能登半島を堪能した一日となりました。
まだ左上の方しか回れていませんが、
景色が良く、道も楽しく、
バイク乗りにとって能登半島はツーリング天国のような所では無いでしょうか。
今日は見どころてんこ盛りでした。
本日のルート
走行距離:140km。
能登半島の左上を攻めました。
見どころが多く、insta360で沢山撮影しました。
今日は360度写真多めになります。
世界一長いベンチ
全長460.9メートルのベンチ。
道の駅 とぎ海街道の裏にあります。
ただベンチがずら〜っと並んでいるだけなのですが、
それだけで見応えがありました。
脇に刺さっているイルミネーションの数も相当なものでした。
水平線や、奥の山に生えている風力発電のプロペラと合わせてみると、
非常に気持ち良いスポットだと思います。
一応ベンチの端から端まで歩いてきました。
日差しがキツく、暑かったです…。
大笹波水田、ヤセの断崖、義経の船隠し、トトロ岩
海沿い走っていると、棚田ビュースポットの看板を見つけた為、立ち寄りました。
綺麗な棚田でした。
このあたりに飛び回っているトンボの数が尋常じゃありませんでした。
ここからしばらく進むと、「ヤセの断崖」と「義経の船隠し」なる断崖スポットが現れます。
ヤセの断崖は、映画 ゼロの焦点のロケ地にもなったようです。
義経の船隠しは、ヤセの断崖から300mほど歩いた先にあります。
義経と弁慶が奥州に下る途中、嵐を避ける為に船をつけた場所、という言い伝えがあるそうです。
かなり雰囲気のある場所でした。
パノラマのカメラではちょっと分からないですね…。
望遠のレンズがあれば楽しい所だと思います。
ここを降りた先で釣りをしている人も居ました。
ここは絶対釣れるで…
ヤセの断崖駐車場に戻ると、大量のアブに襲われました。
全てスズメバチサイズ(というか見た目がまんまスズメバチ)で、
重低音を響かせながら寄ってきます。
怖すぎて、なかなかヘルメットをかぶって出発出来ませんでした。
ここの駐車場は気をつけましょう…。
そこからしばらく進むと、トトロの形をした権現岩が現れます。
目をつけるのはちょっとズルいですね…。
ここも出来れば望遠レンズがあった方が良い写真が撮れると思います。
輪島のフグと白米千枚田
お昼は輪島のお食事処 やぶ新橋店へ。
お昼はちょっと贅沢にふぐ炙り丼頂きました。
— ヒロマス@日本一周中 (@HiromuscleC) July 24, 2022
ふぐはもちろん、魚のアラがたっぷり入ったお味噌汁が美味でした。 pic.twitter.com/N1ApmaoEtA
JAF会員は輪島のお箸が貰えます。
キャンプで使わせてもらいます。
輪島を抜けると、道の駅 千枚田ポケットパークを通ります。
ここから白米千枚田と呼ばれる、ものすごい棚田を拝む事が出来ます。
全部手で植えてるんですかね…。
無理やり植えてる感がすごい。
ここで穫れる米にかかる人件費が大変な気がします。
とても美しい情景でした。
道の駅のトイレ入り口には、目線の高さにツバメの巣がありました。
もはや飼われてるレベルでは無いのかこれ…。
垂水の滝とすず塩田村
トンネルをくぐって振り返ると、立派な滝がありました。
垂水の滝と呼ばれる所です。
滝の水が、そのまま海に流れていきます。
海は結構な荒波で、迫力のある場所でした。
そこから更に先に進むと、道の駅 すず塩田村に着きます。
資料館があるので覗いてきました。
入館料は100円と激安です。
神社で祈祷された清めの塩も貰えます。
塩の製法も色々あるようです。
藻塩焼きや、入浜式塩田、流下式塩田、イオン交換膜法など…。
今まで全く気にした事がありませんでしたが、
めっちゃ塩に詳しくなります…。
ここは、奈良時代から続く「揚げ浜式塩田」の製法で実際に塩が作られています。
砂の上に海水をまいて天日で乾かし、を繰り返し、
集めた砂を海水で洗い出し、「かん水」という塩分濃度の濃い水を抽出します。
これを窯で煮詰める事によって塩を精製する方法のようです。
資料館の外に出ると、実際に使われている塩田があります。
その奥には、釜屋もあります。
薪に火がつけられ、煮詰められている最中でした。
中はめっちゃ暑いです。
温度計は36度でしたが、窯の近くはもっと高いはずです。
海水を手で汲み上げ、砂を運び、窯で煮詰める作業まで、とてつもない重労働だと思います。
この製法を続けられるのは凄い。
帰りに塩ソフトを頂きました。美味い。
ここは是非行ってみて欲しいスポットです。
100円は安すぎます。
能登半島の最先端:禄剛崎
Google Mapを見ながらだと、どこにバイクを停めれば良いか分かりませんでした。
最初は漁港の駐車場に停めたのですが、
能登半島の最先端には、道の駅 狼煙の駐車場に停めて行けば良いと思います。
坂道コースと階段コースの2種類がありますが、
どちらから通っても、最先端の灯台に辿り着きます。
無人の灯台ですが、周辺はとても綺麗に整備されていました。
結構暑かったので、道の駅に戻る頃には汗だく。
それでも先端の灯台には行く価値はあると思います。
道の駅狼煙では、可愛いステッカーが売られてたので買いました。
本日の宿泊地とお風呂
「鉢ヶ崎キャンプ場」に宿泊しています。
Google Map上では、「鉢ヶ崎野営場」と書かれている所です。
海沿いで波の音が心地よい、砂地のキャンプ場です。
一泊1500円でした。
バイクの乗り入れはできませんが、サイトのすぐ近くまでバイクを停めて荷物を下ろせます。
今日は僕の他に1組だけのようです。
隣にキャビンがあるのですが、そちらには何組も宿泊されています。
皆海水浴客のようです。
今日は汗だくになる事が多かった為、
テント設営後は、近所の銭湯までバイクを走らせました。
「海浜あみだ湯」という所です。
料金は460円。
サウナは別料金です。
温泉では無いのですが、雰囲気抜群の地元銭湯でした。
桶はケロリンです。
そんなに綺麗ではなかったですが、一応窓から海が一望出来ます。
湯温が高めで、風呂から上がっても扇風機の前からしばらく離れられませんでした。
今日は沢山の塩田を見てきましたが、
よく見ると、僕の着てたTシャツからも塩が精製されていました…。
本当に沢山汗をかいた一日でした。
夕食は簡単に、近くのコンビニで適当に弁当買って済ませました。
能登半島は、僕にとって想像以上に素敵な所でした。
ブログに書きたい所が多すぎて困る感じですね。
洗濯物が溜まってきているので、
明日はコインランドリーを探す所から始まりそうです。
それでは〜
コメント