昨日は夕陽を拝むことは出来ませんでしたが、
波戸岬キャンプ場の夜は快適でよく眠れました。
今日は6時半に起床、朝食後7時半に撤収開始、9時頃に出発と、
いつもと比べると早めに行動が開始出来ました。
毎日これぐらい早く行動したいけど、それが難しい…
本日のルート
走行距離:90km。
名護屋城跡を散策後、加部島へ渡り、
海沿いを走って唐津市街へ。
そのまま南下して古湯温泉へ立ち寄り、佐賀市までやってきました。
名護屋城跡で道に迷う
波戸岬からすぐ近くに名護屋城跡がある為、立ち寄りました。
豊臣秀吉が朝鮮出兵の際に出兵拠点として築かれ、
全国から20万人が集まったと言われている城です。
敷地は大阪城に次いで2番目に広いそうです。
北側の駐車場から二の丸、三の丸と通って本丸跡へ。
本丸までの道は巨木が生い茂っていました。
もののけ姫っぽい雰囲気です。
ほぼ石垣しか残っていませんが、その石垣もところどころで崩壊していました。
発掘作業?も一部でされていました。
本丸跡は広大なスペースでした。
呼子大橋をはじめ、海を一望出来る絶景。
立派なお城だった事が想像出来ます。
ここまでは良かったのですが、調子に乗って歩いていると、
南側の駐車場にまで来てしまいました。
(こちらがメインの駐車場っぽい)
こんな道通ったっけ?と思いながら自分のバイクを探し、駐車場の回りをウロウロ。
しばらくしてから真逆の北側駐車場に停めていた事に気づきます。
急いで帰ろうと「太閤の道」なる林道に入ると、至るところに「イノシシ出没注意」の張り紙が…。
その後も道に迷い、結局外周道路をぐるっとまわって北側駐車場まで戻りました。
朝からかなり歩きました…。
バイクにたどり着いた頃にはヘトヘトで、
名護屋城の敷地の広さが身にしみて分かりました。
僕は行けませんでしたが、名護屋城博物館も南側にあるようです。
呼子大橋を渡って加部島へ
名護屋城からも見えていたのですが、
「加部島展望台の景色が良い」という口コミを見たため、
呼子大橋を渡って加部島まで行ってきました。
呼子大橋は立派な橋ではあるのですが、
片道1車線で狭く、横風もキツめだったので少し怖い思いをしました。
車1台分程の狭い道を抜けると、加部島の展望台に辿り着きました。
風が強く、断崖絶壁からの波しぶきも豪快な場所でした。
隣の牧草地帯では、牛が10匹程居ました。
この強風の中、無心で草を食べているようでした。
これ以上近づけなかったのが残念…。
断崖絶壁と牛を同時に見られる、不思議スポットでした。
加部島にはイカのお造りで有名なお店があるようだったのですが、
お昼前の時間であった為、今回はパスしました。
「風の見える丘」という所にも立ち寄ったのですが、
今日は閉館日だったらしく、頂上もほぼ無風状態で、風は見えませんでした。
サーフィン発祥の地:立神岩
唐津市街までの道中、立神岩と書かれた看板を見かけ、
給油ついでに立ち寄りました。
立神岩自体は、ゴツゴツの岩が豪快に突き出たものだったのですが、
そちらよりも、隣で押し寄せている綺麗な白い波と、
その波に乗るサーファー集団に目がいってしまいました。
サーフィン経験は1度しかないド素人の僕の目から見ても、良い波が来てました。
遠すぎて写真は撮れなかったのですが、
10人程のサーファーが海に浮かんでいて、皆めっちゃ上手かったです。
あとから知ったのですが、ここは九州サーフィン発祥の地でもあるようでした。
どうりでレベルが高いわけだ…。
近所に住んでたら僕もサーフィン始めてたと思います。
虹の松原と唐津バーガー
唐津市街を抜け、虹の松原へ。
延々と松林が広がる道を進みました。
百万本の松の木が生えているそうです。
誰が数えたんだろう…。
バイクを停められる所で写真を撮りましたが、
戦没者の慰霊碑のようでした。
すぐそばの駐車場にハンバーガーが売られているバスが停まっていた為、
そこで昼食に唐津バーガーを頂きました。
後から続々とバイカー集団がやってきたのですが、
Youtuberにも度々取り上げられている有名店だったようです。
ここを目的に唐津まで来る人も居るらしい…。
スペシャルバーガーの値段は550円。
チーズバーガーにオムレツとレタスを間に入れた感じ。
バンズも美味しかったです。
佐世保バーガーよりもリーズナブルかもしれません。
エンドレス風呂:古湯源泉 英龍温泉
佐賀市街までの通り道に、
ちょうど古湯温泉が近くにあった為、寄ってきました。
古湯温泉は観光地らしさが皆無と言える程、静かな温泉街でした。
案内所も看板も見つけられず、
日帰り温泉もどこに入ったら良いのかが分からない…。
坂を下って温泉旅館をいくつか見て回りましたが、
結局入り口すぐそばの大衆浴場、英龍温泉をチョイスしました。
入り口付近は地元野菜が陳列されまくっているので、
温泉の暖簾が無ければ、普通の野菜直売所にしか見えません…。
料金は400円でした。
地元のお年寄りばかりの中、恐る恐る入浴。
噂には聞いていましたが、驚くほどぬるかったです。
「これ、プール?」って勘違いするくらいの湯温。
「泳がないで下さい」という張り紙がありましたが、その気持ちが分かります。
英龍温泉は2種類の浴槽があり、
どちらも泉質は同じですが、それぞれ温度が違います。
英龍泉は29.3℃、徐福泉は39.5℃。
英龍泉に浸かってぬるすぎると感じたら、
徐福泉に浸かって体を温め、
ちょっと熱くなってきたら、また英龍泉に浸かり…
という往復を繰り返す事で、永久に入り続ける事が出来ます。
普段の入浴時間は15分程度の僕でも、
2つの浴槽を5往復し、1時間以上浸かっていられました。
黒くなったコンクリートの天井を眺めながら、とてもリラックス出来ます。
風呂上がりも、驚くほど体が軽くなりました。
昨日浸かった武雄温泉のあつ湯と古湯温泉のぬる湯、
両者を北斗の拳で例えるなら、
武雄温泉はラオウの剛の拳、古湯温泉はトキの柔の拳ですね。
激流を制するは静水。
…よく分からない事を書いてしまいましたが、
ぬる湯もめっちゃ良いって事を言いたかったのです…。
今までは温泉は熱めのお湯の方が好みで、
その方が疲れが取れると思っていたのですが、
完全にその考えを変えてくれました。
本日の宿泊地
佐賀市の快活に泊まってます。
ここは広いのは良いのですが、鍵付き個室は2Fにあり、
トイレやシャワーまでの距離がちょっと遠い気がします。
また熟睡させてもらいます。
佐賀県は、手頃で泊まりやすそうなキャンプ場が少ない気がします。
そこがちょっと残念ですね。
これから福岡県に入ると、ますます少なくなりそうです…。
それでは〜
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