日本一周の旅を始める頃から、大間は必ず行きたいと思っていた場所です。
今日はそんな大間を満喫し、恐山、尻屋崎と、下北半島を満喫出来た1日となりました。
本日のルート
走行距離:150km。
大間から恐山へ。
恐山から尻屋崎へ向かい、むつ矢立温泉のキャンプ場まで来ました。
大間崎の朝日
昨日は早めに就寝し、ずっと風が強かった事もあり、4時半には目が覚めました。
日が昇る時間もだんだんと遅くなってきていますね。
まだ薄暗かったです。
昨日は到着と同時に日が暮れ、真っ暗で行けなかったのですが、
テントから出て、少し歩くとすぐに大間崎に辿り着きます。
自販機で缶コーヒーを買い、朝日を眺めていました。
優雅な感じに見えるのですが、実際は強風で結構辛いです…。
この時間にこの近辺をうろついている人は、ほぼキャンプ場の宿泊者だと思います。
それぐらい閑散としています。
カモメしかいません。
このマグロちゃんを生で見たくてここまで来たようなもんなんですが、
宗谷岬に来た時よりも感動は大きかったです。
今までの最端系オブジェの中で一番好きかもしれません。
ただ、少し起きるのが早すぎました…。
朝食にマグロ丼を食べるつもりでいたのですが、
のんびりテントの撤収を終えても、時間は7時前。
周りのお店は開いておらず、結局近くのファミリーマートで菓子パンを食べる事になりました。いつも通り。
まぐろを満喫
8時過ぎにまた大間崎のキャンプ場まで戻ってきました。
この時間になると、お食事処も開店しはじめます。
どこに入るか迷っていたのですが、声をかけられた「あけみちゃん号」に入店。
風が強く寒かったので、温かいお茶を出してくれました。
「まぐろの漬け丼なら1500円ですぐ出せるよ」との事だったので、お願いしました。
とても美味しかったです。
赤身とトロの部分をバランス良く、綺麗に盛ってくれていました。
脂も程よく、なんというか、とても上質なマグロでした。
とろろ昆布たっぷりのお味噌汁も美味。
食後にコーヒーも頂けます。
なんか白いですが、泡です。
あけみちゃんのホスピタリティが素晴らしく、大変落ち着きました。
歩くのが大変そうでしたが、末永く続いて欲しいお店です。
洗濯バサミで干されたタコはそのままでも、炙っても良い感じらしいです。
近くのお土産屋さんも楽しかったです。
大間のスター漁師、山本さんグッズが豊富でした。
大漁旗も欲しかった…。
とりあえずステッカーを色々買ってしまいました。
至る所で山本さん推しでした。
霊場恐山
大間で満たされた後は、まっすぐ恐山へ。
結構斜度のキツい道を進む事になりました。
霊場の門をくぐると、なんか怖い像が待ち構えています。
三途の川を渡るとこのババアとジジイに身ぐるみを剥がされるそうです。
怖すぎて死にたくなくなります。
三途の川の水の透明度が凄かったです。
このすぐ先に大きな駐車場があります。
日曜日だった事もあり、結構人が来ていました。
六大地蔵が並び、風車が勢いよく回っています。
至る所に風車が置かれているのですが、
これは早くに亡くなった子供が、あの世でも遊べるようにと手向けられたものだそうです。
入山料は500円です。
そこら中で硫黄の匂いが立ち込めています。
菩提寺の境内に薬師湯があるとの話だったのですが、
何故か見つけられませんでした…。
そのままガンガン歩きます。
途中、クマ注意やマムシ注意等の看板も目にします。
かなり広く、色々地獄を抜ける事になります。
血の池地獄もありましたが、水質はスーパークリアでした。
地獄の先には、極楽浜が待っています。
とても美しく、まさに極楽浄土といった雰囲気。
宇曽利湖というカルデラ湖だそうです。
ここも下からポコポコ吹き出しています。
東日本大震災で亡くなられた方の碑などもありました。
霊場であり、観光地でもあり、温泉地でもある…。
なんとも不思議な所でした。
結構歩くので、歩きやすい靴の方が良さそうです。
帰り道に「恐山冷水」に立ち寄り、
湧水を手酌で頂きました。
とても綺麗な水だったのですが、めちゃくちゃ冷たかったです。
不老水とも呼ばれているそうです。
美味しゅうございました。
尻屋崎
恐山からまっすぐ東へ向かい、尻屋崎へ。
かなり強風でした。
ゲートを越え、草原の中の道を抜けると、尻屋崎灯台に辿り着きます。
とても美しい灯台でした。
脇の草原には、立派な石碑があります。
「本州最涯地」であるようです。
確かに結構な最果て感はありました。
寒立馬と呼ばれる馬が放牧されているそうなのですが、
ゲートのそばで飼われているやつ以外は見つけられませんでした…。
都井岬に似てますね。
気持ち良い場所でした。
本日の宿泊先
「むつ矢立温泉キャンプ場」にキャンプインしています。
料金は500円。
晴れているのでテントを張る事にしましたが、
バンガローも2000円であり、こちらも良さそうです。
バイクでの乗り入れは不可なのですが、
すぐ近くに停めておけます。
隣のむつ矢立温泉で受付してもらえます。
周りにはゴルフの打ちっぱなしや雀荘などが併設されており、
ちょっとよく分からない感じもあるのですが、
近くのスーパー マエダもバイクで5分圏内で行けるので、便利な所です。
芝も綺麗で快適です。
むつ矢立温泉も、湯温が高めでかなり良い感じの温泉でした。
源泉温度が52℃と高めで、水で冷ましてはいるものの、肩まで浸かるには割と気合が必要な温度でした。
浴槽の縁で寝っ転がっている地元のオジさんが多数居ました。
泉質は鉄臭く、しょっぱめです。
純食塩泉というそうです。
料金は450円。ロッカーは50円、ドライヤーは1分10円です。
石鹸の類は置いてません。
外には無料の足湯もあるようです。
明日の予定は完全に未定ですね…。
今日で行きたかった所は一通り行けました。
また適当に進みます。
それでは〜
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