに高いものでは無いですし、
エンジンの燃焼効率も上がるので、マメに交換した方が良いです。

特にKLXは冬場の始動性がすこぶる悪いのですが、
プラグを変えるとマシになる気がします。
僕はNGKのイリジウムプラグを愛用しています。

エアフィルター

乾式とかカートリッジ式エアフィルターのバイクではあまり気にしないかもしれませんが、
オフ車の場合は大概が湿式(スポンジにオイルを含ませたフィルター)になってます。

定期的に洗って土埃を落として…みたいな事をするんですが、
加水分解っていうんでしょうか、年数が経過すると、
エアファイルターのスポンジはモロモロに粉化して崩れちゃいます。

今回外してみて、スポンジが見事に崩れ去ってしまったので交換しました。
僕はTWIN AIRか、ダートフリークのAirTecを使ってます。

タイヤ

ツーリングで長距離を走る予定であれば、タイヤもチェックしておいた方が良いです。
前回の記事でも書きましたが、僕は日本一周用に、IRCのGP210に変えました。


久々のタイヤ交換、めっちゃ疲れました。
GP210、硬かったです。
翌日筋肉痛になりました。
オマケに一度タイヤレバーをこじってチューブに穴開けました。
もうやりたくねぇ…。

ベアリングのグリスアップ・注油

タイヤ交換するついでにやっておきたいのが、
シャフトやベアリングのグリスアップです。
車体を支える軸となる大事な箇所なので、
グリスはたっぷりめに塗ってあげましょう。

僕はMAXIMAのウォータープルーフグリスを愛用してます。
パンパンに詰まってるので、一生グリス切れに困る心配がありません。

あとは錆びやすいチェーン・ワイヤー類と、
気になる箇所(鍵刺さるところとか)への注油もついでにしときましょう。

クーラント(冷却水)の補充

空冷のバイクは気にしなくて良いんですが、
水冷バイクの場合はラジエーターの冷却水が減ったりもするので、補充しましょう。

水道水でも良い説がありますが、
気分的にちゃんと色のついているラジエータークーラントを使います。
真夏の炎天下だとこれでも全然冷めませんが…。

USBチャージャー(充電ポート)

スマホ用の充電ホルダーを去年とりつけたのですが、
便利過ぎて手放せなくなりました。これは必須ですね。

長期ツーリングとなると、スマホ以外にも充電したいものは色々とあるので、
別途USBの充電ポートを増設しました。
何なら充電ポート5個ぐらい欲しい勢いです。

電源を取る際は、バッテリーから直接ではなく、
アクセサリー電源から取る事をオススメします。
旅の途中でバッテリーが上がっちゃったら目も当てられません。

と言いつつ、今回取り付けたデイトナのUSBチャージャーは、
バッ直が前提みたいな感じの説明書だった為、その通りに取り付けてみました。
何も起きませんように…。

交換はしなかったけど確認しておいた方が良い部品

最近交換したばかりだったという事もあり、
今回交換には至りませんでしたが、
以下も重要な部品ですので、消耗していないかは必ずチェックしておきましょう。

  • ブレーキパッド
  • ブレーキフルード
  • チェーン(スプロケット)
  • ワイヤー類(クラッチ、アクセル)

ブレーキパッド

乗り方にもよりますが、減る人は結構すぐ減ります。
命に関わるパーツですので、減っていて不安な場合は交換しましょう。

パッドによって結構ブレーキタッチも変わるみたいですが、
僕はあまりこだわりが無く、デイトナの赤パッドを使ってます。

ブレーキフルード

古いブレーキフルードだったり、
ブレーキホース内にエアを噛んじゃってると、
レバーの握り心地がスカスカになり、最悪ブレーキが効きません。

危険なのでここもしっかりメンテしときましょう。
フルードは規格さえ合えばどこのやつでもOK。(KLXの場合はDOT4)

チェーン(スプロケット)

エンジンの駆動をタイヤに伝える部品ですので、
多少は燃費にも影響しそうな気がします。
著しく錆びていたり、ガタガタになっている場合は交換しましょう。

ツーリング中も雨の中を走る時はあると思いますので、
小型のチェーンオイルは携帯しといた方が安心です。

ワイヤー類(クラッチ、アクセル)

定期的に注油していたら、
そうそう起こらないかと思いますが、
ここが錆びると、最悪ワイヤーが切れます。

そうするとクラッチが切れなくなっちゃうので、
錆びてる場合はワイヤーごと交換しましょう。

オマケ:保険類と車載工具の確認

どれだけ準備を万全にしていったつもりでも、
道中で予期せぬ事故や転倒・パンク等、色々とトラブルは起こり得ます。

ツーリングに出かける前に、
任意保険や、自賠責保険も有効期限が切れてないかも確認しておきましょう。
不安な人はJAFに入会しておくのも手だと思います。
僕の場合、日本一周のこの1年だけでも、JAFに入っておこうかと考えてます。


あとは、車載工具もある程度は持っていきましょう。
転倒してレバーが折れたり、スイッチ類を確認したり等、
車載工具でどうにかなるトラブルも案外多かったりします。

車載工具で無理な場合は、諦めてJAF呼ぶ

備えあれば憂い無し

こうして見ると、
点検しておかないといけない部品って多いですよね。

でも、どの部品も本当に大事。
他にもキャブレターやら前後サスペンションやら…挙げ出したらキリがありません。
整備を自分でやるかは自己責任なんですが、
自分でやらない人も、ちゃんとショップで点検はしてもらいましょう。
マジで命に関わるからね。

これだけやっても、何かしらのトラブルが起こりそうな気しかしないのですが…。
その時はその時。
今のうちに不安要素は出来る限り最小限に押さえて、旅を楽しめればと思います。


それでは良い旅を!よろしくどうぞ。

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