北海道旅の最終日。
白老周辺を散策した後は、千歳空港からのんびりと帰りました。
あっという間の6日間でした…
本日のルート
登別(JR)→白老(JR)→新千歳空港(Peach)→関空。
白老では結構歩きました。
登別から白老へ
6時前起床。
寝苦しくて何度も起きました。
朝食は外国人仕様なのか、シリアルです。
さっと頂いて皿を洗い、宿を出発。
登別駅のそばには、真新しい建物の観光案内所ヌプㇽがあります…が、まだオープン前の時間でした。
ポケモンのマンホールだけ写真をとって駅に入ります。
このあたりは基本的にICカードは使えないっぽいですね。
切符を購入して白老駅を目指します。
4駅ほど進んで白老駅に到着。
「しらおい」と読みます。
ウポポイ
白老駅の周辺はのどかな景色が広がっています。
SLポロト号の展示を通り過ぎて到着。
アイヌ文化の博物館、ウポポイです。
二年前から気になってはいたのですが、行けなかったんですよね。
ちなみにウポポイとは、アイヌ語で「(大勢で)歌うこと」を意味するみたいです。
ちょうどオープン時間の9時にやってきました。
入場料は1200円。
「先に体験ホールの整理券を取った方が良いですよ」と係員さんに言われます。
だいたい1時間おきに開演されているみたい。
よくわからないまま整理券を頂きました。
かなり広い敷地内で、歩くだけで気持ち良いです。
開演までの間に民族博物館へ。
どの建物も真新しく、綺麗に管理されています。
入ってすぐに100円リターン式のロッカーがありました。
ありがたい…リュックをぶち込みます。
そして入ってすぐのシアターで20分程のムービーを視聴します。
アイヌの歴史や文化について分かりやすく説明してくれるので、
これを観るだけでかなり分かった気になります。
視聴後は2階に上がって展示室へ。
ここからの眺めも気持ち良いです。
展示室は結構広いです。
「ことば」、「世界」、「くらし」、「歴史」、「しごと」、「交流」の6つのテーマに分かれて展示されています。
スクリーンやタッチパネルなど、ハイテクでイマドキな雰囲気漂う博物館。
木を削って作られたイナウ。
カムイへの祈りを捧げる際に使われる祭具のようです。
キャンプではこれぐらいのフェザースティックを作ってみたい…
衣服や彫刻の数々。
マキリ(小刀)はどれも格好良かったです。
臭くないのか心配になる、鮭の皮製の靴。
アザラシの皮がソールに貼られたスキー板。
仕掛け弓や行者にんにくなど。
ゴールデンカムイのまんまな感じでした。
天からカムイ(神)が形を変えて(動物として)降りてきて…
これをアイヌ(人間)が恵みとして受け取り…
感謝してラマッ(霊魂)を送り返す事で、またカムイが降りてくる…
といった循環型というか、輪廻転生的な思想も解説されてます。
全てじっくり見ようとすると、時間がかかります…
気づけば舞踊の開演間近だったため、慌てて体験交流ホールへ。
かなり広く綺麗なホールです。
様々なアイヌの舞踊を見せて頂きました。
残念ながら舞踊の様子は撮影禁止。
ムックリ(口琴)の演奏は人によって全然音が違いました。
舞踊終了後は、ポロト湖沿いを歩いてみます。
敷地内はバスも走っているようでした。
一番奥は、チセ(家屋)が再現されたエリアになっています。
なんか居る…と思ったら、ウポポイPRキャラクターのトゥレっポんでした。
ご丁寧に名刺をくれました。
オオウバユリの女の子らしいです。
その他にも体験型の施設が多数あるので、ファミリー向けの場所かと思いました。
個人的にアイヌ文化が面白いと感じる所は、
キャンプっぽい要素が強いというか、
アウトドアでのシチュエーションが想像しやすい点なんですよね。
厳しい寒さの北海道での暮らしや工夫、狩猟や食文化などが特に興味深く楽しめました。
ななかまど
来た道を戻って白老駅へ。
新しく綺麗な駅舎です。
昼食を求めてたどり着いたのが、ベーカリーショップななかまど。
綺麗なパン屋さんで、コーヒー豆も焙煎されているようです。
コーヒーは200g単位での販売で、お値段も比較的リーズナブルでした。
イートインのスペースは無いらしく、テイクアウトで。
一番人気のクロシューと白老和牛バーガー。
適当に白老駅の木陰で座って頂きます。
和牛バーガーはボリュームがあり、ジューシー。
バンズのこだわりも感じます。
クロワッサンの中にクリームが詰められたクロシュー。
店員さんに言うと出来立てを用意してくれます。
これも美味い。
白老駅まで来たら、また是非立ち寄りたいパン屋さんです。
白老→新千歳空港
そろそろ空港に向かいます。
白老駅は特急も停まる駅ではあるのですが、電車の本数は少ないです。
30分程待って、やっとホームに入場します。
Potatoから乗車。
1時間程で新千歳空港に到着。
お盆の日曜日だからか、かなり混雑してます。
ここで東京から北海道旅行に来た、姉ファミリーと合流します。
奇跡的にどちらも同じタイミングで千歳に到着しました。
空港の喫茶店でコーヒーをご馳走になってしまいました。
姪っ子とわくわくスカイパークを散策。
特に会う時間は決めておらず「もし現地で会えたらよろしくねー」ぐらいのノリだったのですが、
上手いこと空港で会えて嬉しかったです。
短い時間でしたが、お世話になりました。
姉ファミリーは、今日から札幌を中心に旅するそうです。
ええな…旅が終わりかけの僕とは、目の輝きが違いました。
えびそば一幻
姉一家と別れた後は、まっすぐラーメン道場へ。
北海道の有名ラーメン店がひしめく所です。
初日の札幌で信玄とどっちに行くか迷った、えびそば一幻に並びます。
並んでいる人数は多かったですが、回転率がめっちゃ早いので、割とすぐに着席できます。
えびしおを注文。
濃厚な海老の香りと旨味。
そこまでこってりはしておらず、万人受けするというか、誰でも食べやすいラーメンでした。
もう一軒食べるか迷いましたが、満腹だった為断念。
北海道のラーメンは、ラーメン道場のお店をはしごするだけで満足出来るかも…
結局今回の旅で北海道ラーメンは4軒食べることが出来ました。
信玄、天金、青葉、一幻ですね。
どこも名店な気がしますが、個人的には青葉か天金が好みの味でした。
台風をかわして帰宅
7kgに収まる範囲でお土産を買い、飛行機に乗り込みます。
帰りたくない…
台風が東北地方に迫っているタイミングで、仙台行きの便は欠航していました。
しかし関空行きは特に揺れることもなく、予定よりも30分早く到着。
やっぱり大阪はあっついわ…とブツクサ言いながら終電で家に帰りました。
足に水膨れが出来てました。
毎日よく歩いた旅だったのですが、一番こたえたのが母恋→地球岬への道でした…
ケツ筋、膝、アキレス腱など、普段使っていない筋肉へのダメージが蓄積されてガタガタです。
今回は日本一周時に行けなかった所を中心にまわる旅となりましたが、
時間の流れが早く、あっという間の6日間でした。
それだけ充実していたのだと思います。
時折バイクや車が羨ましくなる瞬間もありましたが、
電車とバスの旅も悪くはないな…と感じてます。
身軽ですし、何よりも後先考えず飲酒出来るのが最高。
あまり固執する事なく、色々な旅のスタイルを経験していきたいですね。
また今回かかった費用などは別記事にまとめます。
よろしくどうぞ!
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