10年勤めた会社を辞めて日本一周旅に行くって話

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どうもこんにちは、ヒロマスです。
いきなりですが10年間勤めていた会社を辞めたので、日本一周の旅に出たいと思います。

目次

自由な旅がしたい

毎日革靴を履いて満員電車に乗り、家と会社の往復だけの日々。
「特に行く宛もなく、ぶらぶら出かけて違う景色を見たい」
そんな事をずっと考えていました。

もちろん10年間の間に息抜きを兼ねて単発での旅行はしてきました。
ただ、会社に勤めながら休日にどこか旅行に行っても、
そこには

  • この日までに帰らなかればいけない
  • ここは観ておかないといけない

といった期間や目的が必ずあり、それはそれで楽しくもあったのですが、
それはあくまで「旅行」であって、「旅」ではありませんでした。
広辞苑によると、旅行と旅の違いは目的の有無によるものだそうです。

働いている時はそんな旅をする予定は全く無かったのですが、
ちょうど会社を辞め、気持ち的にも整理がついた事と、
長期間旅に出れるチャンスはこの先の人生であるかも分からないので、
軽い気持ちで長旅に行ってみようかなー
と考えるに至りました。

目的が無さ過ぎるのも困る

自由気ままにどこかに行きたいと言っても、
目的がゼロであればどこに行けば良いか分かりません。
「ずっと家に居たほうがマシやん…」という結論になりかねないので、
ざっくりとした旅の目的は必要です。
あくまで、「ざっくりとした」という所がポイントだと思います。

男塾のように「棒が倒れた方向にひたすら進む」とかで決めちゃっても良いんですが、
現実にその通り進んじゃうと、車に轢かれるか、壁を壊せずジ・エンドになります。

もう少し分かりやすい行き先でと考えた時に、
僕は日本人でありながら、割と行ったことがない都道府県がある事に気づきました。
特に関東・東北は今まで行く機会がほぼ無かった為、
この際、すべての都道府県を回ってみよう、となりました。

日本一周の定義も曖昧で人それぞれなようですが、
僕の場合は、あまり沿岸部にはこだわらず、
ざっくり以下の目標だけ上げておこうと思います。

  • 47都道府県に行く
  • 各都道府県に2日程度(北海道はもうちょい)滞在する
  • 出来るだけ全国のキャンプ場に宿泊する
  • 旅の記録は写真だけではなく、ブログか動画等で記録しておく

47都道府県に行くと書きましたが、沖縄は行ったこともあり、どうするかは考え中です…。
一気に一周する事も考えましたが、大阪スタートという事もあり、
日本半周+半周に分割して行こうかと考えています。

実際に日本一周した事がある人はどれぐらい居るんだろう

Youtubeやブログなんかを見ていると、
日本一周している人は結構居てるように見えますが、
全人口で見ると1%にも満たないんじゃないかと思います。

まともに会社勤めしている人は、1ヶ月以上休んで長期旅行は現実的ではありません。
日本一周旅をしている人の殆どが、
暇を持て余した大学生か、
僕みたいな得体の知れない無職に毛の生えたような人(失礼)
なんじゃないかと想像します。

「まぁだいたいこのぐらいの時期に帰って来れればいいかな〜」
ぐらいの感覚で旅に出れるのは無職の特権だと思いますので、
僕も全力でその特権を使いまくる所存です。

移動手段を考える

日本一周するにあたって、移動手段はいくつか考えられると思います。

  1. 車でいく
  2. バイクでいく
  3. 自転車でいく
  4. 徒歩でいく
  5. 交通機関でいく(電車・バス・飛行機・船・タクシーなど)
  6. ヒッチハイクでいく

旅の目的によってどの方法を取るかが変わってくるかと思いますが、
僕はソロキャンプが好きで、キャンプ場での宿泊をメインで考えている為、
テント等のそこそこの荷物を運ぶ事から、
必然的に徒歩と交通機関での移動は選択肢から外れました。
ヒッチハイクはそもそもコミュ障おじさんにはハードルが高すぎて無理…。
かかる時間や予算を考えると、
一番ベーシックで始めやすいのが車・バイク・自転車で回る事なのかなと思います。

自転車は体力的に厳しい

自転車は以下のデメリットを考え断念。

  • 積載出来る荷物が限られる
  • 己の力だけがエンジン
  • 移動だけですべての体力を使い果たしてしまう
  • 新たに自転車を購入する必要がある

自転車で旅している人って本当に凄いなと思うのですが、
どれだけ苦しくてもひたすら漕げる体力と精神力は並大抵のものではないと思います。
荷物満載で峠道をヨタヨタ登っている人をたまに見ますが、
拷問でしか無いように感じます…。
その分、やりきった後の達成感は凄いんだろうと思いますが、
体力に自身の無い僕には無理と判断しました。

車は面白みに欠ける

自動車は快適そのものです。
雨風を凌げる屋根もあり、エアコンもついています。
その気になれば車中泊も出来るし、荷物も十分に持っていけます。
ただし、

  • 快適過ぎて旅感が無い
  • 旅の醍醐味であるハプニングや出会いが圧倒的に少ない
  • 突然の渋滞にハマる可能性
  • 燃費や駐車代などの割高感
  • 車中泊メインになってしまう可能性

といった所から断念しました。
特に出会いを求めているわけではないのですが、
車で来ているだけで地元民との区別がつかず、
道の駅なんかで声をかけられる機会は激減すると思います。

だからバイクで行く

消去法みたいな感じで書いちゃいましたが、最初からバイクでの移動一択でした。
とはいえ、バイクは不便な乗り物です。
冬はガチガチに身震いしながら凍え、
夏は日差しとアスファルトからの照り返しで死ぬほど暑い。
ちょっとした風や雨だけでもう逃げ場無し。
僕はオフロードバイクに乗っていますが、
長時間乗るとケツが腰が痛いし肩が凝る。

「バイクに乗ってて良かった〜最高!」とか感じられる日って、
年間を通してリアルに数日しか無いです。

こんな不便さも楽しみの一つとして向き合うのがバイク乗りの宿命ですね。

着の身着のままが理想

あまり旅の計画や準備はガチガチに決めてしまわず、
着の身着のままで適当に行くのが理想だとは思います。
ですが、これまでのツーリング等を考えると僕の場合、
持っていくものや装備は結構考える人でした。(形から入りたいタイプ)。

足りないものは現地調達すれば良いのですが、
今までで一番長期間の旅となる為、
旅立つ前にある程度の準備や計画は進めて行こうと思います。
まずは冬眠していたバイクを引きずり出す所からですね…。

それではまた!

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