壱岐から対馬に渡り、
対馬の中心地と思われる厳原を散策した一日でした。
やはり離島はそれぞれ性格が違うというか、
どこも個性的で違った楽しさがありますね。
芦辺港
ゆっくりめに起床。
昨日よりもどんよりとした雲が広がっています。
午後から壱岐も対馬も雨予報なんですよね…
憂鬱です…

昨日買っていたイチノコーヒーのドリップバッグと菓子パンで朝食。
残念ながらイオンでご当地パンは見つけられず、
リョーユーパンとフランソワのコンビでいただきます。
(どちらも福岡県の製パンメーカー)


今日はお昼の船に乗って対馬を目指します。
9時半に和茶美のオーナーが芦辺港まで送ってくれました。
相変わらず爆速で車を飛ばしてくれます。
2日間お世話になりました…!


乗船の受付は30分前から。
窓口はまだ閉まってます。
お土産屋のおばちゃんに話しかけられ、世間話をして時間を潰します。
ご近所の島ですが、
壱岐に住んでる人はあまり対馬には行かないみたいです。
おばちゃん曰く「対馬は韓国人ばっかりだからよ〜」との事。
そうなのか…

港前は工事中でした。
乗る船が12時頃発の便な為、まだ2時間ぐらい暇です。
芦辺港周辺でぼーっとしてました。
イオンは電波弱いですが、フリーのWifiも飛んでます。

無事乗船券を買えました。
今回もジェットフォイルで向かいます。
博多からやってきたヴィーナスちゃん。
乗っていた乗客の殆どがここで降りてしまいました。
ここから乗り込んで対馬に行く人は5人ぐらいでした。


座席は指定していなかったのですが、
なぜか1Aのポールポジションをゲット。
でも1階の最前列はあまり景色良く無いです。
二度寝します。
壱岐の皆様、ありがとう…


厳原港
特に揺れもなく、快適な船内。
寝てる間に厳原港に着いてました。

博多港もそうだったのですが、
対馬の港(厳原港と比田勝港)には国内ターミナルと国際ターミナルの2つが併設されてます。
韓国から来るフェリーは国際ターミナルに着くみたいです。
それだけ韓国からの往来が多いようで、道路の看板はハングル文字だらけです。
壱岐でもたまに見た気がしますが、対馬は段違いにハングルハングルしてます。


つしにゃんの歓迎を受けながら中心地へ歩いていきます。

川沿いは建物も多く、思ってたより都会です。
ただ、あまり人は歩いてませんね…

対馬バーガーKIYO
対馬上陸記念にランチを堪能したいと思います。
川沿いにある対馬バーガーKIYOへ。

意外と奥に広い店内で、一番奥のテーブル席に案内されました。
お昼にしてはちょっと遅めの時間帯だった為か、他に女性客1組だけでした。
エアコンも効いてて快適です。


対馬名物、対馬バーガーを注文。
ランチセットでドリンクとポテトがついてきます。

対馬バーガーは、対馬産のひじきを練りこんだ特性ハンバーグと、香ばしいイカ焼きをサンドしたもの。
ジューシーでめっちゃ美味い。
美味しいけど…
ひじきとイカ、別に無くても良いかも…
とうっすら思ってしまいました(本末転倒)

ゲストハウス島びより
厳原のメイン通りと思われるこのあたりは、川が2本通っています。
もう1本の川は提灯がぶら下がっていて、ちょっとしたお祭り気分を味わえます。


ただ、人通りは少ない…
歩いているのは猫のみ。

この2本の川に挟まれた場所に、ゲストハウス島びよりがあります。
今日はこちらに泊まります。

新しく綺麗な内装。
チェックインには少し早い時間だったのですが、快く対応してくれました。
どこかダンディズムを感じるオーナーさんです。

案内された個室のお部屋。
めっちゃ清潔です。最高。
タオルも置いてくれてます。

洗面所やシャワールームもとても綺麗にされています。


共用スペースは1階にもあるのですが、
2階は格好良い長テーブルが置かれています。
落ち着く空間です。

1階のど真ん中に喫煙所が設置されてます。
しっかりしたドアのおかげか、煙も匂いも漏れてきません。
オーナーさんが愛煙家のようで、結構頻繁に利用されてました。


生まれも育ちも対馬であるオーナーさんは、本土で働いた後、
対馬に戻ってきてこのゲストハウスを作る事になったそうです。
(対馬に住んでる人はUターン組が多いらしい)
当初はドミトリーにする予定だったけど、
ちょうどコロナの時期と重なってしまった為、
やむなく全て個室に変更したそうです。
結果的に個室の方が好評になっちゃったねー、との事。
お一人様一泊4400円〜、という感じです。
安価で便利な立地、清潔で落ち着く空間、程よい距離感で親切なイケオジのオーナーさん。
厳原エリアで一人旅の宿ならここ以外無いわ、と思えるぐらい素晴らしいお宿です。
対馬醤油とふれあい処つしま
荷物を置いて身軽な状態でゲストハウスを出ます。
看板が格好良すぎるお店、対馬醤油に寄ってみます。

創業明治20年の老舗醤油屋さん。
色々な種類の醤油が置かれており、親切に案内して頂きました。


醤油に対するこだわりが無い僕は、焦がし醤油プリンだけ買いました。
明日の朝いただきます。
ゲストハウスに戻り、冷蔵庫にプリンを放り込んで再出発。
近くに観光案内所があるので、そちらに向かいます。
ふれあい処つしま。

お食事処やお土産屋さん、資料館が揃っている施設です。
残念ながらお食事処のつしにゃんキッチンは定休日でした。


近くにある対馬博物館も休館日みたいです。
なのでこちらの資料館でお勉強します。

古事記の国生み神話の中で、対馬は大八島のひとつにカウントされています。
本州・四国・九州・淡路島・佐渡島・隠岐島・壱岐・対馬の8つですね。
なんというか、偏りを感じる島のチョイスな気がします…
対馬は港を意味する「津島」として表記されていたみたいですね。
そして数多くの神社(式内社と呼ばれるらしい)が対馬にも存在します。


ゴーストオブツシマをやった人なら皆知ってる事ですが、
対馬と壱岐は元寇の舞台でもあります。
明治時代以降は国防上の拠点として多くの砲台が築かれたようです。


対馬にだけ生息するツシマヤマネコ。
絶滅危惧種1A類に属しているようです。
(本気で近々絶滅するかも…というヤバいやつ)
最近は対馬の北半分でしか生息してないみたい。

このQRコードで読み取るデジタルマップですが、
観光名所が見やすくまとめられいて、使いやすかったです。
(観光客が行く所は全部このマップに載ってます)
対馬に来られた際は活用してみて下さい。

入口には仁さんのパネルが置かれてます。
脇に書かれているサインは、サッカーパンチプロダクションズの創設者、
ブライアン・フレミング氏のものみたいです。
何度も対馬を訪問してGoTは作られたんでしょうね…

入館料は無料ながら、わかりやすく対馬の魅力を紹介されています。
博物館がお休みでも充分満足できる内容でした。
万松院
雨がパラつき、すぐに止みました。
今日はずっとこんな感じの天気になります。

休館日の対馬博物館をスルーして歩きます。
遠目では新しく大きな博物館でした。


春と秋にはホタルが見られるみたいです。

万松院にたどり着きました。
鎌倉時代から明治になるまで対馬を治めていた宗氏の菩提寺。

横の門から入れるみたいでした。
角を曲がって受付に向かいます。


受付の人はあっさりしてます。
拝観料は300円。


墓所へ続く参道の入口へ。
沢山杖が置かれています。


百雁木と呼ばれる、132段の石段が現れます。

ゴーストオブツシマでは、
序盤お世話になる黄金寺のモデルとして有名な所です。
この灯籠と石段に、周りの竹林の雰囲気…確かにそっくりです。
正確には黄金寺に行くまでの石段ですね。

例によって誰も居ません。
セミと鳥の鳴き声が気持ち良いです。
石段を上がっていくと、御霊屋(おたまや)と呼ばれる、
宗家一族が祀られたお墓があります。

ここもゴーストオブツシマでよく見たお墓の景色ですね…
絶対「こおろぎ」が拾えるであろう場所です。
不謹慎ですが、お墓を見てこんなにテンションが上がったの初めてです。

石段を上がった先に、3本の大杉があります。


この大杉も見事でした。
贈り物の社のモデルなんじゃないかな…

樹齢は1200年と言われているらしく、圧倒的な存在感を放っていました。


漁火公園とつしま焙煎所(イサチル)
観光情報館のあたりまで戻ってきました。
マツキヨにマックスバリュー、東横インもあります。
普通に都会の景色です。

まだ時間があったので、
ここから東にある漁火公園に行ってみようと思います。
細くて急な坂道を歩きます。

思ってた以上に高い場所にあるみたいですね。
延々と上り坂が続きます。

なんとかたどり着きました。
壱岐に続いて対馬でも激坂の洗礼を受けました…

その名の通り、夜は漁火(いさりび)が見られるみたいです。
だだっ広くて見晴らしの良い公園です。
なぜかゴリラが居ます。


漁火公園の駐車場で発見したのが、つしま焙煎所さん。
対馬で唯一の自家焙煎コーヒーのお店です。
発見したというか、僕が探してました。
対馬に上陸する前からお店の存在は知っていたのですが、
お店のInstagramでは「今日はイサチルやってまーす」というリールだけが投稿されていたんです。
イサチル…?って何のこと…?

「イサチル 対馬」で検索して、
この情報だけを頼りに漁火公園に行ったら、本当にいらっしゃいました。
GoogleのAI、すげーよ…
ちょうど今日の営業は終了で店じまいのタイミングだったのですが、
快く準備し直してコーヒーを淹れてくれました。
ありがとうございます…!

本日のコーヒーは、ペルーが中心との事。
すこし変わり種の、ウイスキー樽に漬け込んだコーヒー「Yamaneko」もありますよー、
という事だったのでそちらをアイスで淹れてもらいました。
ちゃんとウイスキーの香りがします。
なおかつコーヒーの味を邪魔する事なく、とても美味しいです。
アイリッシュコーヒー(アイルランド発祥の、ウイスキーとコーヒーを組み合わせたカクテル)
から着想を得てやってるそうです。
ウイスキーとコーヒーって、合うんですね…

オーナーの岩間さんは、元陸上自衛官の方。
福島県から移住されたそうです。
自衛隊時代から独学で手鍋焙煎をしていて、
対馬への移住を機に現在のカフェ開業に至ったとの事。
常に笑顔で素敵なお人柄の方です。
会話の端々から対馬が好きなんだな…という雰囲気が漂ってました。
後から知りますが、島中の人から「がんちゃん」という愛称で親しまれている有名人でした。

ちょうどお子さんを迎えにいくついでに、
という事で帰りは車で送ってくれました。
良い人過ぎるて…

つしま焙煎所さんは、厳原の久和地区(ここから山を2、3個越えた所)
で古民家カフェをご夫婦で経営されてます。
今回は行けませんでしたが、いつかまた伺いたいですね。
外で出店されている日も多いので、
事前にInstagramのリールをチェックしておいた方が良いです。
洗濯と漂民屋跡
送ってくれたつしま焙煎所さんに感謝してお別れ。
ゲストハウスまでワープしてきました。
島びよりでは外に洗濯機が設置されており、無料で使わせてくれます(洗剤もあります)
先にシャワーを浴びて、ここで持ってきた服を全部洗濯させてもらう事にします。


乾燥機は、島びよりから徒歩1分ぐらいの所にあります。
10分100円。2回まわせば充分乾きます。


乾燥機の場所は分かりにくいかもですが、
ワールドグリーン23裏手の駐車場奥にあります。

服の乾燥中に、周りをぶらついてみます。

川の先まで来ると、漂民屋跡がありました。
漂着した朝鮮人の一時的な収容施設だったみたいです。

ものすごい量のフグが泳いでました。
のどかな場所です。

居酒屋すみっこ
島びよりのオーナーに夕食でお勧めのお店を聞いてみると、
「一人で行くならすみっこかな〜」との事でした。
では行ってみましょう…


この辺はスナックが多いですね。
居酒屋すみっこさんを見つけました。
本当にスナック通りの隅っこにある感じです。

ツシマヤマじゃないネコが客引きしてます。

マジで地元民しか来ないような店構えです。
入るのにちょっと勇気がいりますね。

気さくな御夫婦が営む居酒屋さんです。
カウンター6席程、テーブル2つ程のコンパクトな空間。
賑わっていて、かなりお互いの距離感が近いです。

お勧めのアナゴフライを注文してみます。

対馬といえば穴子なんですよね。
熱々で身がふわふわ、非常に美味しいです。
マヨケチャップを乗せるとジャンキーさが増してまた美味い。
これだけで結構ボリュームがあります。


肉じゃがは家庭的な味でした。
間違いない美味しさ。

お刺身の盛り合わせ。
その時期の旬なお魚をいただけます。
穴子の刺身なんて食べた事なかったですが、
独特の食感で身が甘く美味しかったです。
スモークされた鯛もイカも美味。

白嶽の生酒は、ほのかな酸味とコク深さを感じる味わいでした。
(白嶽は対馬のシンボルでもある霊峰です)

隣に座った常連の方はとてもフレンドリーでした。
観光名所だけでなく、禁足地であるオソロシドコロの話や、
部落間での対立の話、それにまつわる祟りの話など…
色々と対馬に関するディープなお話も聞けました。

対馬の旬な食材を味わえ、
島の人達との距離感も一気に縮めてくれる、温かいお店でした。
お一人様でも全然大丈夫です。
(めっちゃ会話する事になると思いますが)
調子に乗ってちょっと酔いました…お酒強く無いのに…
ファミマに寄り、水だけ買って宿で爆睡しました。

色々な人の優しさに触れた一日となりました。
対馬は親切な人が多いかもしれませんね。


天気が悪くなりそうなのですが、
明日からレンタカーを借りて本格的に対馬をまわります。
それでは〜



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