ゲストハウス和茶美で50ccの原付をレンタルし、
壱岐をだいたい一周した一日でした。
島全体がちょうど良いサイズ感というか、
一日あれば充分まわれてしまうのが壱岐の良い所ですね。
本日の相棒
6時過ぎに起床。
良い天気です。
宿からの眺めは最高な朝。
イオンで買っておいたかすまきを朝食代わりに頂きます。
昨日食べたやつよりも細長タイプ。
あんこは控えめ、生地がむっちりしてました。


今日は和茶美さんの原付をレンタルします。
7時にオーナーさんが用意してくれました。
かなり使い込まれた真紅のビーノちゃんが本日の相棒。

スクリーンやサイドスタンドが後付でついてます。
ヘルメットシールドの留め具がぶっ壊れかけていたので、途中で強引に増し締めしました。
レンタル料金は1日4000円。
バイクの状態はそれなりなのですが、島を回るにはこれで充分。
宿で借りて、そのまま宿で返せるので、連泊する人には便利だと思います。


龍蛇神社
50ccとはいえ、久々のバイクなのでちょっと緊張します。
長い下り坂をブレーキ握りしめてゆっくりと下っていきます。
最初に近所の神社へ向かいます。
少弐公園へ。

駐車場には釣り人っぽい方が何組か休憩してました。
公園を歩いて奥の方へ向かいます。
ここはキャンプ場もあるみたいですね。


先端に辿り着きました。
岩が独特の形してます。
「龍のウロコ」とも呼ばれてるみたいです。

積まれた石の上に鳥居がぽつんとあります。
おぉ…いきなりゴーストオブツシマっぽい景色。
朝からテンションが上がります。

壱岐全域に点在する海の神、龍蛇神(りゅうじゃじん)を祀っているようです。
満潮時はまた違った雰囲気なのかもしれません。

潮風が心地よく、アクセスしやすいです。
(天気が悪い日は難しいかもですが)
釣りスポットと思われる湾内の道は落石にご注意を。

男嶽神社と女嶽神社
スマホホルダーがついて無いので、
今日はいちいち止まって、ポケットからスマホ出して、
マップを調べるっていう動作を繰り返します。
まぁのんびりいきましょう…

山道を上って男嶽神社(おんだけじんじゃ)に到着。
男岳山(島内で2番目に高い霊山らしい)の頂上にあります。
ちなみに壱岐の最高峰は郷ノ浦にある岳ノ辻展望台(標高212.8m)らしいです。


駐車場手前の道は結構な斜度の上り坂でした。
過積載バイクはきついかもしれません。

周りは誰もいません。
導きの神である猿田彦命(サルタヒコノミコト)を祀る神社みたいです。

参拝者は願掛けとして猿の石像を奉納しているそうです。
すごい数のお猿さんが置かれてます。


多くが三猿(見ざる言わざる聞かざる)のトリオになってます。
ここもゴーストオブツシマ感全開の所ですね。
ちなみに壱岐には野生の猿は生息していないそうです。


入口のそばに展望台もあります。
せっかくなので登らせてもらいます。


とても眺めが良く、壱岐を一望できます。
見渡す限り山しかありませんでしたが…
続いて女嶽神社を目指します。
Googleマップからだと間違えて民家に入ってしまうのですが、
正しい入口は写真のここになるっぽいのでご注意を。
(めっちゃ迷いました)

細い林道を上がっていきます。
一応舗装はされてますが、
道幅はかなり狭いので車の人は歩いて登った方が良いかもしれません。


誰もいません。
猿田彦命の妻である天鈿女命(アメノウズメノミコト)が祀られているみたいです。

辰の島クルーズ
軽快にバイクを飛ばし、気がつけば勝本町に入ります。
港っぽい所で休憩。

水が透き通ってます。
魚も普通に泳いでるのが目視できます。釣りしたい…

ここから辰の島行きの船が出ているようなので、切符売場に入ってみます。

上陸できるコースもあるみたいなのですが、
初回なのでとりあえず遊覧のみの切符を買いました。
遊覧の所要時間はだいたい40分ぐらい。


午前中は9時、10時、11時と出航しているようです。
10時発のエメラルド壱岐に乗り込みます。
ここは凄く人気みたいで、ほぼ満員状態になりました。
乗客は若い子が多かったですね。

お隣の若宮島は海上自衛隊の拠点になっているそうです。
渡船の人は最初に辰の島海岸のそばで下ります。
天気が良いお陰か、エメラルドグリーンのめっちゃ綺麗な海です。
席は早いもの勝ちです。
遊覧の人は2階席か1階先頭のデッキがよく見えると思います。
船内アナウンス+操縦しているおっちゃんのアナウンスを聞きながら、
辰の島の周りをぐるっと一周してくれます。
オオカミ岩と海底に沈むハート岩(よく分からん)


マンモス岩。
この辺から外海に出るのでちょっと揺れます。

凄い所で釣りしてるおっちゃんが居ました。

蛇ケ谷。
地層の形が面白いですね。
壱岐と辰ノ島は火山活動でできた島のようで、
この柱状節理も玄武岩から出来ているそうです。

潮風が気持ちよく終始爽快でした。
何よりおっちゃんの操船技術が凄まじく、惚れ惚れします。


辰の島に上陸してビーチで遊びに行く人も多かったので、
時間に余裕があれば渡船も大いにアリだと思います。
丼や入船
少し休憩したあと、公民館前の駐車場へ移動します。
酒蔵喫茶とのの「プレミアムアジフライ」に惹かれたのですが、
残念ながら定休日でした。


ちょこっと歩いて丼や入船に入店。
11時オープンのお店です。

外からは見えないので、入るのにちょっと勇気がいる店構えですが、
戸を開けてみると全然ウェルカムな感じでした。
(というか皆さんめっちゃ親切です)

夜はスナックなのかな…?
カウンターがメインのコンパクトな店内。
お昼は海鮮丼を中心に色々な丼を提供されてます。


昨晩の壱岐牛に続き、壱岐といえば…な食べ物、生うに丼を注文。
昼間から贅沢させていただきます…!

この時期はムラサキウニを提供しているそうです。
言わずもがな激ウマ。
北海道で食べるバフンウニよりも身はグズグズなのですが、
味はしっかりしてる感じです。

ウニ丼って、飲み物ですよね。
あまり食べた気にならないまま、速攻で無くなってました。
ここもあおさの味噌汁が美味い…
勝本城跡
お腹が満たされた所で近所の勝本城跡へ。
ちょっと坂道を登ります。

豊臣秀吉が朝鮮出兵の兵站基地として築城した出城みたいです。
お稲荷さんの鳥居がありました。


ちょこっとだけ石垣が残ってます。

ここから辰の島と若宮島もちょろっと見えます。
割と生い茂ってるのでそこまで見晴らしは良く無いですね。

山口温泉
南下して湯本温泉方面へ向かいます。
最近はシャワーばかりの生活だったので、温泉にも浸かっておきたい…
という事で立ち寄った公衆浴場 山口温泉。
おっちゃんが窓から受付してくれます。


道の脇の排水から凄い色がしていて、期待が膨らみます。

朝6時半から営業されてるみたいです。
真っ昼間に来る客は僕一人。
大人入浴400円でした。


浴室内に脱衣所があるっていう不思議な空間でした。
窓全開でセミの鳴き声を聞きながら浸かる温泉、最高です。
気持ちばかりの富士山の絵も癒されます。
(備え付けのシャンプーは髪の毛ギッシギシになる系なので注意)

泉質が素晴らしく、湯の華が浮きまくってバリバリに膜を張ってます。
浴槽の底にもミネラルの塊(?)みたいな粒がわんさか沈んでます。
ナトリウム塩化物強塩温泉っていうみたいです。
「有馬温泉の金泉を5倍濃縮して、更に塩とか体に良さそうなものを色々ぶちこみました」
っていう雰囲気の温泉でした。
※あくまで主観です
温度が違う浴槽が2個あるのですが、どちらもそこまで熱くなかったです。
縁に座ると、お尻がまっ茶色になりました…
別料金ですが、休憩スペースも沢山あって寛げそうでした。
外の誰でも使える休憩室には、一応ドライヤーも置かれてます。


九州八十八湯めぐりの選定施設みたいです。
色々と濃い温泉で、なかなかにインパクトがありました。
猿岩と黒崎砲台跡
山口温泉の裏手は漁港になってます。
のどかで、走ってて気持ちよかったです。

しばらく走ると猿岩に到着。
ここもゴーストオブツシマの聖地ですよね。

壱岐のシンボルとも言える場所。
しっかりと猿の横顔に見えます。
全国各地にある「似てる系岩部門」の中では、かなり似てる方じゃないでしょうか。
草が茂ってる部分が体毛にも見えてきます。

駐車場の奥が広場になっていて、もっと猿岩に近づけます。

しかし見る角度が変わると、あまり猿には見えないんですね。
そして足元が断崖絶壁で怖いです(海の色はめっちゃ綺麗)
とても気持ち良い場所なので、是非駐車場から歩いていきましょう。
駐車場の手前にあった、黒崎砲台跡へ。

最初の数メートル以降は真っ暗です。

独特の壁と蔦がいい味出してますね。

残念ながら落盤の恐れがあるため、途中で立ち入り禁止になってました。
もうちょっと奥まで行ってみたかったですが…
(真っ暗なのでフラッシュをたいて撮影してます)


牧崎園地(鬼の足跡)
更に南下して牧崎園地までやってきました。

綺麗に刈られた芝生が広がっています。
転げ回りたい。

ここに鬼の足跡があります。
壱岐は古くから数多くの「鬼の伝承」が残る島でもあります。


これがそうみたい。
面白い形をしてるのですが、結構ゴミが落ちてるのが残念でした。

先の方は波で侵食されたような、独特の岩肌になってます。

快晴でめっちゃ良い眺めです。
ここで夕日まで見れたらもっと良いでしょうね。
「微笑むゴリラ岩」っていうのも見れます。
これは正直、あまりよくわかりませんでした。
うっすら微笑んでいる顔に見えなくもない、かな…

イチノ珈琲焙煎所
郷ノ浦まで戻ってきました。
明日の朝食用に、と思って寄ったパン屋さんは定休日でした。
気になってたお店だったのですが…残念です…


代わりに昨日定休日で行けなかったイチノコーヒーさんに入店します。
ミスタータイヤマンのお隣さん。

壱岐で唯一かもしれない、自家焙煎の本気コーヒー屋さんです。
とてもおしゃれな店内。
機材は清潔かつシステマチックに収納されています。
コーヒーの種類も豊富です。
焙煎機はフジの1キロ焼きとディスカバリーが置かれてますね。


一日中日差しがきつく、暑かったのでアイスコーヒーを頼みました。
オーナーのその日の気分で、浅めと深めのケニアをそれぞれブレンドしたっぽいです。
しっかりと酸味もあり、すっきり美味しい。

オーナーの草野さんは、明るく親しみやすい方でした。
6年程前に島原から移住されて現在に至るそうです。
自分も大阪で焙煎してるんですーという所から盛り上がり、
焙煎のマニアックな話から島での暮らし、壱岐の釣り事情まで…
気づけば2時間ぐらい話してました。
同業の方とここまで深い話が出来るとは思っていなかったので、とても楽しいひと時でした。
コーヒーもちゃんと美味しいので、お勧めのコーヒー屋さんです。


小島神社
イチノコーヒーに長居し過ぎました。
もう夕方になってます。
本当は焼酎の蔵見学とかもしたかったのですが、今回はパスする事にします…
昨日バスで通った道を進みます。
印通寺港は全然人が居なかったです。

北上すると広大な麦畑が広がります。
バイクだと最高に気持ち良い道ですね。

原の辻遺跡まで来ました…が、
昨日の博物館で割とお腹いっぱい状態だった事もあり、
中には入らず、遠目から写真だけ撮って去りました。


内海湾沿いの道を走り、小島神社の駐車場に到着。


文字通り小さな島にある、干潮時にのみ行ける神社です。
壱岐のモンサンミッシェルと呼ばれてる所みたい。
運良く潮が引いてるタイミングだったので、道が出来上がってました。

地面は結構しっかりしてて歩きやすいです。
ゴーストオブツシマでも登場してる神社です。
遠目で見るとそっくり。
(作中では壱岐編で仲嶌神社っていう名前になってます)


島の裏側に回ると、入口があります。

ゲームだったら木の枝を飛び移ったり、
もの凄いロッククライミングをしてなんとか辿り着くんですが、
実際は階段を上がったらすぐ社殿に着きます。

満潮時も違った景色で面白そうな所です。

はらほげ地蔵と左京鼻
更に湾沿いの道を進んで、はらほげ地蔵に会いに行きます。

ひっそりと6体並んだお地蔵さま。
お腹に開いた穴にお供え物が入れられるみたい。
満潮時には胸まで海中に浸かるそうです。
干潮時は至近距離で拝めます。
こっちは満潮時の方が幻想的に見えそうな気がする…

壱岐最東端と思われる、左京鼻へ。
陰陽師の後藤左京らが、この場所で雨乞いを行うと大雨が振りだし、
村人たちが救われたという伝記が残ってるそうです。
そこから左京鼻といわれてるみたい。

ここも綺麗な芝生が広がってます。

芝生地帯を歩くと、左京鼻龍神を祀った真っ赤な鳥居があります。
ここからの眺めも気持ち良いですね。
(断崖絶壁で怖いです)


和茶美でイオン飯
芦辺浦の出光で給油。
一日壱岐を回って、かかったガソリン代は246円。
あまり距離を走ってないのか、ビーノの燃費が良いのか、お安く済みました。
ガソリン単価はレギュラーでリッター189円と、本土に比べて割高です。

日が暮れる前に芦辺町に戻れてほっとしました。
数少ない壱岐のファミマでちょっと休憩。
(壱岐には2店舗しかないです)
最後に翼を授かります。


結構疲れたので、夕食はイオンで買って帰る事にします。

暗くなりきる前に和茶美まで帰ってこれました。

今日の宿泊者は僕一人だけでした。
気が楽ではあるのですが、ちょっと寂しい。
シャワーを浴びて、お一人様のイオン半額弁当祭りを開催します。


一応日焼け止めを塗って出発したのですが、それでも結構焼けました。
焼酎の残りを飲んで爆睡。

思いの外、写真もりもりの長い記事になってしまいました。
最後まで読んでいただいた方はありがとうございます。
壱岐は短い距離で沢山の名所をまわれますね。
コンパクトな島に、魅力がぎゅっと詰まってる感じです。
大満足な一日となりました。

明日は午前中ゆっくりして、お昼から対馬へ渡ります。
それでは〜



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