【2024夏旅】6日目 北海道【登別、白老、千歳】

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北海道旅の最終日。
白老周辺を散策した後は、千歳空港からのんびりと帰りました。
あっという間の6日間でした…

目次

本日のルート

登別(JR)→白老(JR)→新千歳空港(Peach)→関空。
白老では結構歩きました。

登別から白老へ

6時前起床。
寝苦しくて何度も起きました。
朝食は外国人仕様なのか、シリアルです。
さっと頂いて皿を洗い、宿を出発。


登別駅のそばには、真新しい建物の観光案内所ヌプㇽがあります…が、まだオープン前の時間でした。
ポケモンのマンホールだけ写真をとって駅に入ります。


このあたりは基本的にICカードは使えないっぽいですね。
切符を購入して白老駅を目指します。


4駅ほど進んで白老駅に到着。
「しらおい」と読みます。

ウポポイ

白老駅の周辺はのどかな景色が広がっています。


SLポロト号の展示を通り過ぎて到着。
アイヌ文化の博物館、ウポポイです。
二年前から気になってはいたのですが、行けなかったんですよね。
ちなみにウポポイとは、アイヌ語で「(大勢で)歌うこと」を意味するみたいです。


ちょうどオープン時間の9時にやってきました。
入場料は1200円。


「先に体験ホールの整理券を取った方が良いですよ」と係員さんに言われます。
だいたい1時間おきに開演されているみたい。


よくわからないまま整理券を頂きました。


かなり広い敷地内で、歩くだけで気持ち良いです。
開演までの間に民族博物館へ。
どの建物も真新しく、綺麗に管理されています。


入ってすぐに100円リターン式のロッカーがありました。
ありがたい…リュックをぶち込みます。


そして入ってすぐのシアターで20分程のムービーを視聴します。
アイヌの歴史や文化について分かりやすく説明してくれるので、
これを観るだけでかなり分かった気になります。

視聴後は2階に上がって展示室へ。
ここからの眺めも気持ち良いです。


展示室は結構広いです。
「ことば」、「世界」、「くらし」、「歴史」、「しごと」、「交流」の6つのテーマに分かれて展示されています。
スクリーンやタッチパネルなど、ハイテクでイマドキな雰囲気漂う博物館。


木を削って作られたイナウ。
カムイへの祈りを捧げる際に使われる祭具のようです。
キャンプではこれぐらいのフェザースティックを作ってみたい…


衣服や彫刻の数々。
マキリ(小刀)はどれも格好良かったです。


臭くないのか心配になる、鮭の皮製の靴。
アザラシの皮がソールに貼られたスキー板。


仕掛け弓や行者にんにくなど。
ゴールデンカムイのまんまな感じでした。


天からカムイ(神)が形を変えて(動物として)降りてきて…
これをアイヌ(人間)が恵みとして受け取り…
感謝してラマッ(霊魂)を送り返す事で、またカムイが降りてくる…
といった循環型というか、輪廻転生的な思想も解説されてます。


全てじっくり見ようとすると、時間がかかります…
気づけば舞踊の開演間近だったため、慌てて体験交流ホールへ。


かなり広く綺麗なホールです。


様々なアイヌの舞踊を見せて頂きました。
残念ながら舞踊の様子は撮影禁止。
ムックリ(口琴)の演奏は人によって全然音が違いました。


舞踊終了後は、ポロト湖沿いを歩いてみます。
敷地内はバスも走っているようでした。


一番奥は、チセ(家屋)が再現されたエリアになっています。
なんか居る…と思ったら、ウポポイPRキャラクターのトゥレっポんでした。


ご丁寧に名刺をくれました。
オオウバユリの女の子らしいです。


その他にも体験型の施設が多数あるので、ファミリー向けの場所かと思いました。

個人的にアイヌ文化が面白いと感じる所は、
キャンプっぽい要素が強いというか、
アウトドアでのシチュエーションが想像しやすい点なんですよね。
厳しい寒さの北海道での暮らしや工夫、狩猟や食文化などが特に興味深く楽しめました。

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