珍しくスケートボード遠征に行ってきました。
奈良市に新しくオープンした、ロートスケートボードパーク奈良です。
今日はその模様をレポートします。
2023年9月24日にオープンしたらしく、パーク内は隅々までピッカピカ。
初心者から上級者まで楽しめる素敵パークでした。
今後も滑りに行きたいと思います。
パークの概要
「鴻ノ池運動公園及び旧奈良監獄連携プロジェクト」の一環として、今年の9月24日に新しくオープン。
奈良市が誇るパブリックスケートパークとなります。
なお、鴻ノ池運動公園の命名権(ネーミングライツ)スポンサーがロート製薬となっている為、
スケートパークも「ロートスケートボードパーク奈良」が正式名称となっているようです。
- 所在地:奈良市法蓮佐保山四丁目8番10号
- オープン時間:9:00〜21:00
- 定休:水曜日
- 料金:500円(休日は600円。高校生以下半額)
- ヘルメット装着義務:あり(必須)
- 可能な種目:スケートボード・インラインスケート
- 面積:2,042㎡
こちらではヘルメットの着用は必須となっています。
ヘルメットやプロテクター類は、レンタルも受付されているようです。
駐車場は無料です。
電車の場合、最寄り駅からは結構距離があります。
(近鉄奈良駅、またはJR平城山駅から徒歩30分ぐらい)
公共交通機関で来る場合は、バスの利用が良さそうです。
(「法蓮佐保山三丁目」下車)
初回は利用登録が必要
中央駐車場の目の前に陸上競技場(ロートフィールド奈良)があります。
初回はこちらの事務所で登録が必要となります。
※利用登録の受付時間:9:00〜17:00
優しい職員さんが対応してくれます。
身分証明が出来るもの(免許証など)を持っていきましょう。
登録証を作ってくれます。
初回登録を終え、利用料金を支払うとリストバンドが貰えます。
こちらを手に巻いて滑ってね、との事。
利用料金に関して、奈良市のスポーツ施設としては初のキャッシュレス決済を導入しているらしいです。
僕は普通に現金で支払ってしまいましたが…。
受付を終え、駐車場から北に5分程歩いた先にスケートパークがあります。
元々は「北の広場」となっていた場所です。
(赤丸で囲った場所)
見えてきました。
開放感のあるスケートパークです。
フェンス外側に椅子が設置されているので、保護者の方はここで観覧するのも良さそうです。
エリアとセクション
パーク内は4つのエリアに分かれています。
エリアごとに設置されているセクションは以下。
各エリアとセクション
- フラットエリア
- バンクtoバンク
- マニュアル台
- ボックス
- フラットレール(丸)
- フラットレール(角)
- スラッピーカーブ
- 選手エリア
- ダウンレール(丸)
- ダウンレール(角)
- ダウンレッジ
- ステア(5段)
- 愛好家エリア
- ボウル
- 初心者エリア
- ミニランプ
- ランプ
各エリアの雰囲気はこんな感じです。
フラットエリア
パーク中央はフラットエリアになっています。
程よいセクションが設置されています。
丁度良い高さのマニュアル台とボックス。
初心者でも気軽に練習出来ます。
バンクtoバンクは真ん中にレールが設置されています。
これは割りと上級者向けセクションな気がします。
手前には丸レール。
高さは控えめなので練習しやすいかも。
奥には角レールがあります。
こちらも30cmぐらいでしょうか。
丁度良いサイズです。
気持ち良い鉄製のスラッピーカーブ。
パークの奥に設置されています。
選手エリア
見るからに上級者向けなセクションが並ぶこちらは「選手エリア」。
ダウンレッジ、ダウンレール(角)、ダウンレール(丸)の順に並んでいます。
ステア5段分の高さ。
見晴らしは良いですが、怖いです。
ここからドロップインする感じです。
(僕は怖すぎて無理でした)
愛好家エリア
ボウルが設置されているエリアは、「愛好家エリア」と呼ばれているようです。
綺麗に面が整えられたコンクリート製のボウル。
手前側は深すぎず、程よい深さで初心者でもチャレンジしやすいと思います。
奥側はもう少し深めになっています。
初心者エリア
ランプが設置されているあたりは、「初心者エリア」と呼ばれているようです。
ランプ=初心者なんでしょうか?
そうでも無い気がしますが…
ランプは2種類あり、高さが違います。
屋根がついているので、多少の雨であればランプだけ滑走も可能かもしれません。
ランプ裏には、フラットのエリアもあります。
若干傾斜を感じますが、問題無く練習出来ます。
(水溜まり用のワイパーも設置されてます)
滑ってみた感想(初心者目線)
目が細かいコンクリートの路面。
出来立てホヤホヤのパークという事もあり、超綺麗です。
プッシュするだけで爽快感MAX。
競技者エリアのセクションは怖すぎて何も出来ませんが、付け根のバンクは色々と遊べて楽しいと思います。
ボウルとの境目のアールも気持ち良いですが、角度が急なので怖かったです。
初心者にお勧めなのが、スラッピー用の縁石風カーブ。
鉄製なので滑り心地が滑らか。
入り口が傾斜になっている為、まっすぐ突っ込むだけで全自動グラインドが出来ます。
オーリー不要で楽しめます。
あとは丁度良い高さのマニュアル台とカーブボックス。
練習しやすいです。これが欲しかったのよ…!
ランプは、ミニランプの方が間隔がタイトで忙しい感じがしました。
大きい方がボトムの距離長めでやりやすいかも。
そんな感じで初心者が楽しめるアイテムは多数ありました。
(結局ボウルには全然行かなかった…)
路面が滑らかだと、疲労も少なく済む気がします。
一日中楽しめるんじゃないでしょうか。
僕が入った時間がたまたま良かったのか、オラついたキッズは0でした。
ちゃんとマナーを守れる人しか居なかったです。
周りのスケーターは優しくフレンドリーなオジサマばかりで、すぐに仲良くなれました。
(これが一番嬉しい)
週末は混雑しそうですが、空いている平日は落ち着いて練習出来る最高のパークだと思います。
締めの無鉄砲
運動後はお腹空きますよね。
鴻ノ池から車で10分ぐらいの距離に有名なラーメン屋さん、無鉄砲 総本店があります。
こちらへ立ち寄るのもお勧め。
奈良県を代表するラーメン屋だと思ってたんですが、現在の所在地は京都府の木津川市でした…。
無鉄砲は宮崎県の風来軒で修行した赤迫重之氏が奈良市で創業したラーメン屋さん。
確かに風来軒と似た味というか、濃厚な豚骨スープががつんときます。美味い。
滑った後はラーメンが一番やな…。
奈良でスケートto無鉄砲が僕のルーティンになってしまいそうです。
末永く続いて欲しいパーク
ロートスケートボードパーク奈良は、非常に良いパークだと思います。
上級者に振り切った難しいパークではなく、ちゃんと初心者も楽しめる設計になっているのが好印象。
スケールはそこまで大きくありませんが、スケートボードを一日中楽しむには十分な広さとも言えます。
普段は深北緑地の荒れた路面ばかり滑っていたので、ピカピカ具合に感動しました。
ツルツルの路面を流すだけで価値あり。
駐車場無料・一日500円でここまで楽しめるのは、お得としか言いようがないですね。
市外の人間も同額という点も有り難い。
周りも優しい方ばかりで、末永く続いて欲しいパークです。
というわけで今後もちょくちょく通おうと思います。
それではまた!よろしくどうぞ。
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