日本一周旅で行った、メモリアル温泉をまとめました。
出来る事ならもう一度行きたい、素敵な温泉ばかりです。
本当は5個ぐらいにまとめたかった…。
でも絞りきれねぇ…
というわけでざーっと紹介していきます。
付近を旅する予定の方は、是非お立ち寄りを!
おすすめの温泉15選
今回挙げる所は、全て日帰り客OKの温泉です。
ではいってみよう!
道後温泉本館
(愛媛県 松山市)
日本最古と言われる道後温泉のシンボル。
夏目漱石の小説「坊ちゃん」や、宮崎駿監督の映画「千と千尋の神隠し」の舞台ともなった場所。
残念ながら現在は改装工事中の為、
霊の湯にしか浸かることが出来ません。
いつか神の湯にも浸かってみたいですね。
おじさん4人が入れば一杯にになる、こじんまりとした浴槽ですが、
花崗岩で覆われた特徴的な浴槽で、贅沢な気分が味わえます。
結構温度高め。
入浴料:大人420円 営業時間:6:00〜23:00
僕が行った時は、順番待ちで整理券が配られていました。
レトロな外観とは打って変わり、支払いは電子マネーOKなハイテク風呂です。
松山市内から路面電車でのアクセスが楽ちん。
お土産さんも沢山並んでいます。
黒川温泉 新明館
(熊本県 南小国町)
黒川温泉は、温泉街全体に統一感があり、
どこを見てもオシャレな空間が広がっています。
外湯はどこも個性的で綺麗。
そんな中で一際際立ったのが、新明館の洞窟風呂です。
館主自らがノミで掘ったらしい洞窟風呂は、素っ裸のまま探検家の気分が味わえます。
他には無い雰囲気を醸し出す印象的な温泉。
脱衣所が狭く、割と寒いのがネックです…。
入浴料:大人500円 営業時間:8:30〜21:00
外湯巡りには、3箇所回る事が出来る入湯手形(1300円)の購入がおすすめ。
黒川温泉内の各旅館、または黒川温泉旅館組合「風の舎」で購入出来ます。
可愛い木の板をぶら下げて温泉街を歩くだけで、テンション爆上がり間違いなし。
ヘルシーランドたまて箱温泉
(鹿児島県 指宿市)
海に面した超絶景風呂。
洗い場から露天風呂に出た瞬間に、綺麗な芝生と海、遠くに浮かぶタンカーの姿にやられます。
先まで行くと開聞岳も拝めます。
そして静かなんですよね。
ここだけ時間が止まっているかのような不思議な空間。
まるで精神と時の部屋です。
修行してみて下さい。
湯温もちょうど良い感じで、ゆっくり寛げます。
入浴料:大人510円 営業時間:9:30~19:30
僕の知る絶景風呂部門No.1の場所です。
近くには砂蒸し風呂の「砂湯里」もありますが、現在は閉鎖中のようです。
砂むし会館砂楽
(鹿児島県 指宿市)
指宿といえば砂湯。
絶景風呂のたまて箱温泉も最高なのですが、
日帰りで砂湯を経験するなら、砂むし会館砂楽がおすすめ。
貸してくれる浴衣を着て砂浜に出ると、熱い砂を上にかぶせてくれます。
意外と砂が重たく感じますが、
ジワジワと体が温まってくる感覚は癖になりそうです。
砂湯後に入るお風呂も非常に気持ち良いです。
砂蒸し入浴料:大人1,100円 営業時間:8:30〜20:30
浴衣レンタル込みですが、頭に巻くタオルは別途必要です。
ちなみに指宿市はイーブイ推しな為、
いたる所にイーブイのマンホールが設置されています。
雲仙 新湯温泉館
(長崎県 雲仙市)
綺麗な温泉ホテルが立ち並ぶ中、遊歩道の奥に現れる共同浴場。
脱衣所に流れている演歌が素敵で、
なんともいえないレトロな佇まいが良い感じです。
過去最凶クラスに熱い風呂でした。
油断して足をつけると大変な目に合います。
入浴料:大人200円 営業時間:9:00~22:30
無人の為、券売機で勝手に券を買って入るスタイルのお風呂です。
料金も200円と良心的ながら、贅沢な源泉かけ流し。
地元の方からも愛されているだろうな…という事が伝わります。
…しかし鬼熱いです。
洗い場の蛇口レバーは、どっちを押しても熱いお湯が吹き出すブービートラップ付き。
肩まで浸かるには相当な覚悟が要ります…
武雄温泉元湯
(佐賀県 武雄市)
佐賀県を代表する温泉の一つ、武雄温泉。
現在使用されている温泉施設の建物としては、日本最古のものだそうです。
鮮やかな漆塗りの楼門も印象的ですね。
あつ湯とぬる湯の二種類に分かれています。
ぬる湯は普通の温度。あつ湯は、結構熱いです。
肩まで浸かれるギリギリの温度、といった感じ。
入浴料:大人450円 営業時間:6:30~24:00
清潔な浴室で寛げてしまう分、体もポカポカに温まります。
武雄温泉は家族風呂も多く、人気なようです。
古湯英龍温泉
(佐賀県 佐賀市)
佐賀県の温泉は、どちらかというと武雄温泉や嬉野温泉が有名だと思いますが、
個人的には「ぬる湯」で知られる古湯温泉がイチオシです。
驚く程ぬるく、長時間浸かる事で驚くほど疲れが取れるのです。
入浴料:大人400円 営業時間:9:00〜20:30
英龍温泉は2種類の浴槽があり、
どちらも泉質は同じですが、それぞれ温度が違います。
英龍泉は29.3℃、徐福泉は39.5℃。
英龍泉に浸かってぬるすぎると感じたら、
徐福泉に浸かって体を温め、
ちょっと熱くなってきたら、また英龍泉に浸かり…
という往復を繰り返す事で、永久に入り続ける事が出来ます。
まさにエンドレス風呂。
長門湯元温泉 恩湯
(山口県 長門市)
山口県最古、およそ600年の歴史を持つといわれる長門湯本温泉の共同浴場です。
2020年3月にリニューアルオープンし、非常にお洒落で清潔な温泉となっています。
ここもぬる湯の為、長時間浸かっていられます。
温め直す事をせず、源泉かけ流しのお湯をそのまま使っているそうです。
入浴料:大人900円 営業時間:10:00 ~ 22:00
畳の休憩スペースも綺麗で寛げます。
番頭さんも優しく、お茶のソフトクリームも美味しいです。
温泉津温泉 薬師湯
(島根県 太田市)
僕の知る最強の温泉。
ぱっと目を惹く大正ロマン溢れる建物に、
ホスピタリティ溢れる番頭のおばちゃん、
こびりついた湯の花が幻想的な浴槽、
2F3Fの寛げる休憩スペース…全てにおいて最高です。
入浴料:大人500円 営業時間:9:00 ~ 21:00
日本温泉協会の新基準検査全項目(6項目)で、最高評価の”5″を取得しているそう。
確かに成分が濃い感じの泉質です。結構熱め。
湯治という言葉がぴったりハマる、まさに薬のような温泉。
とにかく皆温泉津温泉に行って欲しい。
石見銀山の玄関口として栄えた歴史ある温泉です。
ちなみに温泉津(ゆのつ)と読みます。
黄金崎不老ふ死温泉
(青森県 深浦町)
白神山地の麓、日本海に面した不老ふ死温泉。
名前からインパクトがありますよね。
不老不死って単語、ドラゴンボールぐらいでしか聞かないのでは…。
かなり鉄臭い、赤褐色の泉質もさることながら、
こちらの目玉は何と言っても日本海の荒波に面したダイナミックな絶景露天風呂。
一度本館の内湯でかけ湯をしてから、もう一度服を着て外を歩きます。
(通り道は駐車場から丸見えな為)
入浴料:大人600円 営業時間:9:00 ~ 16:00
露天風呂は、女性風呂と混浴風呂に分かれています。
夕陽を拝みたい場合は、宿泊した方が無難。
夏場はクソでかいアブが沢山飛んでいるので注意。
(ハエ叩きは設置されています)
野付温泉 浜の湯
(北海道 別海町)
数ある北海道の温泉の中で、なんでここ?という気もするのですが…。
ナトリウム泉とアルカリ単純泉、2種類の源泉を組み合わせる事で、
素晴らしい泉質となっています。
特に露天風呂は、湯の花か苔かよく分からないものが沢山浮いており、
なんともいえない良い香りがするのです。
湯触りも滑らか。
(浴室の写真は見つかりませんでした…)
入浴料:大人440円 営業時間:14:00 ~ 22:00
ただ、洗い場の半分以上は機能していません。
良く言えば味のある昔ながらの雰囲気抜群の温泉、悪く言えば設備がボロい古びた温泉。
地元の方々に愛されている旅情感たっぷりのお風呂ですので、
別海町、野付半島に行く際には是非お立ち寄りを。
アサヒ湯
(北海道 帯広市)
北海道の帯広に来たら必ず行って欲しい温泉がこちら。
外観は割と普通のこじんまりとした入浴施設なんですが、
ここも泉質が素晴らしいのです。
お湯は湧き出たままの天然モール温泉。
加温・加水・循環いっさい無しの贅沢な源泉かけ流し。
お肌がトルゥントルゥンになります。
入浴料:大人450円 営業時間:6:00 ~ 10:00、13:00〜23:00
湯船の淵スレスレで常にお湯が溢れている感じが素敵です。
お湯に浸かると「炭酸風呂?」と錯覚するぐらい、細かい泡が体中についてきます。
酸ヶ湯温泉ヒバ千人風呂
(青森県 青森市)
八甲田山麓にある、歴史ある温泉地。
酸ヶ湯(すかゆ)と読みます。
国民保養温泉地第1号だそうです。
総ヒバ造りの大浴場「ヒバ千人風呂」は圧巻の広さな上に、
天井も高く、開放感が半端ないです。
確かに千人くらい入れそうな気がします。
入浴料:大人1100円(タオル付き) 営業時間:7:00 ~ 18:00
熱の湯・冷の湯・四分六分の湯・湯滝など4つの異なる源泉がありますが、どれも熱め。
乳白色のお湯はめっちゃ温まります。
混浴ですが、エリア分けされているので安心して浸かれると思います。
草津温泉 白旗の湯
(群馬県 草津町)
やはり草津温泉は外せないですね…。
湯もみで有名な草津温泉内でも最も大きな共同浴場がこちら。
といっても、割とこじんまりとしています。
湯畑からも近く、料金はなんと無料。
強酸性の硫黄泉で、ピリピリと刺激強め。
そして熱いです。
入浴料:無料 営業時間:5:00 ~ 23:00
湯船は2つあり、取り囲むように地元のおじさん達が座っています。
1つは激熱、もう1つはもっと激熱。
「せっかく来たんだから兄ちゃんも浸かっていきな」
「良いんですか〜失礼します〜 あ゛っつ!」
というやり取りが多分毎日されている所です。
南紀勝浦温泉 万清楼
(和歌山県 那智勝浦町)
和歌山県の端っこ、那智勝浦町の温泉。
あまり期待せずに入ったのですが、
ほのかな乳白色でお肌に優しい雰囲気の泉質は非常に良かったです。
お湯の香りは抑えめで低刺激。
入浴料:大人1000円(タオル付き) 営業時間:15:00 ~ 20:00
万清楼の千代の湯は日帰り入浴も可能で、アメニティも充実。
何よりも清潔な浴室が入っていて気持ちよかったです。
入浴後のマグロも美味い。
魅力的な温泉は数知れず
今回は15箇所の温泉を紹介しましたが、もちろん良い所は他にも沢山あります。
日本一周旅では周りきれなかった所も沢山…。
温泉の魅力は泉質だけでなく、
その土地独特の匂いであったり、
周りの景色やお土産屋さんであったり、
支える利用者や管理人の人柄であったり、
その土地の空気感を総合的に五感で感じられる、
って所だと思います。
(おじいちゃんしかおらんやんけ…って所も多い)
というわけでこれからも最高の温泉探しの旅は続きます。
でもここはまた行きたいな…。
他におすすめの温泉があれば教えて下さい…!
温泉大国日本に生まれて幸せですね。
それでは〜
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