どうも、ヒロマスです。
日本一周に向けバイクが必要という事で、
冬眠してホコリをカブっていたMyバイクを引っ張り出してきました。
予想通りバッテリーが上がっていたので交換し、
空気も減っているだろうなーと思ってタイヤを確認してみたのですが…
…なんかめっちゃ段減りしてるぅー!?
これまで全く気にしていなかったのですが、
これから日本一周の長距離走行をするには不安しか無かった為、
この際、タイヤを交換したいと思います。
僕のバイクはKLX250というオフロードバイクです。
オフ車が日本一周するにあたり、最適なタイヤは何か、
オフ車歴18年ぐらいの僕が勝手に決めちゃいたいと思います。
一般的なタイヤ交換時期
一般的にバイクのタイヤ寿命の目安は、
- 3〜5年(メーカーによって多少異なる)
- 走行10,000〜20,000kmぐらい(スリップサインが出るまで)
だそうです。(メーカーがそういう風に言ってます)
年数はゴムの経年劣化やひび割れ等の目安ですね。
スリップサインの目安は空気圧であったり、
乗る場所、乗り方によっての差と、
選ぶタイヤによっての差がめっちゃ激しいので、
オフ車の場合は全く目安になりません。
実際の所、僕が使ってきたタイヤはどれも10,000kmも保ちませんでした。
タイヤにもよりますが、長くても5,000kmぐらいで交換時期に来るんじゃないかな、という体感です。
トレールタイヤと競技タイヤ
オフ車の場合、タイヤは大きく【トレールタイヤ】と【競技用タイヤ】の2種類に分かれます。
公道を走る事が前提のトレールタイヤと、
競技用としてゴリゴリの悪路を走るモトクロスタイヤや
エンデューロ・トライアルタイヤは全く別物です。
競技用の場合はブロックの角が削れてきたら、
土を噛んでくれないというか、乗っていても楽しく無くなります。
で、そもそも公道が走れません。
僕は昔ミシュランのAC10というタイヤを履いて
四国一周ツーリングに行ったことがあります。
一応公道走行可でありながら、
ブロックパターンが当時一番モトクロスタイヤっぽかったのですが、
公道での振動、乗り心地は極悪でした。
タイヤを信用出来ない状態で長時間走るツーリングはめっちゃ疲れました。
雨で濡れた鉄板の上とか走っちゃうと生きた心地がしない
タイヤ歴を振り返る
僕のKLXのタイヤ歴はこんな感じです。
- ダンロップ D605 (ノーマルタイヤ)
- ダンロップ D603 (もうちょっと林道を楽しく走りたいな〜)
- ピレリ MT21 (レースに出てみるか!)
- ミシュラン クロスAC10 (モトクロスコースを楽しみたい!)
- ダンロップ D907 (全盛期のモトクロスタイヤ)
- ダンロップ D605 (通っていたコースが閉鎖になり、初心に返る)
- ブリジストン TW302 (オフロードを走る事が無くなる)
- IRC GP110 (今これ。通勤タイヤ)
1〜5までの間はどんどんオフロード・競技寄りのタイヤになっている事が分かります。
「オフ車でロードタイヤみたいな軟派なもんは履くな!」
「タイヤは尖ってなんぼだろ!?」
…みたいな事を考えてる時期がありましたが、
最近はトレールタイヤしか履いてません。
バイクに乗る頻度も極端に減りました。
ちなみに今履いているIRCのGP110は、
交換したのが2015年でした。
7年も経っとるやん…
早急に変えようと思います。
日本一周の距離
あんまり調べて無かったんですが、
日本一周の距離はだいたい10,000km越えるようです。
沿岸部を走るとおよそ12,000kmになるらしい…。
え、それ5,000kmしか保たないタイヤで走ったら無理じゃない?
途中でタイヤ交換はめんどくさすぎない?
・・・
というわけで日本一周には、
公道での乗り心地を重視し、なおかつ
頑張って12,000km走ってくれるタイヤで行く事にします。
今までのタイヤ歴全く役に立ってない
いっそホイール経を小さくしてモタード化しちゃう事も一瞬考えたのですが、
更に費用がかさみそうなのでやめときます。
日本一周でオフロードを走るか
どうなるかは分かりませんが、
日本一周中は一人で走るわけで、あまり無茶は出来ません。
そして多分道中の9割5部以上がアスファルトの上だと思います。
荷物満載状態では、悪路も楽しめない事が予想出来ます。
オフロードを走ったとしても、せいぜいキャンプ場までの未舗装路や、
路面の締まった農道っぽい道、フラットダートぐらいだと思います。
これはオンロードのタイヤでも全く問題無し、だと思います。
テクニックでカバーしてやんよ!
タイヤの候補
12,000kmは耐えてくれるタイヤを目標に、
かなりオンロード寄りなパターンのタイヤを選定する事になっちゃいました。
KLXとかXR、CRFとかの一般的な250ccオフ車のタイヤサイズ(後ろ18インチ、前21インチ)
で探すと、行き着く候補はこれらになるかと思います。
ダンロップ D604
言わずも知れたトレールタイヤの基本とも言えるド定番。
ダンロップは昔からトレールタイヤは3種類で、
- D603・・・オフ寄り
- D604・・・オン寄り
- D605・・・その間
と、めちゃくちゃ分かりやすいです。
とりあえず履いとけば安心なやつです。
今回はその中でもオンロードに特化したD604をチョイス。
ブリジストン BW201/202
原付バイクとかと似たようなタイヤパターンで、
もう完全に俺はオンしか走らねー、と割り切っちゃったやつ。
その分、タイヤの寿命は長いみたいで、20,000kmもちました、みたいなレビューもちらほら見ます。
恐らく耐久性だけで見れば、この中でナンバーワン。
IRC GP210
井上ゴム工業は、割と硬派な二輪タイヤメーカーのイメージで、個人的に好きです。
今履いてるGP110は、もう少しオフ寄りのタイヤですが、
オンロードを走っていてもグリップ感があり調子が良かったです。
他のメーカーよりも若干リーズナブル。
ミシュラン ANAKEE ADVENTURE
おフランスのミシュランからは、アドベンチャーバイク用のこのタイヤ。
以前まではD604と似たようなパターンのSIRACが有名だったと思うんですが…。
廃盤になっちゃったみたいです。
ピレリ Scorpion MT90 A/T
ピレリはラリーのイメージというか、オシャンで格好良いイメージがありますね。
こいつはV字のパターンが特徴的です。
どのへんがスコーピオンなのかは分かりませんが、厨ニっぽくて好き。
今回挙げたものは、どのタイヤも12,000kmは走れていそうなインプレを見ました。
後は値段と性能とのバランスを見つつ、決める事になります。
ぶっちゃけラインナップは各社15年前と変わらない
今回選んだタイヤ
候補を並べてみた結果…
うーん…
・・・
どれも一緒じゃね?
いや、パターンとか細かい違いはあるけど、
ブロックタイヤからロードタイヤに変わる違いに比べたら、
ロードタイヤ同士の違いってごく僅かな差に思えちゃいました。
深く考えても仕方無い気がしてきた。
好きなメーカーのやつを買おう
という身も蓋もない結論です。
僕はIRCのGP210に決めました。
ワンテンからツーテンへ進化します。
当日出荷も出来るみたいだし、国産メーカーが良いわ。
余裕があれば自分で交換しよう
バイク屋さんでタイヤ交換すると、工賃は6,000円前後が目安。
お店で購入せず、持ち込みの場合は更に値段も上がるそうです。
タイヤは消耗品なので、長く乗っていると交換の回数もそれだけ多くなります。
チューブレスのタイヤはちょっと大変ですが、
オフ車のタイヤ交換は、コツさえつかめば素人でも簡単に出来ます。
やった事が無い人も、タイヤレバーを買ってチャレンジしてみる事をオススメします。
乗るだけじゃなく、メンテナンスもバイクの楽しみ方の一つだと思いますし。
あとタイヤを交換する時は、
チューブとリムバンドも一緒に変えといた方が良いです。
チューブも経年劣化が進んでいるので、
タイヤ交換後によく分からない箇所がパンクしたりします。
というわけで僕もポチりました。
出発までの道のりは遠いな…。
以上です。よろしくどうぞ。
コメント
コメント一覧 (3件)
おっ タイヤ交換できるんや
おっちゃんは 16歳のときに買ったタイヤレバーまだ有るし
我がオフ車遍歴
カワサキ125TR ヤマハDT250
レーサー ホンダCR 250R 2台
ヤマハXT250T カワサキDトラ250
ホンダCRF250R ヤマハWR400F
実際10年前まで クラブ坂下でエンデューロとか出てたし
もう一つ
4輪の国内A級ライセンス 持ってるし
鈴鹿 走ってたし
このおっさん ただものではない
阪下走られてたんですね〜。
僕も阪下のハッピーファンエンデューロとかに昔出てました。
生駒や下市のコースでも走ってましたね。下手くそでしたが。
オフ車遍歴凄まじいですね…。
憧れバイクばっかりです。羨ましい!
富田林にある プラザ坂下ですね
http://i-dream2.com/sakasita/