日本最南端の波照間島に行ってきました。
一日中快晴で、島を満喫できました。
波照間島は黒島に続いて飾り気がないというか、
全然観光地化されていない雰囲気でしたが、それが良いですね。
開いているお店も限られているので注意です。
本日のルート
フェリーに乗って波照間島まで。
波照間島での自転車走行距離は25kmくらい。
ぱいじま2で波照間へ
早めの6時台に起床。
コンビニパンをゲンキカフェで流し込みます。
7時にはおり姫の宿を出発。
今日は波照間島に行きます。
前日のうちにフェリーのチケットを買っておきました。
離島に行く船は、大きく八重山観光フェリーと安栄観光フェリーの2種類があります。
(他にもありそうですが、大きな所は上記2つ)
離島でレンタカーやカヌー等のアクティビティを一緒に楽しみたい方は、
こういった所のツアーを予約しておくとお得なようです。(旅行支援が適用される為)
このツアーは5日前ぐらいから予約が必要なようなので注意。
僕は前日予約であった為、ツアーは申し込めず、乗船券だけの購入となってしまいました。
昨日黒島に行った際は八重山観光フェリーを使用しましたが、波照間島行きの船は安栄観光からしか出ていないようです。
というわけで今回は安栄観光を利用。
8時出港の便です。
今回お世話になる船、ぱいじま2です。
結構でかい。
昨日の黒島行きよりも豪華な船内。
揺れが少なめらしい、後ろの方の席を確保しました。
後から乗り込んでくる人も多い為、だいたい席は埋まってきます。
波照間島や与那国島に行く船は、荒天時は大きく揺れる事で有名です。
(通称:ゲロ船)
しばらくすると船員さんが笑顔でエチケット袋を配り始めました。
ビビりながら昨日買っておいた酔い止め薬を飲みます。
波照間港までの所要時間は80分程。
黒島を過ぎたあたりからは大きく揺れていた気がするのですが、
アネロンのお陰か?船内で爆睡していた為、船酔いする事はありませんでした。
西浜荘で電動自転車を借りる
波照間島に到着すると、なにやらタプタプしたエチケット袋を持って船を降りる人も居ます。
酔わなくて良かった…。
自信の無い人は酔い止めを飲んでさっさと寝るのが良さそうです。
波照間島の天気は快晴で、風は少し強めでした。
レンタカー屋さん等が迎えに来ています。
迎えの車が行ってしまうと、誰も居なくなります。
自転車を貸してくれる所を探しますか…
一番手前のオーシャンズレンタカーで自転車を借りる人が多かったですが、
僕はもう一軒先の西浜荘で自転車を借りました。
電動を強くお勧めされたので電動自転車を。1日2500円。
チャイルドシートがカゴにもなるので、重たいリュックは後ろに積んで快適でした。
バッテリーは最後の方はエコモードを使う感じになりましたが、1日ちゃんともちました。
ニシ浜
電動自転車でまず向かったのがニシ浜。
西浜荘からすぐの所にあります。
坂道を下って到着。
青い空、ターコイズブルーの海、白い砂に植物の緑っていうコントラスト。
日本で一番綺麗なビーチかもしれません。
天気も良かったのでテンションが上がります。
何人か泳いでいる人も居ましたが、泳ぐにはまだちょっと寒いかな…という気温。
というか風が強いです。
そもそも海パンを宿に忘れてきました。
パンツ一丁で泳ぐおじさんも居るそうです。
砕けたサンゴと思われる白い砂。
綺麗な砂しかありません。
この景色を眺めながら、フェリーターミナルで買っていたおにぎりを食べます。
今日はしそこんぶにしてみました。
美味いに決まってるよな…!
限られた人しかおらず、本当に楽園のような所でした。
ここで一日中ぼけ〜っとしてるのも、最高の贅沢かもしれません。
浜シタン群落
海岸沿いの道は生い茂っていて、浜に出られる所は限られてきます。
浜シタン群落という所でチャリを止めます。
(カラスが多いので荷物に注意)
細い道を入っていくと、囲われたビーチのようになっています。
地面のサンゴがどれもめっちゃ綺麗。
歩くと金属音のような、なんとも良い音が響きます。
色んな形のサンゴ。
よく分からない貝殻も沢山転がっています。
プライベートビーチみたいな感じで、ここも最高の空間でした。
日本最南端の碑
ここからまた自転車を漕ぎます。
風が強く、電動でも結構しんどいです。
島内は自販機も少なそうです。
ペムチ浜手前の溜池前は高台になっていて見晴らしが良かったです。
何も無いですね…
そこからしばらく自転車を漕ぐと、日本最南端の碑に到着。
誰も居ない…カラスしか居ねぇ…
とりあえず日本の最南端をコンプリートしました。
明日は与那国の最西端に行く予定です。
ただ風が強い場所でした…
すぐそばに最南端のトイレもあります。
普通に使えます。
手洗いの水も普通に出ました。
星空観測タワーがあったのですが、閉館中でした。
そのまま自転車を走らせ、波照間空港へ。
一応空港はあるのですが、主に救急患者の輸送用らしく、
観光客が乗れる飛行機はここまで飛んできません。
飛行機も止まってません。
とにかく日差しがキツい…。
風が強いお陰でそこまで暑く感じないです。
島の東側はマジで何も無い。
島一周道路の北側を走って集落へ向かいます。
途中で見かけたコート盛。
異国船の監視台だったようです。
八重山に点在していて、狼煙を順次あげて伝達されていたみたい。
火番盛の距離は結構遠いと思うんですが、ちゃんと狼煙は見えたんでしょうか…
ここからの眺めはまぁ普通。
微妙に海も見える感じ。
泡波酒店
集落に入り、泡波酒店へ。
看板も何もないので、探し当てるのが大変でした。
こちらで販売されている泡波は、波照間島で製造されている泡盛ですが、
波照間島の外に出ると値段が何倍にもなる…と言われているレアなお酒でもあります。
(実際、石垣島のお土産屋さんでの販売価格は結構高かったです)
ただ、こちらでの販売は一番小さいミニボトル(380円)と一番大きい4500mlの瓶(12000円)の2種類のみ。
間の丁度良いサイズは販売されていませんでした。
4.5リットルの瓶は升升半升(ますますはんじょう)という縁起物の瓶なようですね。
大瓶をお買い上げのおばちゃんが今日一人居たとの事。
担いで飛行機に乗るそうです。強えぇ…
ミニボトルを3本購入しました。
大事に味わいたいと思います…
ここからぐるぐると集落の周辺を自転車で回っていました。
アカハチ誕生の地。
琉球王朝と戦った八重山の英雄だそうです。
波照間島灯台へ。
島のど真ん中にあります。
が、まぁ普通…。
パーラーみんぴか
昼食が食べられる所を探しながら回っていましたが、ことごとくお休み。
何故かお昼の時間は閉まっているお店が多かったです。
諦めかけた頃に、パーラーみんぴかさんがオープンしました。
14時半からお店が再開されるっていう…
続々と他の観光自転車&原付がやってきました。
他に開いてるお店が無いので、必然的に皆ここに集まってくる感じですね。
落ち着く屋外の席です。
ここでカレーライスを注文。
暑かったので冷水とカレーの塩気が有り難かったです。
カレーを食べた後は再びニシ浜に戻り、ぼけーっとしてました。
16時に自転車を返し、フェリー乗り場へ。
最南端の到達証明証は、こちらのお土産屋さん、あがでぐにで販売されていました。
500円。
おばちゃんが日付を書いてくれました。
16時半発の便に乗って帰ります。
今日だけでめっちゃ日焼けしました…。
腕と鼻が真っ赤です。
帰りの船も結構揺れた気はするのですが、後ろの席で爆睡していたのであまり覚えていません…
夕食は宿で
石垣島に到着したのは18時頃。
結構早い時間だったので、帰り道も飲食店をぶらぶら。
さしみ屋十二銭で刺し身と天ぷらを購入。
地元客しか居ない…
星野商店で酒とジューシーおにぎりを購入。
ここも地元客しか居ない…
宿に戻ってつまんでました。
天ぷらはサクサク、かき揚げも入って大満足。
マグロの刺し身も新鮮で美味しかったですね。
刺身醤油がかなり甘めでした。
肌がピリピリしながら、シャワーを浴びて爆睡。
明日は飛行機に乗って与那国島へ行きます。
それでは〜
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