どうも、最近毎日家でコーヒーをガブガブ飲んでるヒロマスです。
今日は、そんな僕のコーヒータイムに革命を起こしてくれた電子ケトルを紹介します。
山善の電子ケトル EGL-C1280です。
旧モデルもレビュー評価がやたら高いんですが、
これは2020年の春に発売された、1200Wのハイパワーモデルです。
まだ購入してから1ヶ月くらいですが、もうなんていうか、めっちゃ良い。
快適過ぎて、コーヒーを淹れる時間が楽しくて仕方ありません。
だからつい多めに飲んじゃう。
家でコーヒー飲んでる人は絶対使うべき。
本当にオススメです。
今までの僕のコーヒー
今までの僕は、
テキトーに買ってきたコーヒー豆を、
テキトーにミルで挽いて、
テキトーにティファールで沸かしたお湯をじゃーっと注いでました。
で、ズズッとすすった後に
「うーん、やっぱりブルーマウンテンは違うね、高いだけあるわ」とか呟いてました。
(ダバダ〜の曲が脳内再生される)
あの頃の自分に会えるのであれば、
ひとしきり顔面を平手打ちした上で胸ぐらを掴みこう言いたい。
「お前は今までどれだけ勿体ない飲み方をしていたんだ!」と。
コーヒーはお湯の温度で味が変わる
一般的に、コーヒーを注ぐ理想の温度は、
80℃〜95℃ と言われています。
結構温度の幅が広いですが、
- お湯の温度が 高い → 抽出が早く、苦味が出やすい
- お湯の温度が 低い → 抽出が遅く、酸味が出やすい
といった具合ですので、
使うコーヒー豆の適性に合わせて温度を変え、
苦味や酸味を調整する事によって、
自分好みの最適な味に辿りつける
というわけです。
そして、沸騰した100℃のお湯は抽出スピードも早すぎる為、
雑味まで抽出されてしまう、と言われてます。
「そんな事知ってるよアホか」という声が聞こえてきそうですが…。
問題はどうやって80℃〜95℃に調整するかですよね。
沸騰後、お湯に温度計を突っ込んで冷めるまで放置…でも良いのですが、
それはそれで面倒くさい。
一番メジャーなやり方が、
「沸騰直後のお湯を、細口のドリップポッドに移し替える」
という方法かと思います。
お湯を移し替える過程で、だいたい90℃くらいにまで温度が下がる、という寸法ですね。
ただこのやり方だと、だいたいの温度しか分からないですし、
湯沸かし器とは別にドリップポッドを準備する必要があり、それもまた面倒くさい。
注ぎ方でも味が変わる
注ぎ方の基本は、なんといっても「細く、ゆっくり注ぐ」です。
ドバっとお湯を注いでしまうと、またここで一気に雑味が抽出されちゃいます。
土手を崩さないように、豆の中心を狙ってそっと注ぐのがポイント。
よくあるティファールタイプの口から注ぐと、
どうしてもお湯が落ちる位置が高くなってしまい、
ボチャボチャ〜という感じになっちゃいます。
その点、細口のドリップポッドはそっと注ぎやすいですが、
準備するのが面倒くさい(またかよ)
山善の電子ケトルは温度設定と注ぎやすさが最高
このケトルの最高な点は、
コーヒーを淹れる上で特に重要な2つのポイントが簡単に出来ちゃうところ。
- 好みの温度に設定して沸かす
- そのまま細くゆっくり注ぐ
この操作がスマートに出来ちゃうだけでもう最高。
余計なストレスが減ります。
1ヶ月使ってみて良かった点
細かい温度調節が出来る
60℃〜100℃の間で、1℃単位で調整が出来ます。
1℃刻みが面倒な時は、5℃刻みでも設定可能。
以前設定した温度は記憶しておいてくれるので、
前は85℃で沸かしたな〜って時はボタン一つでまた85℃で沸かしてくれます。
細く、ゆっくり注げる
注ぎ口も太すぎず、細すぎず、めっちゃ綺麗に注げます。
極細に注いでも、下に伝い漏れるような事も無く、最高に注ぎやすい。
ドリップポッドはいらなくなります。
保温が出来る
沸いたらすぐ使うので、あまり使用する機会は無いのですが、
保温ボタンを押せば、ずっと温度をキープしてくれます。
保温ボタンを押さなくても、ずっと温度表示はし続けてくれるので、
徐々に温度が下がっていく様子も分かります。これもありがたい。
かっこいい
ブラックのモデルを購入しましたが、全体的に金属ボディなので高級感もあり、
かなり格好良いです。
黒一色だった旧モデルから、ブロンズのラインが入りました。
これは賛否両論ありそうですが、個人的には上品で全然アリだと思います。
また、旧モデルと比較して、ベースプレートの厚みが薄くなり、
更にスタイリッシュになりました。
タッチボタンも日本語表記がなくなり、
アイコンのみの表示になったので、よりシンプルデザインになったのも◎です。
安い
以前まで使っていたティファールと、
似たデザインでよく比較されているバルミューダとの価格比較はこんな感じです。
T-Fal ジャスティンプラス | 山善 EGL-C1280 | BALMUDA The Pot K02A-BK |
---|---|---|
3,680円 | 7,980円 | 16,980円 |
ティファールと比べたら高いんですが、
毎日使うもので、そんなに頻繁に買い換えるものでもなく、
それでこの機能性や見た目を考えると、めっちゃコスパが高いと思います。
バルミューダのやつも格好良いんですが、
かなり値段の差が大きい事が分かります。
で、あっちは温度調節が出来ません。
1ヶ月使ってみてイマイチな点
良かった点と比べれば些細な事ばかりで、
そこまで大した問題では無いのですが、気になった点はこんな感じです。
蓋が開けづらい
一番はこれです。
蓋を固定するツメが出すぎているせいか結構固くて、
「う〜ん…メリメリ…パッカーン」って感じで開きます。
あんまりスマートじゃないですね。
これはフタのツメをちょっと押し戻して加工すれば改善出来そうですが…。
お湯が湧いた後に、量が足りなかったから継ぎ足して沸かし直す、
みたいな時はめっちゃ危ないです。
蓋は独立して取れるんじゃなくて、
ティファールみたいに、
本体につきっぱなしのデザインには出来ないんだろうか…。
本体めっちゃ熱い(火傷しそう)
お湯が沸くと、本体と上蓋の金属部分がめっちゃ熱くなります。
本体のほとんどが金属部分なので、全体的に熱いです。
ちゃんとハンドルを掴めば問題無いのですが、
うっかり本体を触ると火傷しそうで怖いです。
蓋を取る時などは怖いですね。
内側の目盛りが見づらい
容量は800mlが最大で、「ここまでで満水」という目盛りが内側に刻まれているのですが、
その目盛りがハンドル側に刻まれています。
だいたい水を入れる時って、ハンドルを持って入れるじゃないですか。
そうすると中をちょっと覗き込む必要があるので、見辛いといえば見辛いです。
使っていくうちに「だいたいこのへん」っていう量が分かってくるので、大した問題では無いのですが。
ピーピーうるさい
最近の湯沸かし器って、こんなに電子音が鳴るものなんでしょうか…。
お湯が沸く「ゴォォォ…」っていう音以外にも、
こいつはボタン操作する度に「ピッ」という電子音が鳴ります。
お湯が湧いた後も「ピッ」と電子音がお知らせしてくれます。優しい!
別に気にしなければ良い話なんですが、
細かく温度設定する時はちょっと耳障りで、その音いらねーってなります。
結論:もっと早く買うべきだった
長年T-falのジャスティン プラスを使ってましたが、
もっと早く買っておくべきだった…。
(あれはあれでカップラーメンとかは楽だったけど)
お湯が沸くスピードは体感的にティファールと大差ありません。
どちらもすぐに沸いてくれます。
同じコーヒー豆を挽いて飲むなら、
美味しく淹れたいじゃないですか。
でも美味しく飲むには、温度調整や注ぎ方等、
色々と気にかける工程も多く、
「あーもう面倒くせー、別にいいや」(ジャー…)と気にせず注いじゃう時もあったりします。
僕は最近まで、ほぼこれでした。
この電子ケトルは、そんな複雑な工程を簡略化して、
ちょっとしたストレスから開放してくれます。
そんなわけで、僕みたいな面倒くさがりさんにも超オススメです。
もちろんコーヒーだけじゃなく、お茶も淹れやすいです。
70℃に設定して、急須温めて淹れる、みたいなのも簡単です。
おし、もう一杯コーヒー淹れてこよう。
ではまた〜
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