対馬の北半分を周った一日です。
相変わらずの爆風でしたが、幸い雨は降らなかったので…
対馬の絶景を沢山拝む事が出来ました。
大船越の虹
6時半頃起床。
外に出たらちょうど虹が出現。
ジェイコブさんと眺めてたらすぐ消えました。
風は相変わらず強いですが、雨は止んでる模様。

昨日サイキで買ってきてたフランソワの菓子パンとかすまき。
対馬もかすまきが名物みたいです。
壱岐のかすまきと味の違いは…よくわかりませんでした。
想像通りの美味しさ。


ジェイコブ夫妻の迎えのタクシーが到着したので、お見送りします。
無事船に乗れますように…

運動着姿のオーナーさんに感謝して出発。
オーナーさんは毎朝ジョギングしてるそうです。
良いですね。
走るならこのあたりは最高のロケーションだと思います。
お世話になりました!

和多都美神社
国道382号は快適です。
万関橋を渡り、快調に飛ばして最初の目的地に到着。
和多都美神社(わたづみじんじゃ)です。

まだ朝早い時間だったからか、他に参拝者はゼロ。
とても綺麗に管理されています。

台風の高波で倒壊したらしい鳥居。
この鳥居が身代わりになって台風の被害を最小限に抑えてくれたから、
身代わり鳥居と呼ばれているそうです。

海の神様である彦火々出見尊(ひこほほでみのみこと)と、
その妻である豊玉姫命(とよたまひめのみこと)が御祭神。
奥に立派な本社があります。


御神木の龍松。
奥には豊玉姫のお墓もありました。
非常に厳格な場所のようで、撮影は禁止でした。
(「楽器演奏もするな」みたいな事が書かれてたのですが、過去に何かあったんでしょうか…)

道路を挟んだ向かい側は、海に向かって3本の鳥居が並んでいます。

ちょうど潮が引いていて降りられるようになっていました。
満潮時はまた違った景色を楽しめそうですね。
静かで厳か、そして美しい神社でした。
(ゴーストオブツシマでは「春日神社」のモデルと言われている所です)

烏帽子岳展望所
そのまま少し山道を上り、烏帽子展望所の駐車場に到着。
和多都美神社から5分ぐらいで行けます。

右手の階段が入口みたい。

かなり長い階段でした。
対馬で暮らしてると、マジで足腰鍛えられると思います…

息を切らして展望台に到着。

見晴らしが良すぎて驚きました。
そして風が強すぎてめっちゃ怖い。
浅茅湾に浮かぶ無数の島々。
複雑なリアス海岸のシルエットが本当に綺麗です。
天候が良ければ、ここから白嶽や韓国の釜山も見えるそうです。

海神神社
豊玉町を抜け、峰町に入ります。
海人神社(かいじんじんじゃ)に到着。
対馬国一宮(最も格式が高いとされる神社)としても有名な神社みたいです。

境内はかなり広いです。
ここも誰も居ませんでした。


本殿までは300段ぐらいの石段が続きます。
また階段かよ…

シックな色使いの鳥居が格好良いです。
ユニコーンガンダム(バンシィ)カラーですね。

木々に囲まれ、神秘的で気持ちの良い神社です。
階段の脇がゴーストオブツシマ感出てます。

大きく立派な本殿でした。
さすが一宮、という感じがします。


近隣の山は野鳥の森にもなっているようで、鳥の鳴き声が沢山聞こえました。
ゴーストオブツシマでも鳥が案内役になっていましたが、
非常にそれっぽい雰囲気が漂ってました。

舟志のもみじ街道
県道56号に入り、東側の道を北上。
舟志のもみじ街道を通ります。

割とくねくね道&木の枝が沢山落ちてますが、
これまでもっと酷い道を通ってきたので、運転も全然余裕になってます。
対馬の悪路を走ってると感覚がバグる気がします。
途中にあるA歩道とB歩道間の駐車場で休憩。


川のせせらぎが心地良いです。
9月初旬だった為、紅葉は見られませんでしたが、
豊かな自然を感じられる気持ちの良い道でした。

すし処 慎一
もみじ街道を抜け、比田勝エリアまでやってきました。
昼食は気になっていたお寿司やさん、すし処慎一さんへ。
お隣の島めし家北斗さんも気になったのですが、今日は貸し切りみたいでした。


店内は割と広く感じます。
カウンターが良い感じですね。
目の前で大将が握ってくれます。

ランチの寿司定食を注文。
握り8貫と小鉢、味噌汁、茶碗蒸しの定食です。

どの寿司もハイレベルで、非常に美味いです。
ぶ厚いネタは横に包丁が入れらているので、食べやすい。
シャリは柔らかく、すぐ口の中でほどけます。
穴子はふわっふわでした。

この小鉢の漬けも茶碗蒸しも美味しかったです。

普段は予約必須で行列が出来るお店らしいのですが、
フェリーの欠航が続いているからか、他にお客さんは居ませんでした。
ここは並んででも食べといた方が良いお店ですね…

豊砲台跡
お腹が満たされた所でさらに北上。
豊砲台跡に到着。
もちろん誰も居ません。


入口にライトのスイッチがあります。

かなり明るく照らしてくれるので、
あまり恐怖感を感じる事なく散策できます。


内部はかなり広いです。
貯水槽や保管庫など、色んな部屋に分かれてます。


突きあたりに砲塔部があります。
陽の光が差してきて、幻想的ですね。
コンクリートから生えた木々がラピュタっぽい感じもします。
戦争遺産と自然の融合。


砲台跡の外から上に登れる階段もあります。

公園というか、広場みたいになってます。


上からも砲塔部を見下ろす事ができます。

調子が良い日は、ここからも釜山が見える…かもしれません。
自衛隊基地のレーダーっぽい建物は見えます。

千俵蒔山展望台
ここから西へ進んで上県(かみあがた)町に入ります。
日本最北西端の場所があるようなので、そこを目指してみます。
道中は相変わらずの爆風。

途中で見晴らしの良さそうな山があったので立ち寄りました。
千俵蒔山(せんびょうまきやま)展望台。
ここまで来る道も落石&倒木の、割と険しい山道でした(もう慣れた)

吹き飛ばされそうなぐらいの爆風です。
一本だけ大きな風車がぶんぶん回ってます。
なかなか迫力があります。

眺めも良く、爽快感抜群の展望台でした。

千俵蒔の名前の由来は、昔野焼きが行われて山全体が草に覆われており、
麦やソバの種を千俵ほども蒔ける広大な山であるということから、
この名前がついたと言われてるそうです。
爆風で草は全部横倒し状態でしたが…
対馬野生生物保護センター
千俵蒔山を下山してさらに西へ。
途中の広大な田んぼがとても美しかったです。
(ここで「対馬山ねこ米」を育ててるみたい)
対馬では珍しくフラットで一直線の道でした。

さらに奥へ進んでちょっと山道を走ります。


棹崎公園(そうざきこうえん)の駐車場に到着。


5分程歩くと、対馬野生生物保護センターに辿り着きます。

保護されたツシマヤマネコが見られる所です。
道中で野生の個体に出会う事はできなかったので、楽しみにして来ました。


入館料は無料です。
お金取っても良いと思うんだけどな…

ツシマヤマネコのあれこれがわかりやすく展示されてます。



奥で公開されているツシマヤマネコに会えるようです。
このセンターでの4代目、かなた君(オス)。

か、かなた君…!?

まさかの体調不良でお留守の状態でした。
ここまで来て残念過ぎるって…
脇にはかなた君の復活を願う寄せ書きがありました。


実は全国の色んな動物園で、
公開されているツシマヤマネコは居てるみたいです。
京都動物園でも見れたのか…

そして今ググって知りましたが、
この日から1週間後ぐらいに、かなた君は亡くなったようです。
会えないままとなってしまいましたが、御冥福をお祈りいたします。
(保護センターに寄付すると、缶バッジやクリアファイル等が貰えます)

日本最北西端
保護センターから徒歩10分くらいの所に、
日本最北西端の碑があるっぽいです。
棹崎公園の道を進みます。

これか…?と思いましたが、違いました。
なんなんやろこれ。

すぐ隣に日本最北西端の碑がありました。

ここも爆風です。
そこまで苦労せずに来れるので、あまり最果て感はなかったです。
先には棹崎灯台があります。

韓国まで49.5km、日本とユーラシア大陸との最短の地だそうです。
韓国は…肉眼では見えないかな…

梅屋ホテル
田んぼゾーンを抜け、国道382号で比田勝へ戻ります。

比田勝にもフェリー乗り場があります。
(厳原港の方が便数は多いです)

本日のお宿へチェックインします。
比田勝港近くにある、梅屋ホテルへ。


家族経営のアットホームなお宿。
かなり年季の入った感じがします。
館内は昔ながらのビジネスホテル臭に満ちてます。


お部屋はこんな感じ。
おしゃれさは皆無ですが、清潔にされてます。
なにより気が楽で落ち着きます。

昔ながらのユニットバスです。

壁掛けタイプのドライヤーがレトロ感漂ってます。
灰皿の存在感が凄い。

2つのポットにはお湯と氷がパンパンに入った冷水が用意されてます。
浴衣も用意されてました。


比田勝の中心地にあり、なにかと便利なホテルです。
駐車場にも困りません。
パンのポエム
梅屋ホテルの周辺を歩いて散策してみます。
中心地のはずですが、閑散としてます。

すぐ近くにバリュータケスエがあります。
上対馬エリアのスーパーですね。
南はサイキ、北はタケスエという棲み分けがされてるみたいです。

タケスエの隣にあるパン屋さんへ。
パンのポエム。

惣菜パンが沢山並んでます。
優しいおばあちゃんが店番をされてました。
ハングル文字が多いな…

適当に2つ買いました。
明日の朝食にいただきます。

韓国展望所
まだ時間があったので、先ほどスルーしていた所へ向かいます。
韓国展望所。
豊砲台跡のお隣ぐらいにあります。


異国感漂う建物があります。

新しくモダンな内装。
日韓交流の紹介映像が流れていたのですが、
韓国語でよく分かりませんでした。


入って5分後くらいに、
「ここ、17時までなんです」と管理人のおっちゃんに締め出されました。
韓国は…やっぱりここからも見えませんでしたね。

嵐で殉職した朝鮮訳官使の慰霊碑が置かれていました。
江戸時代の鎖国体制の下でも、
唯一正式に国交が許されていた相手が朝鮮だったみたいです。


バリュースタジアムタケスエ
帰り道にスーパーに寄って帰ります。
バリュースタジアムタケスエ。
比田勝店よりも遥かに大きな店舗です。

隣にはローカル感溢れるホームセンターと、
なぜかゴーゴーカレーの店舗があります。


お惣菜コーナーも充実してます。
今晩は適当にお弁当を買って帰ります。

地元のお豆腐っぽい、阿比留豆腐が気になりました。
でも一人で食べるにはでかすぎるかな…

上対馬温泉渚の湯
近くに温泉があるみたいなので、車で行ってみる事にします。

途中で寄った三宇田浜海水浴場。
爆風砂嵐状態で、目も開けられなかったです。
北斗の拳の砂漠みたいになってました。


ビッグウェーブが来てます。

とても綺麗なビーチでした。
キャンプ場もあるようで、天気が良ければここで泊まるのもアリだと思います。

三宇田浜のすぐ隣にあるのが、上対馬温泉渚の湯。

かなり広い館内です。
島内・島外・海外とそれぞれ券売機のボタンが分かれてます。
割引があるのか…と思ったら全部同じ料金でした。


泉質は無色無臭、美人の湯系ツルツル温泉でした。
残念ながら露天風呂は使用出来ず。
サウナが良い感じでした。
打たせ湯の勢いが肩もげるレベルで強かった…

他の入浴客は全員韓国人の方でした。
対馬で初めて会った韓国人が全裸だったっていう…

隣が東横INNになってます。
一応バス停もありますが、一日4本しか来ないっぽいです。


タケスエの唐揚げ弁当
日が沈む頃に梅屋ホテルに帰還。

この旅で初めてテレビを観ました。
地上波のチャンネルは本土と同じように全部観れました。
(普通過ぎておもんない)
もっと地方の放送が観たかったですね…

タケスエの人気ナンバー1らしい唐揚げ弁当。
1Fのレンジで温めて頂きます。
極めて普通な唐揚げ弁当でした。

今日だけで一体何回「爆風」というワードを使ったんだろう…
どこに行っても強風に打ちのめされた一日となりました。
でもなんやかんや見て回れたから満足です。
明日はのんびり対馬の残りを散策してから、
夕方の飛行機に乗って帰る予定、だったのですが…
この強風は明日も続くようで、飛行機も欠便になるっぽいです。

どうしよう…
対馬にもう1日滞在するか…?
台風も迫ってるし、1日経ったら天気が良くなる保証も無い…
そもそもレンタカーは延長出来るんだろうか…?
と、色々悩みながら調べる時間が続きました。

一応次回で帰宅します。
それでは〜



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