昨日の晩は、普段飲まない日本酒を飲んでいたのですが、
そのせいか、おもいっきり寝坊してしまいました。
チェックアウト時間ギリギリに出発する事になったのですが、
結果的にうまく雨をかわしながら黒部ダムへ行き、
南下して松本市まで来ることが出来ました。
本日のルート
走行距離:100km。
扇沢駅から電気バスに乗って黒部ダムへ。
安曇野を越え、松本市のライダーハウスまでやってきました。
長野県の道はどこもハイペースで流れているので、走っていて気持ち良いです。
大迫力の黒部ダム
白馬の葡萄屋を出発し、ノンストップで扇沢駅までやってきました。
黒部ダムへのアクセスは、富山の立山からのルートと、長野の扇沢からのルートの2つがあるようです。
僕はアクセスが楽そうな、扇沢からのルートを選びました。
扇沢駅の近くには無料駐車場があります。
砂利の駐車場ですが、バイクの駐輪スペースはしっかりと舗装してくれています。
無料駐車場から5分ほど上り坂を歩くと、扇沢駅に到着します。
手前にはもっと近い、有料の駐車場もあります。
ここで電気バスの往復切符を購入。料金は2610円。
予約なしでも当日に窓口で購入出来ました。
切符にQRコードが印字されているので、
飛行機と同じ要領で読み取り機にかざしてバスに乗車します。
丁度10:30発のバスに乗り込めました。
バスはだいたい30分おきに出ているようです。
電気バスは一気に2、3台出発するので、全員座って乗車出来る感じでした。
そこまで混雑しない平日だったからかもしれません。
換気の為にバスの窓は開きっぱなしなので、真夏でもかなり寒いです。
上着は持参した方が無難です。半袖短パン姿のお兄ちゃんも結構居ましたが…。
乗車時間は15分。
途中に破砕帯や県境などを通り、
割とあっという間に黒部ダム駅に到着します。
黒部ダム駅からのルートは、2つに分かれます。
60段階段を降りてダム堰堤に出るコースと、
220段の階段を登り、展望台に行くコースの2つです。
後からどちらに行く事も出来るのですが、だいたい皆最初は展望台に向かいます。
僕も展望台から先に向かいました。
220段の階段は、地味に結構しんどいです。ゆっくり登りましょう…。
展望台に到着すると、迫力のある観光放水や、囲まれたアルプスの山々を拝む事が出来ます。
雲はかかっていましたが、雨は降っておらず、快適でした。
至る所に湧水があります。
冷たくて気持ち良いです。
水の味はよく分かりませんが、美味しい気がします。
展望台から外階段を降りていくと、どんどん放水されている所に近づいていきます。
すごい迫力。晴れている時は、虹が見える時もあるようです。
下に降りた先には、展示スペースもありました。
プロジェクトXが脳内再生されますね。
苦闘という言葉がよく伝わります。
売店で黒部の月とステッカーを購入しました。
ビールはライダーハウスで飲んだのですが、癖がなく、味は割と普通でした。
ダム堰堤は、中心部になる程、吹き上げる風が結構強かったです。
ここを抜けた先に遊覧船の乗り場もあるのですが、
雨が気になっていた事もあり、乗船はしませんでした。
黒部ダム内にくろにょんが歩いているらしいのですが、
見つける事が出来ませんでした。
ひこにゃんと同様、この旅はゆるキャラとあまり縁が無いようです…。
電気バスに乗って扇沢駅に戻ると、雨が強めに降っていました。
カッパを装着し、ずぶ濡れのバイクに跨り後にしました。
松本城へ
扇沢駅からしばらくバイクを走らせると雨は止み、急に晴れだしました。
コンビニでの休憩を挟みつつ、
南下して松本城へ向かいました。
バイクの駐車場は、バス用の駐車場の脇にあります。
1日100円です。16時半には閉まるとの事だったので、急いで回ることになりました。
松本城は、お堀からの眺めがとても綺麗でした。
外観は5重天守で、内部は6階建てになっているそうです。
ちなみに天守内では、階段付近のみ、撮影が禁止されています。
盗撮まがいの行為があったそうです…。
結構階段は急な感じでした。
各階の階段に係員さんが配備されていて、足元を気をつけるように指示されます。
今までのお城でトップクラスの係員さんの量でした。
長篠の戦いなどで活躍した鉄砲が沢山展示されています。
最上階からの眺めは、金網で覆われて微妙でした…。
天井は立派な梁の上に、神棚が祀られていました。
眺めが良く気持ちよかったのは、
江戸期に増築された、辰巳附櫓と月見櫓でした。
5重の屋根が美しく、映えるお城でした。
雷がゴロゴロ鳴り出していたのですが、雨はなんとか持ちこたえてくれました。
本日の宿泊先
「ライダーハウス ゆず」に宿泊しています。
松本市の街中から少しはずれた、田んぼに面したライダーハウスです。
大型のトレーラーを改造してライダーハウスにされています。
料金は1700円。布団を使う場合は+200円。
ザ・ライダーハウス、といった雰囲気の所で、
オーナーさんはお隣の家に住んでます。
宿泊者は僕一人。
屋根がついているので助かります。
到着1時間後に、とてつもない豪雨となり、屋根から滝が出来ました。
テントだったら終わってました。
トレーラー内はかなり広く、落ち着く空間になっています。
エアコンが無くても充分涼しい。
田んぼが近いのに、虫があまりいません。
キッチンのものも自由に使ってOKです。
トレーラー内にユニットバスもあります。
今晩はこちらのシャワーを使わせてもらいました。
シャワーを浴びた後は、
オーナーさんが夕食を持ってきてくれました。
キーマカレーに冷奴、サラダです。
どれもめっちゃ美味しかったです。
(ずっと会話していたので、ほぼ食べ終わった写真しかなく、すいません…)
食事中は、明日のルートや、今後のお勧めスポットなど、沢山教えてくれました。
オーナーさんは気さくで非常に親切な方です。
「青森までなんか1日で行けるよ」って言われましたが、僕は無理っす。
のんびり向かいたいと思います。
ステッカーも頂き、早速バイクの箱に貼りました。
長く続けて欲しいライダーハウスです。
明日も雨雲レーダーを見ながら(全然アテにならないんですが)、
長野県を走り、また新潟県を目指して進んでいきたいと思います。
それでは〜
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